八番相撲 八番相撲の概要

八番相撲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/21 17:13 UTC 版)


  1. ^ a b c 4番相撲以降は、1番相撲から連勝もしくは連敗した力士同士の割が優先的に組まれる傾向がある。
  2. ^ 6戦全勝同士及び6戦全敗(当場所未勝利)同士の割は、原則として13日目に組まれる。
  3. ^ 具体例として、2015年11月場所に序ノ口最下位(西24枚目)に在位した服部桜は、5日目にも6日目にも3番相撲の割が組まれず、7日目に(3番相撲を終えた力士と)3番相撲の割が、中日に4番相撲の割が、それぞれ組まれた。
  4. ^ 例えば、2勝5敗からの八番相撲の場合、勝って3勝5敗となった場合は「勝ち得」として「負け越し2点」、つまり2勝5敗と3勝4敗の中間の評価として番付編成されるのに対し、負けて2勝6敗となった場合は「負け得」としてこの黒星は番付編成上無視され、2勝5敗の「負け越し3点」扱いで編成される。
  5. ^ 例えば、直近の例では、2024年3月場所で、13日目終了時点で出場者が奇数となった為、13日目に7番相撲を終えて2勝5敗だった序ノ口の森麗に八番相撲が組まれ、勝って3勝5敗となった。さらに大関貴景勝が14日目から休場し、千秋楽の出場者が奇数となった為、13日目に7番取り終えて2勝5敗だった幕下の天照鵬に八番相撲が組まれ、天照鵬が北磻磨に勝利し、勝ち得で3勝5敗となった。
  6. ^ 4度とも、七番相撲及び八番相撲の対戦相手は、番付外陥落回避のために13日目以降から出場した力士である。
  7. ^ 燁司は不戦敗により、十両以上で9例目となる15戦全敗の成績で現役最後の場所を終えた。
  8. ^ 1999年1月場所の番付は、西幕下4枚目で2勝5敗だった玉力道の東幕下17枚目(12枚半降下)に対し、豊桜は西幕下11枚目(10枚降下)と、豊桜の方が下がり幅が少なかった。仮に豊桜の6日目までの休場が黒星と同等に扱われた場合、当場所の豊桜は「負け越し4点」として評価され、玉力道より下がり幅が多くなるはずである。
  9. ^ 序ノ口では番付外への陥落を回避する力士が13日目から途中出場する傾向があるため、同様に「1休」が取り消されるケースは幕下上位ほど珍しくはない。直近の例としては、当時序ノ口に在位していた北薩摩(千賀ノ浦部屋)は、2015年11月場所で初日から休場して13日目から途中出場したが、13日目・14日目と割が組まれ1勝1敗。公式記録上は「1勝1敗5休」とされ、翌2016年1月場所の番付では前場所に序ノ口に在位して1勝6敗だった力士と同等に扱われた。さらに2018年5月場所でも、初日から12日まで休場していて13日目から途中出場し、同日終了時点で1勝6休となっていたが、13日目終了時点で出場者が奇数となった為、14日目に13日目以降の3日間で2番目となる割(前述のようにこれは八番相撲とは扱われない)が組まれ、それにも勝利し公式記録としては2勝5休(2勝5敗相当)となった。なおこの場所では十両朝弁慶が休場により14日目を不戦敗になり、千秋楽に割から外された為、幕下の天風に八番相撲が組まれたため、幕下上位の八番相撲と、終盤3日間で2番組まれて「1休」が取り消された序ノ口の割が、同じ場所で各1番発生した
  10. ^ この場所では13日目終了時点で出場者が奇数となった為、13日目で7番取り終えて1勝6敗だった大志龍に八番相撲が組まれ、敗れて1勝7敗(番付編成上1勝6敗扱い)となっており、結果的に幕下上位と序ノ口で各1名の力士が八番相撲を取った。また1番分の休場を含む幕下上位力士に八番相撲として13日目以降の3日間で2番目となる割が組まれたのは史上初だった。
  11. ^ 結果は若荒雄が勝ち、番付編成上5勝3敗(勝ち越し2点)として評価され、翌2008年11月場所では西十両7枚目に昇進した。
  12. ^ これは、十両平戸海が14日目の取組で負傷、千秋楽取組編成会議前に休場届を提出して「不戦敗なしの休場」となったため、千秋楽の関取の取組に出場する力士(十両力士と対戦する幕下力士含む)が1人減って奇数となった為、東幕下2枚目で2勝5敗だった對馬洋に八番相撲が組まれて十両の旭大星に勝利し3勝5敗となった。
  13. ^ 2013年7月場所で栃飛龍に勝利、2014年7月場所で希善龍に敗戦。
  14. ^ 前述した中園時代の2021年1月場所で常幸龍に勝利、島津海に改名後の同年7月場所で荒篤山に敗戦。


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