人質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 22:15 UTC 版)
人質(ひとじち)は、交渉を有利にするために、人の身柄を拘束することや、拘束された人の事である。現代社会において、具体的には強盗犯もしくは立てこもり犯に監禁された人、または身代金などの目的で拉致・誘拐された人を指す。近世以前の日本では借金の担保として人身を質入れすることや、誓約の保証として妻子や親族などを相手方にとどめておくこと、またその対象も人質と呼ばれた[1][2](債務担保としての人質の節参照)。
- ^ この記述にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Hostage". Encyclopædia Britannica (英語). Vol. 13 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 801–802.
- ^ 人質. コトバンクより。
- ^ a b c 山尾(2003)
- ^ a b 堀(1998)
- ^ 『室町は今日もハードボイルド 日本中世のアナーキーな世界』、清水克行、2021年6月発行、新潮社、P151
- ^ “家康の誕生|徳川家康ー将軍家蔵書からみるその生涯ー|国立公文書館”. www.archives.go.jp. 2023年10月31日閲覧。
- ^ 渡辺和行 1994, pp. 190–191.
- ^ 富田与 2005, pp. 149.
- ^ 富田与 2005, pp. 151–152.
- ^ 中田薫『徳川時代の文学に見えたる私法』岩波書店、1984年、27-32頁。ISBN 9784003316313。
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