ヤットデタマン スタッフ

ヤットデタマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/21 07:10 UTC 版)

スタッフ

主要な顔ぶれは前作までとほぼ同様であるが、本作品の後半よりサブキャラクターデザイナーとして、当時笹川ひろし事務所に所属していた上北実那と上北希沙が新たに参加、以降のシリーズ作品(リメイクも含む)においても引き続き名を連ねるようになった。

主題歌・挿入歌

山本は主題歌の作詞、作曲を担当したものの、シリーズで初めて主題歌の歌唱は担当しなかった。

オープニングテーマ - 「ヤットデタマンの歌」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 乾裕樹 / 歌 - トッシュ
OP映像は一貫して変わらなかったが、これはシリーズ初。トッシュは山本からの声掛けにより結成された5人組のバンドで、山形ユキオがその一員として歌手デビューを果たした。
山本が歌うセルフカバー版も存在し、アルバム『アニメの大王』に収録されている。
エンディングテーマ - 「ヤットデタマン・ブギウギ・レディ」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 乾裕樹 / 歌 - 鈴木ヒロミツ
歌を担当した鈴木は上手く歌うことができず、ライブのときと同じようにハンドマイクを持ち、スタッフの見えないスタジオの壁際で歌い、OKを出したという逸話がある[10]
挿入歌
「ディスコ・ダイゴロン」(第17話、第37話)
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 乾裕樹 / 歌 - 屋良有作、ピンク・ピッギーズ
インストゥルメンタル的に使用された。
「空からブタが降ってくる」(第22話、第28話)
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 乾裕樹 / 歌 - 山本まさゆき、ピンク・ピッギーズ
「OH!ハッピネス」(第35話)
作詞・作曲 - たきのえいじ / 編曲 - 小笠原寛 / 歌 - 曽我部和行、三浦雅子
今田裕子とTOMOのボーカルによるオリジナル版は未使用。
「ヤットデタマン・ブギウギ音頭」(第40話)
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 服部克久 / 歌 - 山本まさゆき、ビクター少年民謡会
「ミレンジョ・ララバイ」(第47話)
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 乾裕樹 / 歌 - 山本まさゆき
全シリーズでも数少ないバラード調の楽曲。
「翔べ大馬神」
作詞 - たきのえいじ / 作曲 - 津田義彦 / 編曲 - 小笠原寛 歌 - 藤井健
劇中未使用。
「やられちゃったくやしいな」
第19話のみ山本のソロによる歌唱。
「大巨神賛歌」
作詞・作曲・編曲 - 山本正之 / 歌 - 山本まさゆき
2曲ともアルバム未発表で作中でミレンジョ一味が歌うのみであったが、企画CD『悪玉馬券塾』にて新たに収録された。

各話リスト

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 キャラクター
第1話 1981年
2月7日
必見! 未来からの使者 小山高男 笹川ひろし
大貫信夫
鈴木英二 天野嘉孝
第2話 2月14日 ミレンジョ姫に恋人登場! 大貫信夫
四辻たかお
第3話 2月21日 江戸の長屋の銀の犬? 佐藤和男 丸輪零
湯山邦彦
田中保
第4話 2月28日 復活! 黄金のトナカイ 高山鬼一 鴫野彰 鈴木英二
第5話 3月7日 エジプトの王子コマロ? 曽田博久 小島多美子 鄭雨英
第6話 3月14日 見つけた! 不老長寿の木 高山鬼一 笹川ひろし
四辻たかお
鈴木英二
第7話 3月21日 アトランティス大沈没 佐藤和男 湯山邦彦 田中保
第8話 3月28日 信長のゾウリが飛んだ! 海老沼三郎 藤井光明
池上和彦
鈴木英二
第9話 4月4日 天才画家のモデルはブタ 山本優 丸輪零
鴫野彰
第10話 4月11日 カッパ カッパライ作戦 佐藤和男 山田雄三 田中保
第11話 4月18日 切腹! ミレンジョ一味 久保田圭司 笹川ひろし
四辻たかお
鈴木英二 北條昌子
第12話 4月25日 危うしジュジャクの曲芸 高山鬼一 丸輪零
小島多美子
天野嘉孝
第13話 5月2日 出たぞ! ジュジャクの天狗 佐藤和男 湯山邦彦 田中保
第14話 5月9日 コケマツああ涙の袋はり 山本優 藤井光明
池上和彦
鈴木英二
第15話 5月16日 待ってた給料やっと出た 高山鬼一 鴫野彰 二宮常雄
第16話 5月23日 追え! 涙でかいたネズミ 海老沼三郎 秦泉寺博
山田雄三
田中保
第17話 5月30日 3001年のターサン 山本優 小島多美子 鈴木英二 北條昌子
第18話 6月6日 ロビンソン二度目の漂流 佐藤和男 丸輪零
四辻たかお
天野嘉孝
第19話 6月13日 秘宝! 打出のこづち 高山鬼一 秦泉寺博
湯山邦彦
田中保
第20話 6月20日 熱唱! ドンファンファン 山本優 笹川ひろし
池上和彦
鈴木英二
第21話 6月27日 ミレンジョ華麗なる変身 久保田圭司 藤井光明
四辻たかお
第22話 7月4日 それからの白雪姫 山本優 高橋唯貴雄
西村純二
田中保
第23話 7月11日 透明鬼メカVS大巨神 海老沼三郎 笹川ひろし
山田雄三
第24話 7月18日 ジュジャクは赤いバラ 三宅直子 鴫野彰 二宮常雄 上北実那
第25話 7月25日 大馬神宇宙の大決戦 海老沼三郎 湯山邦彦
大庭寿太郎
田中保 福田皖
第26話 8月1日 恋の火花! 伯爵対光源氏 山本優 丸輪零
四辻たかお
鈴木英二 上北希沙
第27話 8月8日 自爆! ヒマラヤの四悪人 高山鬼一 小島多美子
鴫野彰
上北実那
第28話 8月15日 空からブタが降ってくる 海老沼三郎 秦泉寺博
野村和史
田中保 上北希沙
第29話 8月22日 サンタがもらった贈り物 佐藤和男 小島多美子
鴫野彰
鈴木英二 上北実那
第30話 8月29日 ジュジャクの陰に謎の影 小山高男 笹川ひろし
四辻たかお
上北希沙
第31話 9月5日 大ウソ、大馬神賛歌 山本優 四辻たかお 田中保 上北実那
第32話 9月12日 ワタルがカメに大変身[11] 佐藤和男 笹川ひろし
鴫野彰
二宮常雄 上北希沙
第33話 9月19日 ジュジャクの影に伯爵? 三宅直子 秦泉寺博
田中保
田中保 上北実那
第34話 9月26日 コケマツついに退職願い 海老沼三郎 丸輪零
四辻たかお
鈴木英二 上北希沙
第35話 10月3日 ジュジャクつかまえた? 高山鬼一 鴫野彰 上北実那
第36話 10月10日 アルタミラの猿芝居 山本優 秦泉寺博
野村和史
田中保 上北希沙
第37話 10月17日 重体! 金五郎大ピンチ 高山鬼一 植田秀仁 鈴木英二 上北実那
第38話 10月24日 ダイナマイトバンバン 山本優 四辻たかお
水瓶わたる
上北希沙
第39話 10月31日 エレキうな丼大奇人 海老沼三郎 野村和史 田中保 上北実那
第40話 11月7日 六周年だよ! 舞台中継(番外編) 小山高男 鴫野彰
植田秀仁
鈴木英二 上北希沙
第41話 11月14日 おかしなお菓子の家 三宅直子 鴫野彰 上北実那
第42話 11月21日 メカ忍法VS猿飛佐助 高山鬼一 秦泉寺博
野村和史
田中保 上北希沙
第43話 11月28日 若返ったミレンジョ姫 佐藤和男 四辻たかお 鈴木英二 上北実那
第44話 12月5日 強敵妖怪メカ座敷わらし 高山鬼一 鴫野彰 上北希沙
第45話 12月12日 タイムラクーダ迷い道 海老沼三郎 四辻たかお
野村和史
田中保 上北実那
第46話 12月19日 ダルマさん誘惑しましょ 佐藤和男 植田秀仁 鈴木英二 上北希沙
第47話 12月26日 伯爵コヨミにプロポーズ 小山高男 四辻たかお 上北実那
第48話
[12]
1982年
1月9日
ひょうたんにジュジャク 小山高男
内田幸子
秦泉寺博
野村和史
田中保 上北希沙
第49話 1月16日 暴君ネロVS金五郎 山本優 鴫野彰 二宮常雄 上北実那
第50話 1月23日 疑惑? ドン・ファンファン 佐藤和男 植田秀仁 鈴木英二 上北希沙
第51話 1月30日 最後のジュジャクさがし 小山高男 秦泉寺博
野村和史
田中保 上北実那
第52話 2月6日 甦れ! ナンダーラ王国 鴫野彰 鈴木英二 上北希沙

  1. ^ 額田久徳編「タツノコプロ40年目のタイムボカンシリーズ」『フィギュア王 No.53』ワールドフォトプレス、2002年4月30日、ISBN 4-8465-2360-8、23頁。
  2. ^ 第6話までのED表記では「三浦正子」。
  3. ^ 普段はヘルメットを被っているが、コスチュームに着替える際外すカットがある。
  4. ^ 第9話などでは変装無しで端正な美青年の顔立ちとなった事がある。第41話では出動後に眉毛が省略されて描かれていたため完全に別人のようになっていた。
  5. ^ 赤は嘘をついている時、黄色は恐怖を感じた時、青は何かを閃いた時。
  6. ^ 第9話ではコケマツ同様に変装無しで凛々しい顔立ちになった事がある(ただし気を抜くと元の表情に戻る)。
  7. ^ 一部「能力」と言い難いものもあり、第30話では「スカドンの血を吸った蚊は悶死する」という内容だった。また、第51話では「2+2の問題を親戚一同の協力で2年かかり、しかも間違える。」という頭の悪さをアピールしてしまった。
  8. ^ この際、現在の状況と無関係にスカドンが腰布一丁で銅鑼を鳴らす(一部例外あり)演出が入る。
  9. ^ 『タイムボカン王道復古』ではミレンジョとコケマツが席に座り、スカドンが後ろに居た。
  10. ^ Darts編「CD&VIDEO完璧(?)カタログ 永田守弘」『タイムボカン大全』ソフトバンク、1997年9月29日、ISBN 4-7973-0366-2、61頁。
  11. ^ この回では『けろっこデメタン』のセルフパロディーシーンがある[要出典]
  12. ^ 1982年1月2日は正月特番『スーパースター新春イントロ大作戦』(『クイズ・ドレミファドン!』の正月版、18:00 - 19:00)のため休止。タイムボカンシリーズの開始以降、初めての特番による放送休止となる。
  13. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1981年12月号、徳間書店、112 - 113頁。 
  14. ^ 福島民報』1981年2月7日 - 1982年2月6日付朝刊、テレビ欄。
  15. ^ 『河北新報』1981年10月3日 - 10月31日付朝刊、テレビ欄。
  16. ^ a b c 『北國新聞』1981年4月11日付朝刊テレビ欄より。
  17. ^ 河北新報』1981年4月3日 - 4月24日付朝刊、テレビ欄。
  18. ^ 『福島民報』1981年4月9日 - 1982年4月1日付朝刊、テレビ欄。
  19. ^ 日刊スポーツ』1981年5月3日 - 7月31日付、テレビ欄。
  20. ^ 『日刊スポーツ』1981年3月7日 - 3月28日付、テレビ欄。
  21. ^ 『タイムボカンシリーズ超キャラ&超メカコレクション』竹書房、2006年、p.92。
  22. ^ 『タイムボカン全集』ソフトバンククリエイティブ、1997年、p.39。






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