ミニ四駆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/04 07:41 UTC 版)
実車化計画
2015年6月10日、エアロアバンテ(以下「アバンテ」)を1/1の大きさに(実際に自力で走行可能な)実車化する「1/1 GIANT MINI 4WD PROJECT」(詳細はタミヤ・エアロアバンテの項目を参照)が発表された[23][24][25]。この実車版アバンテは同年10月に完成し、「ミニ四駆ジャパンカップ2015 チャンピオン決定戦」が開催された東京都江東区「MEGAWEB」特設コースで初披露。以降もミニ四駆絡みのビッグイベント開催時には自走する機会の有無にかかわらず、しばしば展示されている。
なお、ミニ四駆の実車化に関しては1997年にも爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!の公開に合わせてガンブラスターXTOをモデルに行われている[26]。
派生・関連商品
- ダンガンレーサー - 1レーンに対して1台が原則のミニ四駆とは違い、1レーンで複数台を走行させることが可能で、迫力のある追い抜きやボディアタックが楽しめるシリーズ。
- ラジ四駆 - ミニ四駆にラジオコントロール機能を組み込んで加減速が可能になっているシリーズ。ラジオコントロールユニットを外せば通常のミニ四駆としても走行可能。
- ミニF - 軽量・低重心の2WDシャーシにフォーミュラカーをモチーフとしたボディを組み合わせたシリーズ。一時期は公式レースがミニ四駆と併催されていた。
- 楽しいトレインシリーズ - ダンガンレーサーとはシャーシを共有するが、実在の新幹線をモチーフとしたボディを組み合わせたシリーズ。
- 日産・キックス - 三菱自動車工業が製造・日産自動車が発売した、「日産ミニ四駆」を名乗った実車(軽SUV)。CMはタミヤが協力しており、CM用で実際にKIXをモデルにしたミニ四駆も制作された。(ただし当のパジェロミニ/KIXの市販ミニ四駆化は行われていない。)またCM中では「ミニ四駆はタミヤの登録商標です。」という旨のテロップも表示された。なお、CMのナレーションは『ダッシュ!四駆郎』の主人公、日ノ丸四駆郎を演じた野沢雅子が担当している。ちなみに実際にミニ四駆化された日産車にはキングキャブ(ダットラ)、テラノ(いずれもD21系。以上ワイルド)、Z33フェアレディZ(ラジ四駆)、限定モデルのBe-1(レーサー)、カルソニックスカイライン(R34、ラジ四駆)、三菱車は初代 - 3代目のパジェロ(コミカル)、ランエボVIIWRC(ラジ四駆)がある。
関連項目
- タミヤ
- プラモデル
- ミニ四駆一覧
- レーサーミニ四駆 ジャパンカップ - ミニ四駆を題材にしたファミコン用ゲーム。
- ミニ四駆ネットワークス
- スロットカー、スロットレーシング
- マツダ・パークウェイ - 第一次ブームのジャパンカップでイベントキャラバンカー「ダッシュワゴン」に使われたマイクロバス。ベース車は2代目後期型(角目4灯モデル)。フロント2段バンパーやセンターからリアにかけての更なるハイルーフ化、左サイド側面センタードア後方一面にディスプレイスペースを設けるなどの大幅な改造が施されている。『爆走!ダッシュクラブ』(樫本学ヴ 著)の第1・2話ではミニ四駆のような改造を施した描写もあるが、実車ではそのような改造はされていない。
- マツダ・タイタン - 上記のダッシュワゴンに遅れて登場した「ダッシュカーゴ」に使われたトラック。ベース車は当時フルモデルチェンジしたばかりの3代目モデル。
- 日野・レンジャー - 第二次ブームの頃、シルバーの4代目中期型(ライジング・レンジャー)パネルバン・ダブルキャブ・パワーゲート装置車が「J-CUP CARGO(ジャパンカップカーゴ)」[注釈 4] としてたびたび『コロコロ』等に露出していた。「ミニ四ファイター超速プロジェクト スイッチオン」では同車がレースに必要な機材を運ぶトランスポーターとして機能している描写がある。なお、これらのイベント車両はすべて現存していない。
- TVチャンピオン 全国ミニ四駆王選手権
- フェンスカー
- ミニ四駆のページへのリンク