マッサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 23:51 UTC 版)
スタッフ
- 作 - 羽原大介
- 音楽 - 富貴晴美
- 主題歌 - 中島みゆき「麦の唄」
- 脚本協力 - 坪田文、坂口理子
- タイトル制作 - 関和亮
- 制作統括 - 櫻井賢
- プロデューサー - 山本晃久
- 制作主任 - 熊野律時
- 演出 - 野田雄介、梶原登城、佐々木善春、渡辺哲也、尾崎裕和、中野亮平、関友太郎
- 語り - 松岡洋子
- 副音声解説 - 松田佑貴[注 25]
- 『マッサン一週間』[注 26]『5分で「マッサン」』ナレーション - 一柳亜矢子(NHK大阪アナウンサー)
- TD - 江川治朗
- 撮影 - 西鍵真治
- 照明 - 笠原竜二
- 音声 - 田中高晴
- ウイスキー考証・監修 - 土屋守
- 料理指導 - 広里貴子
放送日程
- サブタイトルは最終週(第25週)を除き、ことわざを用いている。
週 | 回 | 放送日 | サブタイトル | 演出 |
---|---|---|---|---|
1 | 1- 6 | 2014年 | 9月29日 - 10月 4日鬼の目にも涙 | 野田雄介 |
2 | 7- 12 | 10月[注 27] - 10月11日 | 7日災い転じて福となす | |
3 | 13- 18 | 10月13日 - 10月18日 | 住めば都 | 梶原登城 |
4 | 19- 24 | 10月20日 - 10月25日 | 破れ鍋に綴じ蓋 | 野田雄介 |
5 | 25- 30 | 10月27日 - 11月 | 1日内助の功 | 梶原登城 |
6 | 31- 36 | 11月 | 3日 - 11月 8日情けは人のためならず | 佐々木善春 |
7 | 37- 42 | 11月10日 - 11月15日 | 触らぬ神に祟りなし | |
8 | 43- 48 | 11月17日 - 11月22日 | 絵に描いた餅 | 野田雄介 |
9 | 49- 54 | 11月24日 - 11月29日 | 虎穴に入らずんば虎子を得ず | 梶原登城 |
10 | 55- 60 | 12月 | 1日 - 12月 6日灯台下暗し | 渡辺哲也 |
11 | 61- 66 | 12月 | 8日 - 12月13日子に過ぎたる宝なし | 野田雄介 |
12 | 67- 72 | 12月15日 - 12月20日 | 冬来たりなば春遠からじ | 佐々木善春 |
13 | 73- 78 | 12月22日 - 12月27日 | 急いては事をし損じる | 渡辺哲也 |
14 | 79- 84 | 2015年 | 1月 5日 - 1月10日渡る世間に鬼はない | 梶原登城 |
15 | 85- 90 | 1月12日 - 1月17日 | 会うは別れの始め | 野田雄介 |
16 | 91- 96 | 1月19日 - 1月24日 | 人間到る処青山有り | 梶原登城 |
17 | 97-102 | 1月26日 - 1月31日 | 負うた子に教えられる | 渡辺哲也 |
18 | 103-108 | 2月 2日 - 2月 7日 | 遠くて近きは男女の仲 | 梶原登城 |
19 | 109-114 | 2月 9日 - 2月14日 | 万事休す | 野田雄介 |
20 | 115-120 | 2月16日 - 2月21日 | 夏は日向を行け 冬は日陰を行け | 尾崎裕和 |
21 | 121-126 | 2月23日 - 2月28日 | 物言えば唇寒し秋の風 | 野田雄介 |
22 | 127-132 | 3月 2日 - 3月 7日 | 親思う心にまさる親心 | 梶原登城 |
23 | 133-138 | 3月 9日 - 3月14日 | 待てば海路の日和あり | 中野亮平 |
24 | 139-144 | 3月16日 - 3月21日 | 一念岩をも通す | 梶原登城 関友太郎 |
25 | 145-150 | 3月23日 - 3月28日 | 人生は冒険旅行 | 野田雄介 |
平均視聴率 21.1%[72](視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム |
放送日程変更
- 2014年10月6日(第7回放送予定日)の総合での放送は台風18号の接近に伴い14時までの通常番組をすべて中止(『NHKニュースおはよう日本』と『正午のニュース』は除く)し台風関連ニュースを放送したことから、本放送・再放送とも休止となり[73]、翌10月7日に第7回・第8回を連続して放送した(本放送は8時 - 8時30分、再放送は12時30分 - 13時[注 28])。連続テレビ小説の総合での本放送休止は年末年始を除けば2011年3月12日 - 3月18日の『てっぱん』以来(東日本大震災発生に伴う特別報道体制によるもの)[74]以来。なお、BSプレミアムでの放送は通常通り行われた。
- 2015年2月17日の総合における第116回の本放送は、8時6分頃に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の余震で8時9分に岩手県に津波注意報が発表されたため[75]、8時10分頃放送を中断した[76]。そのため、総合ではこの日の12時45分 - 13時(通常時の再放送枠)に本放送を改めて放送することとなり、翌日2月18日は8時 - 8時15分に第116回の再放送を臨時枠移動のうえ放送し、8時15分 - 8時30分に第117回の本放送を臨時枠移動のうえ放送した[76][77][注 29]。なおBSプレミアムでの放送は当初通り行われた[78]。
視聴率
- 初回視聴率は21.8%、期間平均視聴率は21.1%、最終回は23.2%、最高視聴率は3月20日の25.0%であった[79](ビデオリサーチ調べ、関東地区)。初週から大台超えをキープし続けていたが、第8週から初めて週間平均視聴率20%割れを記録し、それが第11週まで続いていた。しかし、その後第12週以降は全て20%超えを維持し続け、特に週間最高視聴率は第24週の23.5%を記録した。2013年前期『あまちゃん』から連続で平均視聴率が大台超えとなり、期間平均視聴率は21.1%を記録した。
総集編
- 前編「Dear mother 〜縁は異なもの〜」
-
- (総合)
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- 2014年12月30日、8時 - 9時28分
- 2015年1月3日、16時30分 - 17時58分
- 2015年5月5日、8時15分 - 9時43分
-
- (BSプレミアム)
-
- 2015年1月2日、11時 - 12時28分
- 2015年5月17日、13時 -
- 後編「LIFE IS AN ADVENTURE」
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- (総合)
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- 2015年5月6日、8時15分 - 9時43分
- 「マッサン 愛と冒険の日々をもう一度 ダイジェスト・一挙放送」
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- (総合)
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- 2015年12月30日 7時45分 - 16時50分(中断時間有)
- 『NHKとっておきサンデー』内で放送された「マッサン1週間」・全25週分を、5部に分けて一挙に再放送するとともに、出演者のコメントを生放送した。[80]
- 7時45分 - 10時7分 第1-7週
- 10時12分 - 11時54分 第8-12週
- 12時15分 - 13時15分 第13-15週
- 13時20分 - 15時 第16-20週
- 15時5分 - 16時50分 第21-25週
- ※第3・4部を除き、時間調整のため1時間に1回のペースでステーションブレーク(番組宣伝)挿入。また第1部冒頭2分、第2部末尾2分、第5部末尾5分で、玉山・シャーロットによる挨拶(主に、ドラマの名場面についてのお話)の生放送が行われた。
オープニング
ウィスキーの原料となる麦畑をイメージした映像(アバンタイトルで開始する日あり。ある日は画面の右下<例外が数回あり>、ない日はタイトル左上に「連続テレビ小説」のクレジットを入れている)。最後の方に政春がエリーを抱いて、回るシーンがある。制作は関和亮。前作『花子とアン』に続き、本作では最終回も通常のオープニングを使用した。
オープニングソング「麦の唄」は初回から第78回、第146回から最終回までは1番、第79回から第145回までは2番が使用されている[81]。
注釈
- ^ 川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』(新潮社)p.109には、リタが阿部夫人タキに倣って政孝を「マアチャン」と呼んでいたのを、日本に来てから「リタ、日本ではそういう呼び方を、妻が夫にするものではないんだ」と言われ、「マサタカサンは呼びづらいし、他人みたいです」と返し、「結局、マサタカサンを縮めてマッサンにしましょう」とリタの意見が勝った場面がある。
- ^ ただし、磁気テープの収録自体はデジタル方式で収録されており、デジタルカラーコレクションによる加工編集処理されたフィルム映像風のエフェクトが用いられている。
- ^ 息子の一馬が出征する朝、熊虎は「生きて帰ってこい。俺の生まれた会津、見せてやるから」と、言葉をかけていた。
- ^ 政春の故郷である竹原は、原爆が投下された広島市の市街地から東へ数十kmも離れており、原爆による直接の被害はなかった。
- ^ NHKのデータ放送(リモコンのdボタンで操作)において、「マッサン」→「登場人物」と選択すると、悟が政春の養子になった後も彼のフルネームは「岡崎悟」のままであった。
- ^ ただし、実際の竹鶴政孝の母は初対面の時からリタを気に入り、政孝とリタの結婚に理解を示していたという(川嶋康男著『マッサンとリタ』(汐文社)より)。
- ^ 番組クレジットでは第84回まで、登場人物紹介のページでは第14週まで、役名は「俊夫」と表記していた。姓は、第61話放送、山崎醸造所の事務所の出勤札の記述に基づく。また、登場人物紹介では第16週以降、番組クレジットでは第97回以降、役名が「八澤俊夫」となった。
- ^ 連続テレビ小説の初出演だが、本放送の約3年後に死去したため、朝ドラにおいては最初で最後の出演となった。
- ^ しかし、早苗だけは政春の期待に反して和尚の意見に強く反発し、あくまでも外国人の嫁を認めない方針を押し通す。
- ^ 1964年10月に宝酒造(法人格としては現・宝ホールディングス)に吸収。1973年まで大阪工場として存在。参照:宝ホールディングス第103期有価証券報告書
- ^ 大作は政春をスコットランドに留学させる前に「帰国したら会社の全てを任せる」と告げただけで政春と優子の婚約が成立したものと勝手に思い込んでいたが、政春の方は単に会社の仕事だけを任されたものと思っており、自分が優子と婚約させられているとは想像もしていなかった(第8回のストーリー)。
- ^ そのため、少しだが、英会話ができる。
- ^ 飼っている金魚の動きから「金魚占い」をして、その日の動向を決めたり、縁起物として「虎の置物」を社長室にたくさん置いたり亀山夫妻の引っ越し祝いに贈るなど(第2、3週のストーリー)。
- ^ a b 当時、大学卒業の初任給が50円。帝国大学を卒業し難しい試験に合格した役人が70円ほど(第52話、野々村の発言より)
- ^ a b c 当時の10万円は、現在で5000万円ほどの価値。(第89話、ナレーターより)
- ^ ウイスキーの製造する単式蒸留釜。
- ^ 政春がいる限り新事業であるウイスキー製造に着手する恐れから。
- ^ 毛の長い犬を抱いて登場。普段、相方の海原はるかに対して行うように、犬の毛を吹いて見せた。(マッサン公式ホームページ 玉山ノートより)
- ^ その後、第145話・第146話では12年のうちに逝去し、写真がエリーハウスに置かれていたが、その隣の写真はシノではなくローズマリーのものだった。
- ^ NHKの任意の番組(「マッサン」でなくてもよい)を視聴中に、テレビリモコンのdボタンを押し、「マッサン」のカテゴリーに入った後に赤ボタンを押すことで表示される登場人物の紹介では、「西田進」でなく単に「進」とだけ表示されていた。
- ^ 北大路自身がNHKに願い出て、出演が実現した。(北大路欣也、『マッサン』直訴で参戦|ORICON STYLEより)
- ^ これは軍人が軍のメンツを保つための建前である。軍人が民間人に簡単に諂うことはできないという事情から、当時はよくみられた態度である。
- ^ エリーの妹・ヘレンから送られたもので、体調が思わしくない母の容態と、エリーの身を案じて英国への帰国を勧める内容。
- ^ 番組クレジットでは、「特高の刑事」と表示。
- ^ ト書きなどの他、エリーらによる英語の(画面上、字幕処理されている)セリフも日本語で語る。
- ^ 『NHKとっておきサンデー』内包コーナー。『とっておきサンデー』休止などの際には、単独番組として放送。
- ^ 総合基準。BSプレミアムでは6日から。
- ^ 本放送時は後番組の『あさイチ』を15分遅れで(8時30分から)開始、再放送時は『ひるブラ』を休止し12時20分 - 12時30分に『10分で!ボーダーライン』を放送。
- ^ 臨時枠移動後、後番組の『あさイチ』は15分遅れで(8時30分から)開始した。
- ^ 「プレマップ」については本編が始まった10月以後も随時放送。また「10分で!」と「プレマップ」では12月下旬からは後編「余市編」の予告(10分で!は「10分で連続テレビ小説『マッサン』メイキング〜北海道余市編〜」として)も放送
- ^ 書籍としては非売品だったものであり、市販されるのは今回が初めてとなる。
出典
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