マジムン
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マジムンは、沖縄県や鹿児島県奄美群島に伝わる悪霊、妖怪の総称。様々なマジムンが伝えられている。動物の姿をしたマジムンに股をくぐられると死んでしまうので、決して股をくぐられてはいけないといわれる。また奄美群島の一部ではハブのことをマジムンと呼び[1]、伝承では神の使いであるともされ、マジムンの中では唯一実在する生物である。
注釈
出典
- ^ 谷川健一『蛇 不死と再生の民俗』冨山房インターナショナル、2012年1月、70頁。ISBN 978-4-905194-29-3。
- ^ 金城朝永「琉球妖怪変化種目」『郷土研究』第5巻第2号、1931年5月15日、58頁、NCID AN00406024、2017年6月20日閲覧。
- ^ a b 多田 2012, p. 374
- ^ a b c d e 金城 1931, pp. 41–42
- ^ a b 今野 1981, p. 171
- ^ 日野巌・日野綏彦 著「日本妖怪変化語彙」、村上健司校訂 編『動物妖怪譚』 下、中央公論新社〈中公文庫〉、2006年12月(原著1926年)、235頁。ISBN 978-4-12-204792-1。
- ^ 多田 2012, pp. 372–373
- ^ a b 今野 1981, pp. 274–275
- ^ 谷川健一『神に追われて 沖縄の憑依民俗学』河出書房新社〈河出文庫〉、2022年1月20日、47頁。ISBN 978-4-309-41866-7。
- ^ a b 民俗学研究所 1955, p. 347
- ^ a b c d 島袋 1929, p. 347
- ^ 村上健司編著『日本妖怪大事典』角川書店〈Kwai books〉、2005年7月16日、165頁。ISBN 978-4-04-883926-6。
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