プロヴディフ
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スポーツと娯楽
プロヴディフ・スポーツ・コンプレックスは、東ヨーロッパで最大の複合運動施設である。同施設にはプロヴディフ・スタジアム(Plovdiv Stadium)に加えて複数のサッカー・コート、テニス・コート、プール、3キロメートルの長さを持つボート競漕場、レストラン、カフェなどがある。この施設は街の西部、マリツァ川のすぐ南のところにある。また、子どものための遊技場も備えている。施設は、散歩やジョギング、その他のリラクゼーションのために、プロヴディフ市民や、市外から訪れる人々がよく利用している。プロヴディフ・スタジアムは5万5千人を収容し、ブルガリアで最大のサッカー競技場である[91]。
この他にプロヴディフには、フリスト・ボテフ・スタジアム(2万2千人収容、Botev Stadium)、ロコモティフ・スタジアム(1万1千人収容)、マリツァ・スタジアム(5千人収容)、トドル・ディエフ・スタジアム(7千人収容)といった競技場がある。6つの屋内体育館(ロコモティフ、ドゥナフ、ストロイテル、チャイカ、アカデミク、トータル・スポール)もある。2006年、街の中心の近くにアクアランドという名のウォーター・パークが開業した[92]。この他にもいくつかの小規模なウォーター・パークが市内に点在している。
街で最も人気のあるスポーツはサッカーである。プロヴディフには4つのプロのサッカー・クラブがある。ボテフ・プロヴディフ(Botev Plovdiv)[93]は1912年に創設され、高名なブルガリアの詩人で革命家のフリスト・ボテフにちなんで命名された。PFCロコモティフ・プロヴディフ(PFC Lokomotiv)は1936年に創設された[94]。両クラブともにブルガリアの最上位リーグの常連であり、両チーム間のライバル意識は、ソフィアを本拠地とするレフスキ・ソフィアとPFC CSKAソフィアよりも激しいと言われている。この他に、マリツァ・プロヴディフ(1922年創設、Maritsa Plovdiv)、スパルタク・プロヴディフ(1947年創設、Spartak Plovdiv)[95]というサッカー・クラブもある。
プロヴディフは、1949年から国際的なボクシングのトーナメント大会「ストランジャ」の主催地となっている[96]。2007年大会では、96人のボクサーが20箇国からトーナメントに参加している。街には競馬クラブと競馬場もある。また、複数のバレーボールおよびバスケットボールのチームもある。
街の7つの丘のうち3つは1995年以降、自然保護区に設定されている。ブルガリアで最初期の公園のうちの2つがプロヴディフの中心街にあり、それぞれツァル・シメオン庭園(市公園)、ドンドゥコフ庭園と呼ばれている。より大規模な公園としては、植物園、ベリス・ブレジ公園、リブニツァ公園、ラウタ公園がある。
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