プロヴディフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 23:28 UTC 版)
交通
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プロヴディフは国際的な交通の拠点となる場所に位置している。10本ある汎ヨーロッパ回廊のうち3本がプロヴディフの近くを通っている。その3本はそれぞれ汎ヨーロッパ回廊IV(ドレスデン - ブカレスト - ソフィア - プロヴディフ - イスタンブール)、汎ヨーロッパ回廊VIII(ドゥラス - ソフィア - プロヴディフ - ヴァルナ/ブルガス)、汎ヨーロッパ回廊X(Corridor X、ザルツブルク - ベオグラード - プロヴディフ - イスタンブール)である[87][88]。プロヴディフは地域の観光拠点として、背後に広がるロドピ山脈を訪れる観光客たちの拠点ともなっている。
プロヴディフは、ブルガリアにおける道路および鉄道交通のハブとなっている[89]。トラキヤ高速道路(A1)は、街のわずか5キロメートル北を走っている。この道路は、ソフィアからプロヴディフ、スタラ・ザゴラを経て港町のブルガスとを結ぶ重要な路線である。この他に、第1級の幹線道路が西にはソフィアへ、北にはカルロヴォへ、南にはアセノヴグラト、クルジャリへ、そして東にはスタラ・ザゴラ、ハスコヴォへと伸びている。都市間交通を支える長距離バスは、プロヴディフから周辺の町・村や国内の他の都市、そして国外の主要都市へと結ばれている。プロヴディフには3つのバスステーションがあり、それぞれ北、南、ロドピと呼ばれている。
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鉄道の駅は、1872年にリュビメツ・ベロヴォ鉄道の一部として開業した。現在、プロヴディフからはソフィア、パナギュリシテ、カルロヴォ、ペシテラ、スタラ・ザゴラ、ディミトロヴグラト、アセノヴグラトなどへと結ばれている。中央駅の他に、トラキヤ駅、フィリポヴォ駅、貨物駅の3駅がある[87]。
プロヴディフ市内の公共交通システムはよく発達しており[90]、40のトロリーバス路線などがある[87]。市内を流れるマリツァ川には、鉄道橋や屋根付橋を含めて全部で6つの橋がかかっている。プロヴディフは、同地から南、南西および北に伸びる幹線道路をつなぐ交点にあたる。
プロヴディフ国際空港は、町から南東に5キロメートルのところにあるロドピ自治体のクルモヴォ村(Krumovo)に位置している。空港については、現代化と拡張の計画がある。この他に、街の北にあるグラフ・イグナティエヴォ(Graf Ignatievo)の空軍基地をはじめ、複数の小規模な空港が付近にある。
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