フォンドメタル・GR01 フォンドメタル・GR01の概要

フォンドメタル・GR01

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 15:42 UTC 版)

フォンドメタル・GR01
カテゴリー F1
インターセリエ
コンストラクター フォンドメタル
デザイナー ロビン・ハード (Technical Director)
ティム・ホロウェイ (Chief Designer)
ティノ・ベッリ (Head of Aerodynamics)
先代 フォンドメタル・フォメットF1
後継 フォンドメタル・GR02
主要諸元
シャシー カーボンファイバーモノコック
サスペンション(前) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド
サスペンション(後) ダブルウィッシュボーン, プッシュロッド
エンジン フォードコスワース HB 3,497 cc (213.4 cu in) 90°V8, NA,
燃料 アジップ
タイヤ グッドイヤー
主要成績
チーム フォンドメタルF1 SpA
ドライバー 14. アンドレア・キエーザ
15. ガブリエル・タルキーニ
初戦 1992年南アフリカグランプリ
出走優勝ポールFラップ
8 (6 start)000
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フォーミュラ1

フォンドメタル・GR01は前作のフォメットF1を改良した物であった。前年にフォメットとけんか別れしたフォンドメタルであったが、新たな車両を投入するには時間が足りず、そこでフォメットF1に手を加えた車両で当面を凌ぐこととなった。エンジンはコスワース DFRではもはや限界であったため、新たにコスワース HBを搭載することとなる。これは前年にスポーツカー世界選手権で戦ったジャガー・XJR-14が搭載していた物であった。ドライバーはアンドレア・キエーザガブリエル・タルキーニの2台体制となった。身長180cmのキエーザのマシンは、昨年度のドライバーであったオリビエ・グルイヤール(身長170cm)に合わせたマシンであったため、新車にマッチしなかった。キエーザは8戦中6戦で予選落ちし、2戦はリタイアだった。タルキーニは6戦に出走したが全戦リタイアした。

GR01は2台がフォメットF1から改修され、2台が新造された。

インターセリエ

GR01はその後、S.C.Iチームが購入しラニエリ・ランダッキオをドライバーとしてインターセリエに参戦した。インターセリエはCan-Am同様のスポーツカーで争われたヨーロッパのみのシリーズで、GR01はフェンダーを取り付けられたオープンコクピットのスポーツカーとして94年から97年まで戦った。94年と97年にはモストで、96年にはブランズ・ハッチで2位を獲得している。

F1における全成績

(key) (太字ポールポジション

チーム エンジン タイヤ No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 ポイント 順位
1992年 フォンドメタルF1 SpA フォードコスワース HB
V8
G RSA
MEX
BRA
ESP
SMR
MON
CAN
FRA
GBR
GER
HUN
BEL
ITA
POR
JPN
AUS
0 NC
14 キエーザ DNQ Ret DNQ Ret DNQ DNQ DNQ DNQ
15 タルキーニ Ret Ret Ret Ret Ret Ret

参照




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