ファミ通文庫 読者層

ファミ通文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 16:06 UTC 版)

読者層

2016年の編集部によれば、オリジナル作品の主な読者層は20代後半~30代の男性[4]

主な作品

メディアミックス

アニメ化

アニメ化されたファミ通文庫オリジナルのシリーズは次の通り。2005年から2014年までは毎年何かしらアニメ化されたが、その後は不定期となっている。

テレビアニメ
作品 放送年 アニメーション制作 備考
ぺとぺとさん 2005年 XEBEC M2
吉永さん家のガーゴイル 2006年 トライネットエンタテインメント
スタジオ雲雀
狂乱家族日記 2008年 ノーマッド
まじしゃんず・あかでみい 2008年 ZEXCS
バカとテストと召喚獣 2010年(第1期) SILVER LINK.
2011年(第2期)
ココロコネクト 2012年 SILVER LINK.
犬とハサミは使いよう 2013年 GONZO
龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 2014年 A-1 Pictures
シュヴァルツェスマーケン 2016年 ixtl × LIDENFILMS
賢者の孫 2019年 SILVER LINK.
リアデイルの大地にて 2022年 MAHO FILM
劇場アニメ
作品 公開年 アニメーション制作 備考
“文学少女”シリーズ 2010年 Production I.G

実写映画化

作品 公開年 監督 配給 備考
学校の階段 2007年 佐々木浩久 アンプラグド
赤×ピンク 2014年 坂本浩一 KADOKAWA

漫画化

漫画化に関しては同じ出版社の『コミックビーム』や『ハルタ』で行われることはほとんど無く[注 1][注 2]2010年に開設されたウェブコミック配信サイトファミ通コミッククリア』での連載が中心となっている。この他、エンターブレインと同じKADOKAWAに属する角川書店の『月刊少年エース』で「バカとテストと召喚獣」が[注 3]、連載当時はライトノベル市場でエンターブレインと競合関係に在ったメディアファクトリーの『月刊コミックアライブ』で「まじしゃんず・あかでみい」が連載されている[注 4]。また、角川グループ以外の出版社ではスクウェア・エニックスの『月刊ガンガンJOKER』(連載開始時は『ガンガンパワード』)で「“文学少女”」が、同じくスクウェア・エニックスのウェブコミック配信サイト『ガンガンONLINE』で「ヒカルが地球にいたころ……」が、講談社なかよし』で「荒野の恋」が連載されている[注 5]

FBSP

「ファミ通文庫スペシャルエンターテイメントブック」の意。B6判のムック形式で1シリーズに絞った特集記事を掲載する他、特典DVDが付属することもある。

  1. 狂乱家族日記すぺしゃる 2007年1月29日発売 ISBN 9784757733398
  2. まかでみスペシャル 2007年5月30日発売 ISBN 9784757735651
  3. 狂乱家族日記すぺしゃる 2008年2月29日発売 ISBN 9784757740747

注釈

  1. ^ 特にハルタは創刊時から「コミカライズはNO」ときっぱり打ち出している。
  2. ^ BREAK-AGE」「エマ」他、ビーム連載作品の小説化はある。
  3. ^ 逆に角川スニーカー文庫の「会長の切り札」は『ファミ通コミッククリア』で連載されている。
  4. ^ メディアファクトリーは2011年11月よりエンターブレインと同じ角川グループ傘下となっている。
  5. ^ 全3巻の予定であったが、3巻は刊行されず加筆・再編集を経て「荒野」の表題で文藝春秋より完全版が刊行された。『なかよし』連載のコミカライズは文春文庫版(全3巻)が原作としてクレジットされているが、表題はファミ通文庫版に従い「荒野の恋」を採用している。

出典

  1. ^ ファミ通文庫とは? 意味や使い方 - コトバンク
  2. ^ a b 榎本秋『ライトノベル文学論』NTT出版、2008年、66 - 67頁。 ただし著書では緑色のロゴは、緑色ではなく青色と表記されている。
  3. ^ ファミ通文庫、新ロゴ&新HPになりました!”. ファミ通文庫. 2020年4月22日閲覧。
  4. ^ 第2回カクヨムWeb小説コンテスト開催記念企画! ファミ通文庫編集部に聞く、「コンテストで期待する作品はコレだ!」


「ファミ通文庫」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ファミ通文庫」の関連用語

ファミ通文庫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ファミ通文庫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのファミ通文庫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS