パーキングエリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 16:50 UTC 版)
日本のパーキングエリアは高速道路や有料道路などにおおむね15キロメートル (km) おき(北海道はおおむね25 kmおき)に設けられる比較的小規模な休憩施設である[1]。ただしこれには例外も数多く存在しており、北関東自動車道の笠間PAと壬生PAのように50 km近く離れている例もあり、(大分 - 宮崎間全通後の)東九州自動車道に至っては大分松岡PA - 川南PAまで約150 kmもの間隔が空いているという例もある[2][注釈 1]。
日本ではサービスエリアとパーキングエリアに道路休憩施設が区分されているが、「パーキングエリア」や「サービスエリア」は和製英語であるため日本以外では用いられず、日本独自の区分である。英語ではレストエリア(Rest Area)と呼ばれ、アメリカの道路休憩施設では「サービスエリア」や「パーキングエリア」などの呼び分けは無い[4]。
注釈
出典
- ^ 浅井建爾 2015, p. 166.
- ^ 150キロもトイレなし… 東九州道、PAの完成遅れ - 朝日新聞 2014.9.12配信
- ^ 。蒲江ICの周辺ではインターパークの整備が行われている - 夕刊デイリーWeb ヘッドラインニュース(2014.4.2 本誌掲載)
- ^ a b c アメリカ・ミシガン州駐在員便り(望月 孝幸) 滋賀県、2018年10月29日閲覧。
- ^ 浅井建爾 2001, pp. 68–69.
- ^ 浅井建爾 2015, pp. 166–167.
- ^ a b c 日本一狭いPA? 立地も不思議な阪神高速のミニミニPA、なぜ造った - 乗り物ニュース・2018年6月23日
- ^ “【尼崎テクノランド】路外パーキングサービス終了のお知らせ(2024年3月31日)”. 阪神高速道路株式会社 (2024年2月19日). 2024年3月31日閲覧。
- ^ a b 路外パーキングサービスとは - 阪神高速
- ^ サービスエリアの使い方 欧州自動車旅行案内、2018年10月30日閲覧。
- 1 パーキングエリアとは
- 2 パーキングエリアの概要
- 3 日本のパーキングエリア
- 4 欧米の道路休憩施設との比較
- 5 外部リンク
- パーキングエリアのページへのリンク