パレート分布 一般化パレート分布

パレート分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/30 23:45 UTC 版)

一般化パレート分布

一般化パレート分布
確率密度関数
累積分布関数
母数 位置母数(実数

尺度母数(実数)

形状母数英語版(実数)
ξ ≥ 0 のとき)μx
ξ < 0 のとき)μxμσ/ξ
確率密度関数
累積分布関数
期待値ξ < 1 のとき)
中央値
分散ξ < 1/2 のとき)
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一般化パレート分布(: generalized Pareto distributions, GPD) は、確率変数 X がある閾値を超える確率 P(X > a) を推定する場合のモデルとして使用される。例えば、風速、洪水、震度などが一定値以上となる確率のモデル化などに適用される。この分布は 位置母数 μ、尺度母数 σ、形状母数 ξ の3つのパラメータをもち、ξ をパレート指数と言う。

累積分布関数は次式で表される。

(ただし、形状パラメータを κ = −ξ とする書物もある。)

は指数部 にて制限される。

確率密度関数

分類

一般化パレート分布 (GPD) は、一般化極値分布 (GEV) と同様3種類に分類される。

  • ξ > 0 のとき、パレート分布
  • ξ = 0 のとき、指数分布
  • ξ < 0 のとき、タイプ2 パレート分布



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