ネットワーク・インフォメーション・サービス ネットワーク・インフォメーション・サービスの概要

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ネットワーク・インフォメーション・サービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 18:21 UTC 版)

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サン・マイクロシステムズにより開発され、ネットワーク上のコンピュータ間でユーザのアカウント情報やホスト名の情報などを共有し、配布するためのシステムである。初期は、電話帳を意味する「イエローページ」という名前であったが、商標などの問題から改名された。その名残でNISのコマンド名は、ypで始まる。

NISはクライアントサーバ型のディレクトリサービスプロトコルの一種であり、アカウント情報やホスト名情報以外にも、複数のコンピュータで共有すべき各種情報を一元管理することが可能である。

NISのライセンスは他のUNIXベンダーにも提供されている。異なるプラットフォームが混在した環境での運用も可能である。

後継としてセキュリティを強化したNIS+が開発されたが、こちらは普及せず消滅の方向にある。

NISのコマンド

  • ypinit
NISサーバ、クライアントの初期化
  • ypcat
NISマップの一覧表示
  • ypmatch
NISマップの特定のエントリの検索
  • ypwhich
NISサーバ名の表示

関連項目




  1. ^ 昭和53年版 通信白書”. 総務省. 2019年11月10日閲覧。


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