ニンティ空港 概要

ニンティ空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 12:42 UTC 版)

概要

ヤルンツァンポ川の川沿いに有り、滑走路の長さは3km、幅は路肩を含めて60mである[4]。工費は7.8億かかった[5]

本空港は中国で最も飛行が難しい空港と言われている[6]。航路は第二次世界大戦時の駝峰航線(駝峰航線)であり、チベット高原東南部の山間に有り、周囲を4000m級の高山に囲まれた狭くて湾曲した峡谷の中を飛行する[6]。山と山の最狭窄部は4kmで天候も変わりやすく、毎日14時~18時の風速は27m/秒に達する[6]。従って離着陸は午前中に行われる(ただし上海便は)。1年のうちで飛行に適した天気は僅か100日程度である[6]。この為にアメリカNAVERUS社製のRNP(Required Navigation Performance/航法精度要件)装置を導入している[7]

民間空港であるが、中国人民解放軍が駐留し[8]兵員輸送にも用いられる。[9][10]

沿革

就航航空会社と就航路線




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