スパイダーマン (アニメ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 14:09 UTC 版)
スパイダーマン | |
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ジャンル | アクション, アドベンチャー |
アニメ | |
原作 | スパイダーマン |
監督 | ボブ・リチャードソン |
シリーズ構成 | ジョン・センパー |
脚本 | ジョン・センパー、他 |
キャラクターデザイン | デル・バーラス デヴィッド・ブロック ウェイン・シュルツ ジェフ・スノー |
アニメーション制作 | 東京ムービー新社→キョクイチ東京ムービー |
製作 | マーベル・フィルムズ・アニメーション |
放送局 | ![]() ![]() |
放送期間 | ![]() ![]() |
話数 | 全65話 |
その他 | 日本では全52話まで放送 |
テンプレート - ノート |
日本では、2004年7月5日[1]から8月25日にかけて、映画『スパイダーマン2』の公開に合わせてカートゥーン ネットワークで放送された。2007年3月からも映画『スパイダーマン3』の公開に合わせ、再び放送された(何れもシーズン4までの放送で、シーズン5は未放映)。また、2009年8月からはディズニーXDにて放送が開始されたが、日本語版のEDがカットされている。
概要
放送当時、すでに30年近い歴史を持っていたコミックを、初心者でも分かりやすいように再構築した作品。アメリカン・コミックの特徴である「クロスオーバー」が行われており(ただし、アニメ版では「ゲスト出演」に近い)、中には再登場した者もいる。#ゲストヒーロー、#ゲストヴィランを参照。
RETAS!PROを使用して制作された最初のテレビアニメシリーズである[2]。日本語吹き替え版では、スパイダーマン 新アニメシリーズやスパイダーマンTMとスパイダーマン2から担当されている声優が多く、森川がピーター/スパイダーマンを演じるのはこれが2回目となる。実はビデオマーケットで配信されている超人ハルク (1982)も2003年となっていて情報が一切不明となっている(字幕表示はテレビと同じだった)。
基本設定
ピーター・パーカーは、大学に通いながら、ニューヨークの新聞社「デイリー・ビューグル」でカメラマンのアルバイトをしている。だがその裏で密かに、彼はスパイダーマンとして、悪と戦い続けていた。敵は、引ったくり・銀行強盗と言った「普通の」犯罪者から、マッドサイエンティスト、エイリアン、吸血鬼などのスーパーヴィラン(超悪役)まで、多種多様に渡る。主な敵は、犯罪界を牛耳るキングピンだが、徒党を組まない敵も多い。敵と共闘する、あるいは敵(悪役)が味方(ヒーロー)になることもある。
デイリー・ビューグルのオーナーであるJ・ジョナ・ジェイムソンが「反スパイダーマン派」であり、スパイダーマンバッシングをすることもあって、スパイダーマンに懐疑的な目を向けている市民もいる。
また、ヒーロー稼業を優先するあまりガールフレンドに振られたり、成績に悪影響を与えるなど、報われないことが少なくない。だが、ベン伯父さんの遺した「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、スパイダーマンは、今日も悪との戦いに赴く―軽口を叩きながら。
登場人物
以下は、アニメ版での変更点、およびリンク先で説明されていない人物について説明する(本名に関しては、アニメ版で明言されていないものも含む)。
主人公側
主人公、家族、友人
- ピーター・パーカー/スパイダーマン
- 声 - 森川智之[3]/英 - クリストファー・ダニエル・バーンズ
- エンパイアステート大学(ESU)に通っている。得意分野は科学。
- ピーターとしてもスパイダーマンとしても多くの人間関係を持っている。
- スパイダーマンでの活動の際は手首に「ウェブシューター」を付けている(ウェブシューターは化学反応を起こす点などで糸以外での使用効果も果たす)。
- 副作用のせいで腕が6本になり最終的には蜘蛛の怪物(MAN-SPIDER)になったり、ヴァルチャーに若さを奪われ60歳の老人になってしまったりとさまざまな苦難を受けるが、多くの協力者に助けられ(たまにはヴィランも含む)乗り越える事ができた。
- 基本的な愛人はフェリシアかメーリージェーンである。
- メイ・パーカー
- 声 - 定岡小百合[4]/英 - リンダ・ゲイリー→ジュリア・ベネット
- ピーターの最愛の家族(叔母)である。アンナ・ワトソンとは親友同士である。
- ベン・パーカー
- 声 - 麦人[要出典]/英 - ブライアン・キース
- 故人でピーターの叔父。
- 過去に何度も幼いピーターを勇気付ける台詞を言っている。
- メリー・ジェーン・ワトソン
- 声 - 甲斐田裕子[5]/英 - サラ・バランタイン
- 第3話より初登場。仕事は女優活動。
- ピーターに恋心を抱くが、ピーターに無謀意にキスされたり(実際はカメレオンがピーターに変身していた)、ピーター本人に「君よりフェリシアを選ぶ」と決断された事(ブレイド達とモービウスを倒す作戦中だった事で仕方なかったため)やピーターにデートの誘いをすっぽかされる事が何度もあり、1度ハリーと婚約するが後に撤回する。(この事でピーターはハリーから逆恨みを受ける羽目になる)
- シーズン3にてグリーンゴブリンに誘拐され、戦いの途中で行方不明になるが、シーズン4にて戻って来る。
- アンナ・ワトソン
- 声 - 田村聖子/英 - メイジェル・バレット
- ユージン(フラッシュ)・トンプソン
- 声 - 白熊寛嗣[6]/英 - パトリック・ラビオートゥー→マシュー・ラボートー
- デブラ・ホイットマン
- 声 - 早川いほ[7]/英 - リズ・ジョージ
- エンパイアステート大学に通う、理系の女子大生。成績は優秀。
- エリザベス(リズ)・アレン
- 声 - たかはし智秋/英 - マーラ・ルビノフ
- エンパイアステート大学に通う女子大生。メリージェーンの友人(ピーターのガールフレンドではない)。
- フェリシア・ハーディ/ブラックキャット
- 声 - 斎藤恵理[8]/英 - ジェニファー・ヘイル
- ハーディ財団の令嬢。エンパイアステート大学に通う。
- アナスタシア・ハーディ
- 声 - 喜田あゆみ/英 - ルー・マクラナハン→ディミトラ・アーリス
- ハーディ財団の代表。フェリシアの母。
- オズコープ(ノーマン・オズボーンの会社)の株主の一人。
- ジョン・ハーデスキー
- 声 - 世古陽丸/英 - ジョン・フィリップ・ロー
- フェリシアの父。
- カーティス(カート)・コナーズ/リザード
- 声 - 楠大典[9]/英 - ジョセフ・キャンパネラ
- エンパイアステート大学の教授。新遺伝子工学の権威である。
- マーガレット・コナーズ
- 声 - 森谷恵利/英 - ジゼル・アルケニー
- コナーズ教授の妻。
デイリービューグル(新聞社)関係者
- J・ジョナ・ジェイムソン(EDクレジットでの表記は「ジェームソン」)
- 声 - 廣田行生[10]/英 - エドワード・アズナー
- 社主。オズコープの株主の一人でもある。
- ジョン・ジェイムソン
- 声 - 最上嗣生/英 - マイケル・ホートン
- J・ジョナ・ジェイムソンの息子で宇宙飛行士。
- ジョセフ(ジョー)・ロビー・ロバートソン
- 声 - 仲野裕/英 - ロドニー・ソールズベニー
- ランディ・ロバートソン
- 声 - 宮田幸季/英 - アルフレンソ・リベイロ
- ロビーの息子。
- グローリー・グラント
- 声 - 江口秀子[11]/英 - ネル・カーター
- J・ジョナ・ジェイムソンの秘書(女性)。
- ネッド・リーズ
- 声 - 岩尾万太郎/英 - ボブ・バーゲン
ヴィランと、その関係者
- ノーマン・オズボーン/グリーンゴブリン(初代)
- 声 - 森田順平[10]/英 - ニール・ロス
- 森田順平は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。ニール・ロスは『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- ハリー・オズボーン/グリーンゴブリン(2代目)
- 声 - 阪口周平[10]/英 - ゲイリー・イムホフ
- ジェイソン・フィリップ・マッキンデイル・Jr./ホブゴブリン
- 声 - 佐藤祐四/英 - マーク・ハミル
- ジェイソン・フィリップスと偽名を名乗り、フェリシアに近づいた。
- オットー・オクティヴィアス/ドクター・オクトパス
- 声 - 島香裕[12]/英 - エフレム・ジンバリスト・Jr
- 一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
- 島香裕は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- クエンティン・ベック/ミステリオ
- 声 - 高瀬右光/英 - グレッグ・バーガー
- 一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
- 高瀬右光は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- ミランダ・ウィルソン
- 声 - 中澤やよい/英 - ビヴァリー・ガーランド
- ベックが関わっていた映画の主演女優(ベックがミステリオとなる前)。メリージェーンと瓜二つの顔をしている。
- マクドナルド(マック)・ガーガン/スコーピオン
- 声 - 後藤哲夫/英 - マーティン・ランドー→リチャード・モル
- 尾から酸を放出する(コミックでは電撃)。
- 一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
- 後藤哲夫は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- サラ・ベイカー
- 声 - 沢口千恵/英 - サンドラ・ベルンハルト
- ガーガンの恋人。スコーピオンとなったガーガンを匿っている。裕福ではない(貯金は500ドル)。
- セルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン
- 声 - 手塚秀彰/英 - グレッグ・バーガー
- 手塚秀彰は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- マライア・クロフォード
- 声 - 水落幸子[13]/英 - スーザン・ビュービアン
- 科学者。クレイヴンの恋人。クレイヴンはカリプソと呼ぶ(ギリシャ神話の登場人物に由来)。
- エドワード(エディ)・チャールズ・ブロック/ヴェノム
- 声 - 青山穣/英 - ハンク・アザリア
- 青山穣は、『スパイダーマン・アンリミテッド』でも同じ役を担当した。
- シルバーメイン
- 声 - 中庸助、野中秀哲(若返った時)、山口眞弓(子供になった時)、大谷育江(幼児になった時)/英 - ジェフ・コーリー、タウンゼンド・コールマン(若)、マシュー・マッカーリー(子供)、キャノン・ヤング(幼児)
- 暗黒街の一員。キングピンに反旗を翻した。
- 人間を若返らせる力を持つとされる「時の石版」の力を使い、若返りを目論むが、若返りすぎ、幼児になった事がある(声優も異なる)。
- アリーサ・シルバー
- 声 - 小池亜希子/英 - ミーラ・フルラン
- アニメ版オリジナルキャラクター。シルバーメインの娘。
- ハマーヘッド(ハンマーヘッド)
- 声 - 髙階俊嗣/英 - ニッキー・ブレア
- シルバーメインの部下。後にキングピンの側につく。
- モリス(モリー)・ベンチ/ハイドロマン
- 声 - 三宅健太/英 - ロブ・ポールセン
- メリージェーンのかつての恋人。
- マイケル・モービウス
- 声 - 斧アツシ/英 - ニック・ジェイムソン
- エンパイアステート大学の学生(留学生)として登場する。
- エイドリアン・トゥームズ/ヴァルチャー
- 声 - 西川幾雄(老)、上田陽司(若)/英 - エディ・アルバート(老)、アラン・ジョンソン(若)
- 科学者で富豪の老人。若返りを望み、研究を続ける(若返った際は、声優も異なる)。
- クリータス・キャシディ/カーネイジ
- 声 - 岡野浩介/英 - スコット・クレバードン
- 岡野浩介は、『スパイダーマン・アンリミテッド』でも同じ役を担当した。
- エレクトロ
- 声 - 日本語版未登場/英 - フィリップ・プロクター
キングピンと、その関係者
- ウィルソン・フィスク/キングピン
- 声 - 麦人[10]/英 - ロスコー・リー・ブラウン
- 表の顔は、慈善家。逮捕歴などはなく、善人と思われて(思わせて)いる(実際は、若い頃に刑務所に入っていたが、記録を抹消している)。
- 自己保身のためには、自分の息子でも見捨てる。
- オズコープの株主でもあり、ノーマン・オズボーンと非合法なつながりがある(他の株主は、非合法なつながりはない)。
- 麦人は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- ヴァネッサ・フィスク
- 声 - 山口眞弓/英 - キャロライン・グッドール
- キングピンの妻。夫の仕事の事は、快く思っていない。
- リチャード・フィスク
- 声 - 奥田啓人/英 - ニック・ジェイムソン
- キングピンの息子。悪事にも加担している。
- スペンサー・スマイス
- 声 - 塚田正昭/英 - エドワード・マルヘア
- スパイダー・スレイヤーの製作者。ノーマン・オズボーンとの契約により、スパイダーマンを狙った。
- アリスター・スマイス
- 声 - 望月健一/英 - マックスウェル・コールフィールド
- スペンサーの息子。キングピンに騙され、スパイダーマンを父のカタキと信じて狙うが、失敗続きの為に見限られ、ランドンによって生体ロボットに変えられてしまう。
- それ以降、キングピンと袂を分かち、シルバーメインの配下となる。
- ハーバート・ランドン
- 声 - 佐々木健/英 - デビッド・ワーナー
- アニメ版オリジナルキャラクター。ミュータントを憎む科学者で、ビースト(X-メン)の旧友。
- 後にキングピンの補佐役となる(アリスターの後任)。
- ハーマン・シュルツ/ショッカー
- 声 - 楠大典/英 - ジム・カミングス
- 素顔を見せる事はなく、個人的な部分を掘り下げられる事もない(本名で呼ばれる事もない)。刑務所でも、コスチュームのまま収容されていた(衝撃波発生装置は没収されていた)。
- キングピンの支配下にある。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
- 楠大典は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- アレックス・O・ハーン/ライノ
- 声 - 石川ひろあき/英 - ドン・スターク
- 本名で呼ばれる事もなく、個人的な部分を掘り下げられる事もない。
- キングピンの支配下にある。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
- ドミトリ・スメルダコフ/カメレオン
- 変装した状態で喋ったことはあるが、カメレオンの姿では、喋ったことがない。
- 当初は単独行動を取っていた。後にキングピンの配下となる。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
- 初期はベルトに映像を取り込み、それを投影する事で変装していた。後に改造され、ベルトは不要となる(目もカメラに改造された)。
- ロニー・トンプソン・リンカーン/トゥームストーン
- 声 - 佐々木誠二/英 - ドリアン・ヘアウッド
- 子供の頃は、ロビーと交際があった。ロビーが生真面目な性格であったため、「カタブツくん」と呼んで揶揄していた。
- ジナサン・オーン/スポット
- 声 - 落合弘治/英 - オリヴァー・モアヘッド
- 元、スターク・エンタープライズの研究者。
- アイスバーグ
- 声 - 有本欽隆/英 - ローレンス・A・マンドリー
- ホビー(プラウラー)を部下に使っていたマフィア。冷凍光線銃を使う。
- インシディアス・シックス
- キングピンの発案で結成された、スーパーヴィランの6人組。原作のシニスター・シックスに相当する。
- メンバーは、ドクター・オクトパス、ミステリオ、スコーピオン、ライノ、ショッカー、カメレオン。
- 第14話で結成されたが、第15話で解散する。ドクター・オクトパス、ミステリオ、スコーピオンはキングピンの元を離れたが、カメレオンは後に傘下に収まっている。
その他
- ファーレー・スティルウェル
- 声 - 金子由之/英 - マイケル・レイ
- 遺伝子操作ビーム照射機「リコンビネーター」の開発者。エンパイアステート大学の教授でもあった。
- テリー・リー
- 声 - 朴璐美/英 - ドーン・ルイス
- ニューヨーク市警の女性警部補。
- シルビア・ロペス
- 声 - 平林早苗[14]/英 - ワンダ・デ・ジーザス
- キングピンと関わりのある科学者。シーズン3 第12話に登場。
- マダム・ウェブ
- 声 - 真山亜子[15]/英 - ジョン・リー
- 現実のパワーを持つビヨンダーの同盟者。クモのチェアに座っており、スパイダーマンにファン(マリア)の夢を叶えた。
- マリア・タイーナ・エリゾンド
- 声 - 小倉優子[16]/英 - ステファニー・ユーステス
- スパイダーマンのファン(少女)。スパイディが大好きでいつも新聞からピーターが撮っている写真を切り抜き、それを写真集にして飾っている。
- マウジー
- 声 - 喜田あゆみ/英 - アン=マリー・ジョンソン
- タクシーの運転手。ニューヨークの路地で強盗に追い詰められているところをスパイダーマンに救われたことがある。
- アシュレイ・カフカ
- 声 - 高森奈緒/英 - バーバラ・グッドソン
- 女性セラピスト。エディ(ヴェノム)を担当。
- アンジェラ
- 声 - 林真里花/英 - アン=マリー・ジョンソン
- ボビー(プラウラー)の恋人だった女性。
- 判事
- 声 - 浦山迅/英 - 不明
- ニューヨーク裁判所の判事、ロビーの担当。
- スタン・リー
- 声 - 日本語版未登場/英 - 本人
- 最終話にて登場する。
ゲスト
ゲストヒーロー
- ニック・フューリー
- 声 - 大川透/英 - フィリップ・アボット→ジャック・エンジェル
- 第13話にて初登場。S.H.I.E.L.D.も登場した。
- X-メン
- 第17話、第18話の前後編で初登場。
- 同時期に放送されていたアニメ版X-メンのデザインで登場。BGMも使用された。
- 原語版の声優はアニメ版X-メンと同じだが、日本の声優は、テレビ東京版、トゥーン・ディズニー版とも違っている(プロフェッサーXを除く)。
- ローガン/ウルヴァリン
- 声 - 長嶝高士/英 - カハル・J・ドッド
- ヘンリー(ハンク)・マッコイ/ビースト
- 声 - 木村雅史/英 - ジョージ・ブザ
- ランドンと旧知、という設定で登場。
- ローグ
- 声 - 山口眞弓/英 - レノア・ザン
- チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX
- 声 - 佐々木省三/英 - セドリック・スミス
- 佐々木省三は、トゥーン・ディズニーで放送されたアニメ『X-メン』でも同じ役を担当した。『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』のトゥーン・ディズニー版でも同様。
- スコット・サマーズ/サイクロップス
- 声 - 楠大典/英 - ノーマン・スペンサー
- ストーム
- 声 - 大鐘則子/英 - アリソン=シーリー・スミス→イオナ・モリス
- ガンビット
- 声 - 寺田明正/英 - クリス・ポッター
- ジュビリー
- 声 - 黒河奈美/英 - アリソン・コート
- ジーン・グレイ
- 声 - 不明 / 英 - キャサリン・ディッシャー
- フランク・キャッスル/パニッシャー
- 声 - 相沢正輝/英 - ジョン・ベック
- 第20話にて初登場。
- コミック版のデビューは、スパイダーマンのレギュラー誌である(スピンオフで独立誌を持った)。
- ライナス・リーバーマン/マイクロチップ
- 声 - 北川勝博/英 - ロバート・アクセルロッド
- 通称:チップ。パニッシャーのパートナー。
- エリック・ブルックス/ブレイド
- 声 - 西凛太朗/英 - JD・ホール
- 第22話にて初登場。
- エイブラハム・ホイッスラー
- 声 - 齋藤龍吾/英 - マルコム・マクダウェル→オリヴァー・モアヘッド
- ブレイドのパートナー。
- ドクター・ストレンジ
- 声 - 中田雅之/英 - ジョン・ヴァーノン
- マーベル・ユニバースで屈指の魔術師。第28話にて初登場。
- 中田雅之は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- ウォン
- 声 - 飯島肇/英 - ジョージ・タケイ
- ドクター・ストレンジの弟子。
- ロバート・ファレル/ロケット・レーサー
- 声 - 姫野惠二/英 - ビリー・アトモア
- 第32話にて初登場。
- パニッシャー同様、デビューは、スパイダーマンのコミックである。
- マット・マードック/デアデビル
- 声 - 石丸純/英 - エドワード・ローレンス・アルバート・Jr
- 第33話、第34話の前後編で初登場。
- 石丸純は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- アンソニー(トニー)・スターク/アイアンマン
- 声 - 加藤亮夫/英 - ロバート・ヘイズ
- 第37話にて初登場。アイアンマンとして活躍するのは第38話。
- 加藤亮夫は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- ジェームズ(ジム)・ルパート・ローズ/ウォーマシン
- 声 - 佐藤晴男/英 - ジェームズ・アヴェリー
- 第37話にて初登場。
- 普段はスターク・エンタープライズの警備主任。
- スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
- 声 - 大川透/英 - デヴィッド・ルーカス→デヴィッド・ヘイター
- ホビー・ブラウン/プラウラー
- 声 - 高木渉/英 - ティム・ラス
以下はシーズン5に登場。
- シルバー・セーブル
- 声 - (不明)/英 - ミーラ・フルラン
- ロバート・フランク/ウィザー
- 声 - (不明)/英 - ウォーカー・エドミストン
- マデリーン・ジョイス/ミス・アメリカ
- 声 - (不明)/英 - キャシー・ガーバー
- ファンタスティック・フォー
-
- Mr.ファンタスティック
- 声 - (不明)/英 - カム・クラーク
- インビジブル・ウーマン
- 声 - (不明)/英 - ゲイル・マチアス
- ザ・シング
- 声 - (不明)/英:パトリック・ピニー
- ヒューマン・トーチ
- 声 - (不明)/英 - クリントン・フリン
この他、ハルクとアヴェンジャーズが存在している(第1話にて、スパイダーマン自身の口から語られている。ファンタスティック・フォーの事も口にした)。
ゲストヴィラン
- マスター・ドマームー
- 声 - 竹田雅則/英 - エド・ギルバート
- 異次元の存在。強大な力を持つ。現実世界への進出を図っている。
- モルド男爵
- 声 - 佐藤晴男/英 - トニー・ジェイ
- マスター・ドマームーのしもべ。ストレンジの兄弟子でもある。
- レッドスカル
- 声 - 麦人/英 - アール・ボーエン→フィル・プロクター
- キャプテンアメリカの仇敵。第二次世界大戦の時代に誕生し、活動を続けている。
- 麦人は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
- ミリアム
- 声 - 藤生聖子/英 - ニッシェル・ニコルズ
- ブレイドの母親。元は人間だったが、完全な吸血鬼になっている。
- ドクター・ドーム
- 声 - (不明)/英 - トム・ケイン
その他の声優
注釈
- ^ スパイダーマン&アメイジング・フレンズ、スパイダーマン・アンリミテッドでは吹替用字幕が存在した。本作が放送される前にあったスパイダーマン 新アニメシリーズも同様である(1967年版は不明)。
- ^ カートゥーンネットワークの放送ではシーズン2のオープニングを使用していたため、このバージョンは使われていない。第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話から第13話まで、シーン映像がそれぞれ異なる。アメリカで発売されていた各種ビデオやDVDでも使用されていたが、アメリカでのディズニープラスではシーズン2のオープニングを流用しているが、「Secrets of the Six」と「Doom」のみFOX放送時の短縮版オープニングがある。
出典
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