スパイダーマン (アニメ) スパイダーマン (アニメ)の概要

スパイダーマン (アニメ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 14:09 UTC 版)

スパイダーマン > 映像作品 > アニメ版 > アニメ『スパイダーマン』(1994-1998年版)
スパイダーマン
ジャンル アクション, アドベンチャー
アニメ
原作 スパイダーマン
監督 ボブ・リチャードソン
シリーズ構成 ジョン・センパー
脚本 ジョン・センパー、他
キャラクターデザイン デル・バーラス
デヴィッド・ブロック
ウェイン・シュルツ
ジェフ・スノー
アニメーション制作 東京ムービー新社キョクイチ東京ムービー
製作 マーベル・フィルムズ・アニメーション
放送局 FOXFox Kids
カートゥーンネットワークTOONAMI
放送期間 1994年11月19日 - 1998年1月31日
2004年7月5日 - 8月25日
話数 全65話
その他 日本では全52話まで放送
テンプレート - ノート

日本では、2004年7月5日[1]から8月25日にかけて、映画『スパイダーマン2』の公開に合わせてカートゥーン ネットワークで放送された。2007年3月からも映画『スパイダーマン3』の公開に合わせ、再び放送された(何れもシーズン4までの放送で、シーズン5は未放映)。また、2009年8月からはディズニーXDにて放送が開始されたが、日本語版のEDがカットされている。

概要

放送当時、すでに30年近い歴史を持っていたコミックを、初心者でも分かりやすいように再構築した作品。アメリカン・コミックの特徴である「クロスオーバー」が行われており(ただし、アニメ版では「ゲスト出演」に近い)、中には再登場した者もいる。#ゲストヒーロー#ゲストヴィランを参照。

RETAS!PROを使用して制作された最初のテレビアニメシリーズである[2]。日本語吹き替え版では、スパイダーマン 新アニメシリーズスパイダーマンTMスパイダーマン2から担当されている声優が多く、森川がピーター/スパイダーマンを演じるのはこれが2回目となる。実はビデオマーケットで配信されている超人ハルク (1982)も2003年となっていて情報が一切不明となっている(字幕表示はテレビと同じだった)。

基本設定

ピーター・パーカーは、大学に通いながら、ニューヨークの新聞社「デイリー・ビューグル」でカメラマンのアルバイトをしている。だがその裏で密かに、彼はスパイダーマンとして、悪と戦い続けていた。敵は、引ったくり・銀行強盗と言った「普通の」犯罪者から、マッドサイエンティスト、エイリアン、吸血鬼などのスーパーヴィラン(超悪役)まで、多種多様に渡る。主な敵は、犯罪界を牛耳るキングピンだが、徒党を組まない敵も多い。敵と共闘する、あるいは敵(悪役)が味方(ヒーロー)になることもある。

デイリー・ビューグルのオーナーであるJ・ジョナ・ジェイムソンが「反スパイダーマン派」であり、スパイダーマンバッシングをすることもあって、スパイダーマンに懐疑的な目を向けている市民もいる。

また、ヒーロー稼業を優先するあまりガールフレンドに振られたり、成績に悪影響を与えるなど、報われないことが少なくない。だが、ベン伯父さんの遺した「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、スパイダーマンは、今日も悪との戦いに赴く―軽口を叩きながら。

登場人物

以下は、アニメ版での変更点、およびリンク先で説明されていない人物について説明する(本名に関しては、アニメ版で明言されていないものも含む)。

主人公側

主人公、家族、友人

ピーター・パーカー/スパイダーマン
- 森川智之[3]/英 - クリストファー・ダニエル・バーンズ
エンパイアステート大学(ESU)に通っている。得意分野は科学。
ピーターとしてもスパイダーマンとしても多くの人間関係を持っている。
スパイダーマンでの活動の際は手首に「ウェブシューター」を付けている(ウェブシューターは化学反応を起こす点などで糸以外での使用効果も果たす)。
副作用のせいで腕が6本になり最終的には蜘蛛の怪物(MAN-SPIDER)になったり、ヴァルチャーに若さを奪われ60歳の老人になってしまったりとさまざまな苦難を受けるが、多くの協力者に助けられ(たまにはヴィランも含む)乗り越える事ができた。
基本的な愛人はフェリシアかメーリージェーンである。
メイ・パーカー
声 - 定岡小百合[4]/英 - リンダ・ゲイリー→ジュリア・ベネット
ピーターの最愛の家族(叔母)である。アンナ・ワトソンとは親友同士である。
ベン・パーカー
声 - 麦人[要出典]/英 - ブライアン・キース
故人でピーターの叔父。
過去に何度も幼いピーターを勇気付ける台詞を言っている。
メリー・ジェーン・ワトソン
声 - 甲斐田裕子[5]/英 - サラ・バランタイン
第3話より初登場。仕事は女優活動。
ピーターに恋心を抱くが、ピーターに無謀意にキスされたり(実際はカメレオンがピーターに変身していた)、ピーター本人に「君よりフェリシアを選ぶ」と決断された事(ブレイド達とモービウスを倒す作戦中だった事で仕方なかったため)やピーターにデートの誘いをすっぽかされる事が何度もあり、1度ハリーと婚約するが後に撤回する。(この事でピーターはハリーから逆恨みを受ける羽目になる)
シーズン3にてグリーンゴブリンに誘拐され、戦いの途中で行方不明になるが、シーズン4にて戻って来る。
アンナ・ワトソン
声 - 田村聖子/英 - メイジェル・バレット
ユージン(フラッシュ)・トンプソン
声 - 白熊寛嗣[6]/英 - パトリック・ラビオートゥー→マシュー・ラボートー
デブラ・ホイットマン
声 - 早川いほ[7]/英 - リズ・ジョージ
エンパイアステート大学に通う、理系の女子大生。成績は優秀。
エリザベス(リズ)・アレン
声 - たかはし智秋/英 - マーラ・ルビノフ
エンパイアステート大学に通う女子大生。メリージェーンの友人(ピーターのガールフレンドではない)。
フェリシア・ハーディ/ブラックキャット
声 - 斎藤恵理[8]/英 - ジェニファー・ヘイル
ハーディ財団の令嬢。エンパイアステート大学に通う。
アナスタシア・ハーディ
声 - 喜田あゆみ/英 - ルー・マクラナハン→ディミトラ・アーリス
ハーディ財団の代表。フェリシアの母。
オズコープ(ノーマン・オズボーンの会社)の株主の一人。
ジョン・ハーデスキー
声 - 世古陽丸/英 - ジョン・フィリップ・ロー
フェリシアの父。
カーティス(カート)・コナーズ/リザード
声 - 楠大典[9]/英 - ジョセフ・キャンパネラ
エンパイアステート大学の教授。新遺伝子工学の権威である。
マーガレット・コナーズ
声 - 森谷恵利/英 - ジゼル・アルケニー
コナーズ教授の妻。

デイリービューグル(新聞社)関係者

J・ジョナ・ジェイムソン(EDクレジットでの表記は「ジェームソン」)
声 - 廣田行生[10]/英 - エドワード・アズナー
社主。オズコープの株主の一人でもある。
ジョン・ジェイムソン
声 - 最上嗣生/英 - マイケル・ホートン
J・ジョナ・ジェイムソンの息子で宇宙飛行士。
ジョセフ(ジョー)・ロビー・ロバートソン
声 - 仲野裕/英 - ロドニー・ソールズベニー
ランディ・ロバートソン
声 - 宮田幸季/英 - アルフレンソ・リベイロ
ロビーの息子。
グローリー・グラント
声 - 江口秀子[11]/英 - ネル・カーター
J・ジョナ・ジェイムソンの秘書(女性)。
ネッド・リーズ
声 - 岩尾万太郎/英 - ボブ・バーゲン

ヴィランと、その関係者

ノーマン・オズボーン/グリーンゴブリン(初代)
声 - 森田順平[10]/英 - ニール・ロス
森田順平は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。ニール・ロスは『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ハリー・オズボーン/グリーンゴブリン(2代目)
声 - 阪口周平[10]/英 - ゲイリー・イムホフ
ジェイソン・フィリップ・マッキンデイル・Jr./ホブゴブリン
声 - 佐藤祐四/英 - マーク・ハミル
ジェイソン・フィリップスと偽名を名乗り、フェリシアに近づいた。
オットー・オクティヴィアス/ドクター・オクトパス
声 - 島香裕[12]/英 - エフレム・ジンバリスト・Jr
一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
島香裕は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
クエンティン・ベック/ミステリオ
声 - 高瀬右光/英 - グレッグ・バーガー
一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
高瀬右光は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ミランダ・ウィルソン
声 - 中澤やよい/英 - ビヴァリー・ガーランド
ベックが関わっていた映画の主演女優(ベックがミステリオとなる前)。メリージェーンと瓜二つの顔をしている。
マクドナルド(マック)・ガーガン/スコーピオン
声 - 後藤哲夫/英 - マーティン・ランドー→リチャード・モル
尾から酸を放出する(コミックでは電撃)。
一度、キングピンの配下(インシディアス・シックス)となった事がある。
後藤哲夫は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
サラ・ベイカー
声 - 沢口千恵/英 - サンドラ・ベルンハルト
ガーガンの恋人。スコーピオンとなったガーガンを匿っている。裕福ではない(貯金は500ドル)。
セルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン
声 - 手塚秀彰/英 - グレッグ・バーガー
手塚秀彰は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
マライア・クロフォード
声 - 水落幸子[13]/英 - スーザン・ビュービアン
科学者。クレイヴンの恋人。クレイヴンはカリプソと呼ぶ(ギリシャ神話の登場人物に由来)。
エドワード(エディ)・チャールズ・ブロック/ヴェノム
声 - 青山穣/英 - ハンク・アザリア
青山穣は、『スパイダーマン・アンリミテッド』でも同じ役を担当した。
シルバーメイン
声 - 中庸助野中秀哲(若返った時)、山口眞弓(子供になった時)、大谷育江(幼児になった時)/英 - ジェフ・コーリータウンゼンド・コールマン(若)、マシュー・マッカーリー(子供)、キャノン・ヤング(幼児)
暗黒街の一員。キングピンに反旗を翻した。
人間を若返らせる力を持つとされる「時の石版」の力を使い、若返りを目論むが、若返りすぎ、幼児になった事がある(声優も異なる)。
アリーサ・シルバー
声 - 小池亜希子/英 - ミーラ・フルラン
アニメ版オリジナルキャラクター。シルバーメインの娘。
ハマーヘッド(ハンマーヘッド)
声 - 髙階俊嗣/英 - ニッキー・ブレア
シルバーメインの部下。後にキングピンの側につく。
モリス(モリー)・ベンチ/ハイドロマン
声 - 三宅健太/英 - ロブ・ポールセン
メリージェーンのかつての恋人。
マイケル・モービウス
声 - 斧アツシ/英 - ニック・ジェイムソン
エンパイアステート大学の学生(留学生)として登場する。
エイドリアン・トゥームズ/ヴァルチャー
声 - 西川幾雄(老)、上田陽司(若)/英 - エディ・アルバート(老)、アラン・ジョンソン(若)
科学者で富豪の老人。若返りを望み、研究を続ける(若返った際は、声優も異なる)。
クリータス・キャシディ/カーネイジ
声 - 岡野浩介/英 - スコット・クレバードン
岡野浩介は、『スパイダーマン・アンリミテッド』でも同じ役を担当した。
エレクトロ
声 - 日本語版未登場/英 - フィリップ・プロクター

キングピンと、その関係者

ウィルソン・フィスク/キングピン
声 - 麦人[10]/英 - ロスコー・リー・ブラウン
表の顔は、慈善家。逮捕歴などはなく、善人と思われて(思わせて)いる(実際は、若い頃に刑務所に入っていたが、記録を抹消している)。
自己保身のためには、自分の息子でも見捨てる。
オズコープの株主でもあり、ノーマン・オズボーンと非合法なつながりがある(他の株主は、非合法なつながりはない)。
麦人は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ヴァネッサ・フィスク
声 - 山口眞弓/英 - キャロライン・グッドール
キングピンの妻。夫の仕事の事は、快く思っていない。
リチャード・フィスク
声 - 奥田啓人/英 - ニック・ジェイムソン
キングピンの息子。悪事にも加担している。
スペンサー・スマイス
声 - 塚田正昭/英 - エドワード・マルヘア
スパイダー・スレイヤーの製作者。ノーマン・オズボーンとの契約により、スパイダーマンを狙った。
アリスター・スマイス
声 - 望月健一/英 - マックスウェル・コールフィールド
スペンサーの息子。キングピンに騙され、スパイダーマンを父のカタキと信じて狙うが、失敗続きの為に見限られ、ランドンによって生体ロボットに変えられてしまう。
それ以降、キングピンと袂を分かち、シルバーメインの配下となる。
ハーバート・ランドン
声 - 佐々木健/英 - デビッド・ワーナー
アニメ版オリジナルキャラクター。ミュータントを憎む科学者で、ビースト(X-メン)の旧友。
後にキングピンの補佐役となる(アリスターの後任)。
ハーマン・シュルツ/ショッカー
声 - 楠大典/英 - ジム・カミングス
素顔を見せる事はなく、個人的な部分を掘り下げられる事もない(本名で呼ばれる事もない)。刑務所でも、コスチュームのまま収容されていた(衝撃波発生装置は没収されていた)。
キングピンの支配下にある。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
楠大典は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
アレックス・O・ハーン/ライノ
声 - 石川ひろあき/英 - ドン・スターク
本名で呼ばれる事もなく、個人的な部分を掘り下げられる事もない。
キングピンの支配下にある。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
ドミトリ・スメルダコフ/カメレオン
変装した状態で喋ったことはあるが、カメレオンの姿では、喋ったことがない。
当初は単独行動を取っていた。後にキングピンの配下となる。インシディアス・シックスの一員となった事がある。
初期はベルトに映像を取り込み、それを投影する事で変装していた。後に改造され、ベルトは不要となる(目もカメラに改造された)。
ロニー・トンプソン・リンカーン/トゥームストーン
声 - 佐々木誠二/英 - ドリアン・ヘアウッド
子供の頃は、ロビーと交際があった。ロビーが生真面目な性格であったため、「カタブツくん」と呼んで揶揄していた。
ジナサン・オーン/スポット
声 - 落合弘治/英 - オリヴァー・モアヘッド
元、スターク・エンタープライズの研究者。
アイスバーグ
声 - 有本欽隆/英 - ローレンス・A・マンドリー
ホビー(プラウラー)を部下に使っていたマフィア。冷凍光線銃を使う。
インシディアス・シックス
キングピンの発案で結成された、スーパーヴィランの6人組。原作のシニスター・シックスに相当する。
メンバーは、ドクター・オクトパス、ミステリオ、スコーピオン、ライノ、ショッカー、カメレオン。
第14話で結成されたが、第15話で解散する。ドクター・オクトパス、ミステリオ、スコーピオンはキングピンの元を離れたが、カメレオンは後に傘下に収まっている。

その他

ファーレー・スティルウェル
声 - 金子由之/英 - マイケル・レイ
遺伝子操作ビーム照射機「リコンビネーター」の開発者。エンパイアステート大学の教授でもあった。
テリー・リー
声 - 朴璐美/英 - ドーン・ルイス
ニューヨーク市警の女性警部補。
シルビア・ロペス
声 - 平林早苗[14]/英 - ワンダ・デ・ジーザス
キングピンと関わりのある科学者。シーズン3 第12話に登場。
マダム・ウェブ
声 - 真山亜子[15]/英 - ジョン・リー
現実のパワーを持つビヨンダーの同盟者。クモのチェアに座っており、スパイダーマンにファン(マリア)の夢を叶えた。
マリア・タイーナ・エリゾンド
声 - 小倉優子[16]/英 - ステファニー・ユーステス
スパイダーマンのファン(少女)。スパイディが大好きでいつも新聞からピーターが撮っている写真を切り抜き、それを写真集にして飾っている。
マウジー
声 - 喜田あゆみ/英 - アン=マリー・ジョンソン
タクシーの運転手。ニューヨークの路地で強盗に追い詰められているところをスパイダーマンに救われたことがある。
アシュレイ・カフカ
声 - 高森奈緒/英 - バーバラ・グッドソン
女性セラピスト。エディ(ヴェノム)を担当。
アンジェラ
声 - 林真里花/英 - アン=マリー・ジョンソン
ボビー(プラウラー)の恋人だった女性。
判事
声 - 浦山迅/英 - 不明
ニューヨーク裁判所の判事、ロビーの担当。
スタン・リー
声 - 日本語版未登場/英 - 本人
最終話にて登場する。

ゲスト

ゲストヒーロー

ニック・フューリー
声 - 大川透/英 - フィリップ・アボット→ジャック・エンジェル
第13話にて初登場。S.H.I.E.L.D.も登場した。
X-メン
第17話、第18話の前後編で初登場。
同時期に放送されていたアニメ版X-メンのデザインで登場。BGMも使用された。
原語版の声優はアニメ版X-メンと同じだが、日本の声優は、テレビ東京版、トゥーン・ディズニー版とも違っている(プロフェッサーXを除く)。
ローガン/ウルヴァリン
声 - 長嶝高士/英 - カハル・J・ドッド
ヘンリー(ハンク)・マッコイ/ビースト
声 - 木村雅史/英 - ジョージ・ブザ
ランドンと旧知、という設定で登場。
ローグ
声 - 山口眞弓/英 - レノア・ザン
チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX
声 - 佐々木省三/英 - セドリック・スミス
佐々木省三は、トゥーン・ディズニーで放送されたアニメ『X-メン』でも同じ役を担当した。『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』のトゥーン・ディズニー版でも同様。
スコット・サマーズ/サイクロップス
声 - 楠大典/英 - ノーマン・スペンサー
ストーム
声 - 大鐘則子/英 - アリソン=シーリー・スミス→イオナ・モリス
ガンビット
声 - 寺田明正/英 - クリス・ポッター
ジュビリー
声 - 黒河奈美/英 - アリソン・コート
ジーン・グレイ
声 - 不明 / 英 - キャサリン・ディッシャー
フランク・キャッスル/パニッシャー
声 - 相沢正輝/英 - ジョン・ベック
第20話にて初登場。
コミック版のデビューは、スパイダーマンのレギュラー誌である(スピンオフで独立誌を持った)。
ライナス・リーバーマン/マイクロチップ
声 - 北川勝博/英 - ロバート・アクセルロッド
通称:チップ。パニッシャーのパートナー。
エリック・ブルックス/ブレイド
声 - 西凛太朗/英 - JD・ホール
第22話にて初登場。
エイブラハム・ホイッスラー
声 - 齋藤龍吾/英 - マルコム・マクダウェル→オリヴァー・モアヘッド
ブレイドのパートナー。
ドクター・ストレンジ
声 - 中田雅之/英 - ジョン・ヴァーノン
マーベル・ユニバースで屈指の魔術師。第28話にて初登場。
中田雅之は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ウォン
声 - 飯島肇/英 - ジョージ・タケイ
ドクター・ストレンジの弟子。
ロバート・ファレル/ロケット・レーサー
声 - 姫野惠二/英 - ビリー・アトモア
第32話にて初登場。
パニッシャー同様、デビューは、スパイダーマンのコミックである。
マット・マードック/デアデビル
声 - 石丸純/英 - エドワード・ローレンス・アルバート・Jr
第33話、第34話の前後編で初登場。
石丸純は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
アンソニー(トニー)・スターク/アイアンマン
声 - 加藤亮夫/英 - ロバート・ヘイズ
第37話にて初登場。アイアンマンとして活躍するのは第38話。
加藤亮夫は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ジェームズ(ジム)・ルパート・ローズ/ウォーマシン
声 - 佐藤晴男/英 - ジェームズ・アヴェリー
第37話にて初登場。
普段はスターク・エンタープライズの警備主任。
スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
声 - 大川透/英 - デヴィッド・ルーカス→デヴィッド・ヘイター
ホビー・ブラウン/プラウラー
声 - 高木渉/英 - ティム・ラス

以下はシーズン5に登場。

シルバー・セーブル
声 - (不明)/英 - ミーラ・フルラン
ロバート・フランク/ウィザー
声 - (不明)/英 - ウォーカー・エドミストン
マデリーン・ジョイス/ミス・アメリカ
声 - (不明)/英 - キャシー・ガーバー
ファンタスティック・フォー
Mr.ファンタスティック
声 - (不明)/英 - カム・クラーク
インビジブル・ウーマン
声 - (不明)/英 - ゲイル・マチアス
ザ・シング
声 - (不明)/英:パトリック・ピニー
ヒューマン・トーチ
声 - (不明)/英 - クリントン・フリン

この他、ハルクアヴェンジャーズが存在している(第1話にて、スパイダーマン自身の口から語られている。ファンタスティック・フォーの事も口にした)。

ゲストヴィラン

マスター・ドマームー
声 - 竹田雅則/英 - エド・ギルバート
異次元の存在。強大な力を持つ。現実世界への進出を図っている。
モルド男爵
声 - 佐藤晴男/英 - トニー・ジェイ
マスター・ドマームーのしもべ。ストレンジの兄弟子でもある。
レッドスカル
声 - 麦人/英 - アール・ボーエン→フィル・プロクター
キャプテンアメリカの仇敵。第二次世界大戦の時代に誕生し、活動を続けている。
麦人は、トゥーン・ディズニー版『スパイダーマン&アメイジング・フレンズ』でも同じ役を担当した。
ミリアム
声 - 藤生聖子/英 - ニッシェル・ニコルズ
ブレイドの母親。元は人間だったが、完全な吸血鬼になっている。
ドクター・ドーム
声 - (不明)/英 - トム・ケイン

その他の声優


注釈

  1. ^ スパイダーマン&アメイジング・フレンズスパイダーマン・アンリミテッドでは吹替用字幕が存在した。本作が放送される前にあったスパイダーマン 新アニメシリーズも同様である(1967年版は不明)。
  2. ^ カートゥーンネットワークの放送ではシーズン2のオープニングを使用していたため、このバージョンは使われていない。第1話・第2話・第3話・第4話・第5話・第6話から第13話まで、シーン映像がそれぞれ異なる。アメリカで発売されていた各種ビデオやDVDでも使用されていたが、アメリカでのディズニープラスではシーズン2のオープニングを流用しているが、「Secrets of the Six」と「Doom」のみFOX放送時の短縮版オープニングがある。

出典

  1. ^ a b カートゥーンネットワーク アニメ「スパイダーマン」放送”. TVGroove.com. 2014年10月10日閲覧。
  2. ^ タレテレ”. テレコム・アニメーションフィルム. 2004年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年6月8日閲覧。
  3. ^ 森川智之のプロフィール”. アクセルワン. 2023年4月8日閲覧。
  4. ^ 定岡小百合”. プロダクションエース. 2023年6月11日閲覧。
  5. ^ 賢プロダクションのプロフィール(2004年8月6日保存、2023年12月9日閲覧)
  6. ^ 白熊寛嗣”. プロダクションバオバブ. 2023年6月11日閲覧。
  7. ^ 株式会社アーツビジョン. “松久保 いほ | 株式会社アーツビジョン”. www.artsvision.co.jp. 2023年6月20日閲覧。
  8. ^ 株式会社アクセント. “斎藤恵理 | 株式会社アクセント”. aksent.co.jp. 2024年2月4日閲覧。
  9. ^ 楠大典のプロフィール”. アミュレート. 2023年6月11日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p スパイダーマンTAS”. メディア芸術データベース. 2023年9月26日閲覧。
  11. ^ ぷろだくしょんバオバブ所属時の公式プロフィール”. 2009年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月4日閲覧。
  12. ^ 島香裕のプロフィール”. ぷろだくしょん★A組. 2023年6月11日閲覧。
  13. ^ 水落幸子のプロフィール”. アーツビジョン. 2023年6月11日閲覧。
  14. ^ 平林早苗のプロフィール (プロダクションA組)(2023年2月15日閲覧、2007年7月3日アーカイブ)
  15. ^ プロフィール”. ケンユウオフィス. 2023年9月9日閲覧。
  16. ^ a b 小倉優子さん(タイーナー役)インタビュー”. Cartoon Network Japan. 2004年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月19日閲覧。
  17. ^ 武虎のXポスト(2020年9月12日投稿、2023年11月30日閲覧)
  18. ^ プロフィール(ダーナ・ワークス、2024年2月4日閲覧)※BSと表記されているが、本人のXポストによるとカートゥーンネットワークと書いているため、CSと表記するのが正しい。
  19. ^ プロフィールリマックス、2008年7月24日保存、2023年11月28日閲覧)
  20. ^ Spider-Man'94 Season 1 Episode Guide(2024年2月20日閲覧)
  21. ^ a b c d Newtype 2004年7月号 169頁、2004年8月号 169頁、2004年9月号 197頁(角川書店)
  22. ^ Spider-Man'94 Season 2 Episode Guide(2024年2月20日閲覧)
  23. ^ Spider-Man'94 Season 3 Episode Guide(2024年2月20日閲覧)
  24. ^ Spider-Man'94 Season 4 Episode Guide(2024年2月20日閲覧)
  25. ^ Spider-Man'94 Season 5 Episode Guide(2024年2月20日閲覧)
  26. ^ 映像翻訳科の講師紹介(映像テクノアカデミア(東北新社)、2024年6月1日閲覧)
  27. ^ Spider-Man: The Hobgoblin [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV. ISBN 0793941768 
  28. ^ Spider-Man: The Venom Saga [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  29. ^ Spider-Man: Revenge of the Goblins [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  30. ^ Spider-Man: Spider Slayer [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  31. ^ Spider-Man: Insidious Six [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  32. ^ Spider-Man: Mutant Agenda [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  33. ^ Spider-Man: Tablet of Time [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  34. ^ Spider-Man: Neogenic Nightmare [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  35. ^ Spider-Man: Forgotten Warriors [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  36. ^ Spider-Man: The Sins of the Fathers [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  37. ^ Spider-Man: Secret Wars [VHS]: Christopher Daniel Barnes, Sara Ballantine, Roscoe Lee Browne, Rodney Saulsberry, Jennifer Hale: Movies & TV”. Amazon. 2014年5月10日閲覧。
  38. ^ Ultimate Villain Showdown VHS/DVD”. usask.ca. 2007年3月25日閲覧。
  39. ^ The Ultimate Villain Showdown at dvdempire”. dvdempire.com. 2007年4月4日閲覧。
  40. ^ Return of the Green Goblin VHS/DVD”. usask.ca. 2008年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年3月25日閲覧。
  41. ^ The Return of the Green Goblin at dvdempire”. dvdempire.com. 2007年5月5日閲覧。
  42. ^ Daredevil vs Spider-Man VHS/DVD”. usask.ca. 2007年3月25日閲覧。
  43. ^ a b Daredevil vs Spider-Man at dvdempire”. dvdempire.com. 2007年4月4日閲覧。
  44. ^ Ultimate Spider-Man Collection DVD”. dvdempire.com. 2007年4月4日閲覧。
  45. ^ Spider-Man vs Doc Ock VHS/DVD”. usask.ca. 2007年3月25日閲覧。
  46. ^ The Venom Saga VHS/DVD”. ultimatedisney.com. 2007年3月25日閲覧。
  47. ^ 2007年5月4日は、金曜 16:30 - 17:00、リピート放送は金曜 2:30 - 3:00
  48. ^ カートゥーンネットワーク GWにスパイダーマン特集放送”. アニメ!アニメ! (2007年3月6日). 2024年2月4日閲覧。
  49. ^ 石川裕人 ”元”ヴィレッジブックス邦訳アメコミ編集長 [@EUGENE_ISHIKAWA] (2022年4月16日). "これは94年版アニメの日本放映に合わせた円谷プロさんのステージショー用で、スーツの制作は進んでいたのですが、残念ながらアニメ放映の目途が立たず、企画は立ち消えになってしまいました。". X(旧Twitter)より2023年4月26日閲覧 =
  50. ^ a b Newtype 2004年7月号 91ページ「今度は、アニメだ。2004. 7. 5 原版(オリジナル)52話初公開。"SPIDER-MAN ANIMATED ON CARTOON NETWORK."」
  51. ^ 日本音声制作者2004 vol.1(小学館、294頁、ISBN:4-09-526301-6)
  52. ^ Trumbore, Dave (2019年9月12日). “Disney Plus Shows Include X-Men, Spider-Man, Iron Man Animated Series”. Collider. 2023年7月19日閲覧。
  53. ^ Huluが「MARVEL BOX」チャンネルを開設!「アイアンマン&キャプテン・アメリカ~」「スパイダーマン」など人気アニメを順次配信”. TV Grove. 2023年3月3日閲覧。
  54. ^ スパイダーマン(1994年版。ビデオマーケット、2016年5月1日頃のアーカイブ、2024年5月18日閲覧)
  55. ^ スパイダーマン'94”. ビデオマーケット. 2023年3月3日閲覧。
  56. ^ スパイダーマン - カンテレドーガ”. 関西テレビ. 2023年10月19日閲覧。
  57. ^ スパイダーマン'94”. DMM TV. 2023年3月3日閲覧。
  58. ^ Cawley, John. “Marvel Films Animation 1993-1997”. Home of John Cawley. John Cawley. 2011年5月5日閲覧。
  59. ^ Why the Final Story Arc of 'Spider-Man: The Animated Series' Was the Template for the Spider-Verse”. Collider (2022年4月15日). Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  60. ^ a b c The Making of Spider-Man The Animated Series - Podcasts”. cartoonspiderman.com. 2015年5月24日閲覧。
  61. ^ Making Spider-Man: The Animated Series - A Writer/Producer's Memoir”. Facebook. 2021年12月28日閲覧。
  62. ^ Fink, Richard (2022年7月2日). “Spider-Man: The Animated Series Revival Chances Addressed By Showrunner”. Screen Rant. 2022年7月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月2日閲覧。


「スパイダーマン (アニメ)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スパイダーマン (アニメ)」の関連用語

スパイダーマン (アニメ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スパイダーマン (アニメ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスパイダーマン (アニメ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS