シロシビン 副作用

シロシビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 02:10 UTC 版)

副作用

シロシビンの致死量は、標準使用量の1000倍であり、これが狭いものは例えばアルコールは約11倍である[2]。痙攣や昏睡などの重症例は極めて稀で、死亡するようなことはまずないが、幼児や老人が大量に摂取すると重篤な症状に陥ることもある。

制御された条件(臨床試験のこと)で害の兆候はなく、依存性もない[2]。他の副作用としては、バッドトリップを体験することがある。

視覚的体験が再燃する幻覚剤後知覚障害 (HPPD) について、シロシビンを用いたいくつかのランダム化比較試験では報告されていない。シロシビン使用後に起こって持続する精神医学的な症例報告はほとんどない。むしろ生涯におけるシロシビンの使用は、精神医学的な入院や薬の処方が少ないことに関連している。[18]

シロシビン単体ではないが、シビレタケ属の一種で、シロシビン含有量の多いキノコ、Psilocybe baeocystis英語版を子供が誤食して死亡した例が海外で報告されている[19]。高熱と痙攣を繰り返したという[19]

中毒

活性炭が投与できれば胃洗浄は不要である [1]。発作などの重症はきわめてまれで、死亡例もほとんどない[1]。刺激の少ない部屋で6時間ほど経過観察し、興奮があれば2-5mgのジアゼパム、幻視があれば1-2mgのリスペリドンを用いる[1]。トライエージでのシロシンの検出はできない[1]

医療用途

シロシビンによる治療後のうつ病度の平均値 (QIDS尺度)。16点以上で重症、5点未満でうつ病ではない。1週間後の計測時点で効果が見られた。値は3か月後に42%の人々がうつ病でなかった際の平均値。[20] 6か月後の調査では、3か月と6か月では似たような値だった[21]

2018年にはアメリカ食品医薬品局(FDA)が、コンパス・パスウェイ社による第IIb相の治験を承認し、既存の抗うつ薬による治療に失敗した治療抵抗性のうつ病を対象とし、臨床試験は北米と欧州の様々な国で実施されることになる[6]。さらに、FDAによる画期的治療薬に指定され、承認プロセスが迅速化される[7]

またCybin社は、幻覚体験の時間を短縮できるシロシビンの舌下フィルムを開発し、2021年には第IIa相の治験が進行している[22]。通常のシロシビンでは(治療時間となる)効果の持続時間に6時間かかるが、Cybin社の重水素化シロシビンでは半分にできるという[23]。この点では、より短縮化した30分までの治療時間となるDMT5-MeO-DMTの治験も進行している(それぞれの記事を参照)。

イギリスでは、医学研究審議会(MRC)の資金提供を受け、2015年に治療抵抗性うつ病に対する研究が開始され[4]、その結果、8年から30年のうつ病を患う患者12人の約半分は(1週間目で67%、3か月目で42%)、服用体験から3週間後に寛解に達していた(うつ病の基準を満たさなかった)[20]。6か月後の追跡調査でも、3か月後の効果が保たれていた[21]。59人での別の調査では、3週間後に2回目の25mgのシロシビンを服用した計6週間後の寛解率はシロシビンで57%、既存の抗うつ薬エスシタロプラムを毎日服用したグループでは28%だった[24]

進行がんにおける不安においては、二重盲検で1か月と3か月後にも不安を減少させていた[25]。また進行がんに伴う死への欲求や自殺念慮について、シロシビンを使った心理療法から8時間後、6か月半後の計測から急速かつ持続的な減少効果があり、生きる意味の喪失感については3.2年後、4.5年後にも計測し持続的に減少効果があった[26]

2000年ごろには、アメリカでは、強迫性障害や、群発頭痛にシロシビンの臨床試験を行ない、一定の効果を得たという報告もある[27][28]。強迫性障害では、9人の小規模な研究であるが、シロシビン摂取から24時間にわたり被験者の約67%が症状の尺度の点数を半分以上を減少させ、わずかな人数では1週間後にも改善が続いていた[25]

シロシビンと認知行動療法を併用して、ニコチン依存症(たばこの喫煙)に対する治療研究もなされている。禁煙のためにシロシビンを用いた被験者15人の予備的な研究が行われており、半年後では、心理療法やほかの薬物療法の通常35%未満の禁煙率よりも大幅に多い80%という経過が報告されている[5]。アルコール依存症では、被験者10人中の数人は試験から脱落や除外があったが、36週目でも飲酒を減少させていた[25][29]

アメリカの成人の全国調査では、19万人から生涯におけるシロシビンとLSDが、心理的苦痛や自殺思考、また自殺計画や自殺企図の減少と関連していることが分かった[30]

法規制

デビッド・ナット薬物に関する独立科学評議会(ISCD)による2010年に『ランセット』に掲載された薬物の相対的な有害性に関する論文。マジックマッシュルームは最下位の有害性である[31]

成分のシロシビンとシロシンは、国際条約としては、向精神薬に関する条約が1971年に採択され、日本は1990年にこの条約に加盟している。この条約ではシロシビンは「乱用されるが医療用途がない」というスケジュールIに指定されている。この条約の第32条4項は、含有成分の自生国における少数集団による伝統的な使用を除外している。国連の国際麻薬統制委員会が2001年にオランダ保健省に向けた返答からは、シロシビンとシロシンを含む植物や天然素材について国際規制はしていないということである[32]。そのためシロシビンを含有するキノコの扱いは各国の法律により様々である。

さらに、菌核英語版にはシロシビンが含まれているため、キノコを禁止した国にてマジックトリュフ英語版として流通しているという例もある[33]

日本

日本では2002年から、シロシンおよびシロシビンを含有するきのこ類を[注 1]、「麻薬、麻薬原料植物、向精神薬及び麻薬向精神薬原料を指定する政令」[34]の第2条で麻薬原料植物として規制対象にしている。
麻薬及び向精神薬取締法では厚生労働大臣の許可なく栽培することが禁じられており、同時に同法では麻薬成分を自然に含む植物を麻薬として扱わない規定が、麻薬原料植物の指定を受けて適用されなくなる。許可なく「輸入し、輸出し、製造し、製剤し、小分けし、譲り渡し、譲り受け、交付し、施用し、所持し、又は廃棄してはならない」と定められ、違反すれば罰せられる。
2009年の警視庁の見解によれば、マジックマッシュルームが成長しシロシビンを形成していない段階である胞子の所持は違法ではない[35]
日本国内に自生しているシロシビンを含むきのこや菌類があるため、人里や山野にて容易に観察することができる。一方、キノコの研究者の間からは疑問視する声もある。

イギリス

2005年に1971年薬物乱用法のクラスAに指定される。
従来、同法ではシロシンと犯罪との関連性の証拠がないまま、シロシンとシロシビンがクラスAに指定されており、乾燥、包装、調理など「準備」されていないことを条件にマジックマッシュルームは規制されていなかった。2005年薬物法英語版の21節にて、どんな形態のキノコも違反とする修正を施すために、政府が薬物乱用諮問委員会 (ACMD) の助言を求めることとなっていたが、その機会が与えられないまま、この修正は施行された。そのため、有害性についての、他のクラスA薬物と同等の害を及ぼすという科学的証拠がなく、1993年からヘロインによる5737件の死亡証明書があった一方、キノコでは1件であり、間違った分類になっているという証拠がある。[36]

アメリカ

シロシビンおよびシロシビンを含むきのこ菌類の非犯罪化、医療、治療合法化、一般使用の合法化の動きは、市、地域単位から州単位に拡大しつつある。2021年現在、シロシビンは米国連邦政府レベルではスケジュールIの違法薬物である。
アメリカ合衆国におけるシロシビンの非犯罪化英語版。多数はシロシビンだけでなく幻覚剤を非犯罪化している。
  非犯罪化した地域
  非犯罪化した地域のある州
  いかなる使用も禁止
アメリカ合衆国におけるシロシビンの非犯罪化英語版も参照。2005年以前には、アメリカのほとんどの州で、キノコは規制物質法で規制されたシロシビンの「容器」であると考えられ違法であるとみなされていた[37]。アメリカのほとんどの州で胞子の所持は合法である[37]

ニューメキシコ州

ニューメキシコ州では、2005年にマジックマッシュルームの栽培はシロシビンの製造ではないとして州法の薬物不正取引防止法の元では無罪とする判決があり、裁判所は大麻の栽培は薬物の製造ではないとする1999年の判決を引用した[38]

カルフォルニア州

カルフォルニア州で、2017年冬の報道によると、娯楽的なマジックマッシュルームの使用を非犯罪化するための2018年のの住民投票に向けて署名を募っていた[39]。その成分シロシビンがうつ病、依存症などに役立つ可能性があるため役立てたいとのこと[39]
カリフォルニア州オークランドで2019年6月に、マジックマッシュルームを含む自然な(植物や菌類の)幻覚剤を非犯罪化した[40]
2020年2月、カリフォルニア州サンタクルーズでマジックマッシュルームを含む自然な幻覚剤を非犯罪化した[41]
非犯罪化されたオークランドでは、2020年8月に州法との矛盾が原因で 大麻とキノコの教会 Zide Door Church of Entheogenic Plants に警察が突入し、逮捕はなかったものの大麻とキノコを没収するという事件が起こり、こうした事態を防止するために州法での非犯罪化が検討された[42]。2021年2月には、カリフォルニア州の議員が法案を提出、シロシビン、MDMA、LSD、ケタミン、DMT、メスカリンなど幻覚剤を非犯罪化することが狙い[43]。2021年9月16日カリフォルニア州司法長官が、この法案の署名集めを承認した[44]

ミシガン州

ミシガン州アナーバーで、2020年9月、幻覚剤の菌類や植物を非犯罪化した[45]

オレゴン州

オレゴン州のオレゴン・シロシビン協会 (Oregon Psilocybin Society) は心理療法を行う夫婦によって運営されており、近年の治療研究があるため、監督下で使用するため2020年に投票法案が策定できるよう活動していた[46]
オレゴン州では1973年、アメリカ国内で初めてマリファナ(大麻)が非犯罪化された伝統を守り、2020年11月3日に行われたオレゴン州の住民投票で、ハードドラッグを含む、多くの薬物の少量所持が非犯罪化される法案(第110法案)が、可決され、国内における麻薬戦争に終止符をうち始めた。麻薬中毒を15年間で半分に減らしたポルトガルほどではないが、オレゴン州内での少量の違法薬物所持については、法案110の可決にともない、認定薬物アルコールカウンセラーのもとで健康診断を受けるか、罰金100ドル(約10,512円)を収めるかのいずれかに問われる。また薬物依存者の治療や支援のための予算が拡充される[47]。同じ住民投票で、別の法案である、シロシビンマッシュルームサービスプログラム(第109法案)も可決された[48]。ハードドラッグを含む多くの薬物の非犯罪化も、シロシビンマッシュルームサービスの合法化も、州レベルとして可決するのは全米で最初である。シロシビンのサービスをする施設と、シロシビンサービスファシリテーター、シロシビンの製造者に州の免許を与えてサービスを提供する。2021年現在、シロシビンのきのこによる製造過程において、最初はクベンシス(ミナミシビレタケ)だけに限るかどうかが検討されている。シロシビンファシリテーターのトレーニングは200時間程度になる模様。色々な学校教育団体が、州に認定されたシロシビンファシリテーターの教育機関になるために準備を進めている。各種ホテル、リゾート施設なども、シロシビンサービス施設のライセンスを取るための投資、準備を始めている。2024年2月現在19の施設にオレゴン州からライセンスが発行されており[49]、ポートランド周辺でも、3箇所程度営業が開始されている。個人セッションかグループセッションか、摂取量が多いか少ないか、などによって、料金は800ドルから3800ドル程度。予約は数ヶ月以上先まで、埋まっている所が多い。

コロラド州

コロラド州で2018年の報道では、1つのグループは、州全体ではなくデンバー市において2018年11月の投票を目指しており、活動には大麻合法化に関わった人物が参加し、もう一方のコロラド・シロシビン・イニシアチブと呼ばれる別のグループは、治療目的のシステムを用意できるよう2019年か2020年にコロラド州での投票を目指している[50]
コロラド州デンバーで2019年5月にマジックマッシュルームが非犯罪化され、2022年にはコロラド州全体で非犯罪化を行う投票のための住民運動を予定している[51]

ワシントンDC

ワシントンDCで、2020年11月、幻覚剤の使用を起訴の優先事項としない(ほかの薬物事犯を起訴する)という内容の法案を可決[52]アメリカ合衆国におけるシロシビンの非犯罪化英語版も参照。

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