キングダムの登場人物一覧 楚

キングダムの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 09:48 UTC 版)

王族・廷臣(楚)

考烈王(こうれつおう)
声 - 高塚正也
第四十三代王。気位が高く、激しやすい性格。とにかく面子を気にしている。合従軍編では、開戦の号令を楚軍が掛けることを要望したり、臨武君、汗明が戦死して楚軍が足を引っ張っている状況に怒りをあらわにしていた。始皇九年に崩御した。跡継ぎに恵まれず、崩御前に精神に異常のある王弟より、李園の妹が産んだ春申君の子を自身の子として次の楚王に即位させるよう、春申君と李園の三人で企てた。
春申君(しゅんしんくん)
声 - 内田夕夜
楚宰相。戦国四君の一人。李牧と並ぶ鋭い観察眼を持つ一方、歯に衣着せない荒っぽい言動で部下や他国の将軍などに容赦なく暴言を吐くなど気性は激しい。
合従編では、李牧から合従軍総大将に推挙された。敗戦後、責任を負って朝廷から遠ざけられ、辺境都市「来虎」に左遷された。考烈王と李園と共に自分と李園の妹との子を王の子として王位継承を図っていたが、始皇九年の考烈王の死後に変心。王弟に王位を継がせようと李園に刺客を送ったが、逆に暗殺された。
李園(りえん)
声 - 咲野俊介
春申君食客→楚宰相。考烈王と春申君の王位継承の企てに自身の妹を通じて関わっており、考烈王の死後に考えを翻した春申君を暗殺後に、楚を立て直すために廉頗を通じて媧燐と対談し、媧燐に共に宰相になるように嘆願。媧燐と共に宰相となる。
媧燐(かりん)
楚宰相の一人。媧燐参照。

楚軍

大将軍(楚)

項燕(こうえん)
大将軍。「楚の虎」の異名を持つ。作中では名前が出たのみで、現時点で未登場。楚漢戦争の覇王項羽の祖父。
汗明(かんめい)
声 - 田中美央
楚大将軍。大柄な体躯と圧倒的な戦いぶりの両面から「楚の巨人」の異名で呼ばれる。直属配下に蒙武並みの巨漢ばかりの精鋭部隊「巨暴大騎兵団」を所有。初陣から全戦全勝の経歴があり、自らを天の気まぐれによって生み落された超越者と呼び、強者と自負する敵対者を「勘違い」と戒めるべく正面から叩き潰すことを責務としている。自らが戦う時は配下が太鼓を鳴り響かせて鼓舞させている。
初陣から全戦全将の経歴があり、かつては楚に侵攻した秦六将・王齕をも撃退したと言うが、真偽は不明。秦・燕以外の各国前線地帯では、彼の名は恐怖と共に浸透していた。
合従軍編では楚軍総大将を務めると、函谷関戦では蒙武・騰軍を迎撃。秦将軍・蒙武との一騎討ちでは互いの片腕を砕くほどの激戦を繰り広げるが、誤って一騎討ちに割って入ってきた蒙恬に激怒して斬り伏せると、それに激高した蒙武の一撃を受けて致命傷を負い、最後は頭部を粉砕されて討たれた。
媧燐(かりん)
声 - 田中敦子
楚将軍→大将軍兼宰相。汗明と同等の長身を持つ巨躯で美人な女性だが、自身の長身にコンプレックスを抱いている。ドSな性格で、普段はバミュウを甚振って遊んでいる。
合従軍編では、楚国第二軍を担当。春申君に「性格に難あれど優秀」と評価され、二日目から自軍を率いて騰と蒙武らと対峙し、様々な策で翻弄し、函谷関を落とす寸前迄追い詰めた。臨武君や汗明と違い、汗明と蒙武との1対1の一騎討ちの最中に弟の媧偃に一騎討ちに乱入して蒙武を殺すよう指示を出すなど、戦いに手段を選ばない狡猾さを併せ持っており、誇りを重んじる楚将の中では異色の存在。戦後は、楚国第二位の大将軍に昇格。
春申君暗殺後、廉頗からの紹介で春申君を暗殺した李園と面会し、李園からの頼みを受け李園と共に宰相となる。蒙武が什虎城へ侵攻した際、秦の意図が読めず面倒だからと満羽に援軍を派遣して早期終戦を目論む。什虎陥落後、郢へ撤退して来る満羽達を見極めるために対面しに行く。
汗明軍
貝満(べいまん)
声 - 三上哲
汗明傘下将軍。若輩な風貌ながら汗明軍の軍師を務め、先陣を切る武勇も兼ね備える。左端の軍の指揮を執る。汗明戦死後、速やかに軍を撤退させた。
剛摩諸(ごうましょ)
声 - 岩崎征実
汗明傘下将軍。汗明軍の軍師を務める。右端の軍の指揮を執る。汗明戦死後、速やかに軍を撤退させた。
仁凹(じんおう)
声 - 中博史
汗明傘下将軍。本陣で指揮を執る老軍師。汗明を眼前で失い、自らがいた本陣も壊滅の憂き目に遭った。
媧燐軍
媧偃(かえん)
媧燐傘下将軍。媧燐の実弟。合従軍編では汗明と蒙武の一騎討ちの際、姉の命で蒙武の背を貫こうとしたが、蒙恬に妨害されて失敗した。
バミュウ
声 - 岩田光央
媧燐傘下将軍。媧燐軍副官。ちゃらちゃらした風貌ながら、常識人。たびたび媧燐によって理不尽な制裁を受けるものの、本人も満更ではない様子である。
項翼(こうよく)
声 - 鈴木達央
媧燐軍千人将→将軍。「楚の雷轟」の異名で呼ばれる若き将。元臨武君軍所属。得物は中国五大宝剣の一振りに数えられる「莫耶刀」。白麗曰く、猪突猛進ゆえに千人将に留め置かれている模様。
合従軍前は楚と秦との国境線で守備し、同じく守備していた秦軍の飛信隊に度々挑発していた。合従軍編で臨武君の死後、白麗と共に媧燐軍に転属。その最中、媧燐から五千人将に任命され、臨武君の仇である騰に真っ向勝負を仕掛けるも、引き分けに終わる。
毐国建国宣言後、白麗と共に秦へ侵攻。しかし、反乱失敗後に媧燐の命令で撤退。春申君暗殺後、白麗と共に媧燐から暗殺の内情を聞かされた後で廉頗との会談に同席を命じられる[注 9]。始皇十二年には将軍に昇格しており、媧燐の命令で一万五千の兵を率いて什虎に現れる。魏軍襲来による立て直し後、騰軍と対峙し、臨武君の仇討ちを目論むが、蒙武・騰軍の助攻を担った乱美迫に阻まれる。
始皇十四年の桓騎の戦死後、媧燐の命令で秦国南部第四の都市・京布を三万の軍で陥落させた。
白麗(はくれい)
声 - 上村祐翔
媧燐軍千人将→将軍。「中華十弓」第三位。元臨武君軍所属。白翠という姉がおり、臨武君に嫁いでいる。項翼の相棒で、先走りやすい項翼の抑え役。
合従軍編では、初日に臨武君に襲い掛かろうとした騰軍の鱗坊を射殺。騰に押されている臨武君を救おうと騰を狙うも、蒙恬に不意を突かれて負傷する。
毐国建国宣言後、項翼と共に秦へ侵攻し、その後に撤退。春申君の暗殺後には、媧燐と廉頗との会談に同席した。始皇十二年には将軍に昇格しており、項翼と同じく一万五千の兵を率いて什虎に現れる。魏軍襲来による立て直し後、龍范軍と対峙する。味方本陣に突入する騰を狙うが、間一髪で躱される。

廉頗軍

廉頗(れんぱ)
声 - 楠見尚己
旧・趙三大天→魏大将軍→楚将軍。顔中傷だらけの初老の大男。李牧からも「正面から当たれば勝てる人間は一人もいない」と評される。趙の英雄とされる百戦錬磨の名将。
長平の戦いの最中に王命により趙括へ総大将の任を委譲させられた苦い過去を持つ。また、魏の繁陽を攻めていた最中に悼襄王が趙王に即位すると、素行の悪さを度々諌めたことで恨まれていたため、更迭処分される。これを拒否したことで逆賊扱いされるも、楽乗率いる追討軍を返り討ちにし、そのまま魏へ亡命。三年間沈黙を保っていたが、秦の侵攻に対して魏軍を率いることを決意。
山陽編では、自身の立場を考慮して白亀西に総大将を任せているが、実質的に全体の指揮を執っている。途中、本陣を離れて別動隊として動き、王翦の罠に嵌った姜燕を救出。その後、蒙驁軍の本陣がある丘の背後から現れ、対廉頗用の防御網を次々と突破し頂上に辿り着く。蒙驁との一騎打ちでは、蒙驁の臂力に一時圧倒されるも、蒙驁の左腕を斬り落として窮地に追い込んだ。しかし、先に白亀西を討たれた上にその後の戦況の不利を察し、山陽の割譲で和睦に妥協。ただし、魏からは山陽喪失の責任を取らされ、終戦後には部下と共に魏国を追放されると、楚へ亡命。
楚では、考烈王には気に入られ合従軍の楚軍総大将も考えられていたが、信用の関係で固辞していた。春申君暗殺後は李園を媧燐に面会させた。趙国の扈輒戦死後は、趙国への帰還の許可を望むが、郭開に拒否された。
介子坊(かいしぼう)
声 - 檜山修之
廉頗四天王筆頭。辮髪と大柄な体躯が特徴。得物は長柄斧矛。
変則的な戦い方を苦手とするも、正面からのぶつかり合いでは廉頗に匹敵するほどの力を持つ。配下に巨漢ばかりの精鋭部隊を所有している。
山陽戦序盤は左軍の指揮を執り、桓騎のゲリラ戦法と非道な精神攻撃に翻弄されるも、玄峰によって発見した桓騎軍本陣を襲撃して半壊させた。また、最終局面でも、断崖を騎馬で駆け上って廉頗に加勢し、蒙驁本陣で猛威を振るった。戦後は、廉頗に従い楚に亡命。
姜燕(きょうえん)
声 - 川田紳司
廉頗四天王の一人。「中華十弓」の一人。かつて小国の雄として廉頗と五分に渡り合った。国亡き後廉頗に仕えた。攻め重視の戦い方を得意とする武将で、矢は常人の何倍もの飛距離を誇る。自ら鏑矢を飛ばすことで離れた部隊へ指示を出し、自在に操る。その攻めはかつて廉頗との戦で幾度と無く廉頗を苦しめた。
山陽戦では右軍の指揮を執り、王翦軍と渡り合った。壁の誘い込みの罠を見抜いて逆に罠に嵌めるが、さらにそれを読んでいた王翦の罠に嵌って囲まれる。王翦に降伏と勧誘を勧められるが、これを拒否。王翦の罠を読んで駆け付けた廉頗と合流し、秘かに築いていた天然の要塞に立て籠もる王翦軍を包囲し、その後は対峙したまま戦いを終える。戦後は、廉頗に従い楚に亡命。
輪虎(りんこ)
声 - 櫻井孝宏
廉頗四天王の一人。配下に玉鳳隊をも圧倒する精鋭部隊(通称「輪虎兵」)を持つ。四天王の中で最も危険な存在と言われ、暗殺任務から大軍を率いての突撃まであらゆる役割を果たす廉頗の懐刀。廉頗が関わる大戦では、必ず大局を決定づける働きをする。特に圧倒的な突破力を持ち、かつて王騎の本陣を突破し、王騎に一太刀を浴びせた逸話を持つ。
戦争孤児であり、廉頗に拾われて最初は下人として働かされるが、武術の型を一度見ただけで会得し、自分に絡んできた武術をかじった不良たちを悉く返り討ちにするなど[17]、武の才能を開花させた。そのため、廉頗や戦術を教えてくれた玄峰には並々ならぬ恩義を感じている。得物の曲刀は廉頗から与えられたもの故に新調を促す廉頗の助言を断り、宝のように大切に使っていた。
山陽編では、会戦前に郭備ら千人将八人と秦将軍・羅元を暗殺して蒙驁軍を混乱に陥れる。その際、信と接触し、標的ではなかったため敢えて見逃した。戦いでは中央軍の指揮を執り、初戦で臨時の千人将を狙い、王賁を負傷させた。その後、蒙恬の策略で信と王賁に接近を許すが、二人を同時に相手しても圧倒する実力を見せた。だが、戦いの中で成長した信によって左手の指を斬られ負傷する。最終戦では切り札の戦法「輪動」を駆使し秦将軍・栄備を討ち、信との一騎討ちを繰り広げるが、楚水を斬った隙を突かれ致命傷を負い、戦乱が次の世代へと移りゆくことを感じながら信に討たれ死亡した。戦後、愛剣は廉頗によって信に譲られた。
玄峰(げんぽう)
声 - 後藤哲夫
廉頗四天王の一人。かつて廉頗の師でもあった、大軍略家。傲岸な性格で、口癖は「阿呆」。策を巡らせて、一方的に相手を殺戮する戦いを身上とする。また、武将特有の意地を持っていないため、ある程度戦果を挙げた上で少数でも敵が迫ればあっさり撤退する柔軟さを持つ。
山陽編においては、緒戦は中央軍の第二陣を指揮し、奇策を用いて秦軍に大打撃を与えた。その後、左軍の攻防において、ゲリラ戦法に苦戦する介子坊に代わって指揮を執って桓騎軍本陣の所在を見破ったが、伝令に変装した桓騎達の接近を許し、桓騎に首を刎ねられ戦死。

臨武君軍

臨武君(りんぶくん)
声 - 安元洋貴
楚将軍。「楚の剛将」の異名で呼ばれる猛将。得物は大槌。常人よりも一回り大きな巨漢で、同時に怪力と卓越した武勇を有する。楚南部の異民族・百越を相手に長年戦い、百を超えるほどの勇猛な将を討ち取ってきた戦歴を持つ。白麗の姉、白翠を妻に持つ。
合従軍前は春申君の命令で一時的に項翼と白麗とともに楚と秦との国境線で守備していた。合従軍編では、氾斗平原において騰軍と相対した際、軍長の一人だった同金を瞬殺し、函谷関戦では録嗚未をも圧倒する力を見せる。しかし、騰との一騎討ちで逆に力の差を見せつけられ敗死。遺体は当日夜に火葬される。
項翼/白麗
臨武君軍千人将。媧燐軍参照。

什虎軍

満羽(まんう)
什虎城城主。蒙武並みの巨躯と汗明と同等の武勇を持つ猛将。配下に近衛兵団「迅戈」、精鋭部隊「迅樹」を所有。外套だけ羽織って全裸でいるなどの奇行を起こすが、媧燐から「戦馬鹿」と称されるほどの戦争狂で、敵を木っ端微塵にするほどの熾烈な情け容赦無い戦いをする。
元は楚に吸収された小国「」国の大将軍で、忠義に溢れる性格で、大国・楚との戦いで疲弊する汨国の精神的支柱だった。だが、降伏を考える袁公・大臣達と徹底抗戦を主張する満羽ら軍部の間に亀裂が生じ始め、遠方にいる最中に王達が勝手に降伏。帰る場所を無くした満羽達はそれでも楚軍と戦い続けたが、倒した敵軍の中にかつての汨国民達がいたことで、汨国民が自分達の敵となったことを知って精神が壊れてしまう。その後最終的に観念した楚から生存を認められた経歴を持つ。そのため、楚への忠誠心は皆無で首都・郢から離れた大重要拠点「什虎」を同じ境遇の千斗雲らとともに根城としている。
蒙武率いる秦軍が什虎に侵攻している知らせを受けて戦争が出来ると歓喜し、自ら兵を率いて出陣する。戦いでは寿胡王の作戦を無視して独断で動いて暴れるため部下に諫められる。魏軍襲来で立て直した後は蒙武軍と対峙。乱美迫軍の助攻を得て突撃してきた蒙武・騰軍を迎撃し、近衛兵団「迅戈」を撃破した蒙武と一騎打ちするが、本陣が陥落したため蒙武に再戦を誓って郢へ撤退した。
千斗雲(せんとうん)
楚軍将軍。得物は大矛。元は楚に吸収された小国「」国の大将軍。満羽と同じく奇行を起こしたりしている長身痩躯の大男。満羽以上の戦争狂で、蒙武軍侵攻の知らせを受けた時は感涙するほど歓喜し、魏軍が秦の援軍に来た際は両方と戦えると狂喜した。一方で自身の戦いに邪魔する者は友軍であろうと敵対しようとする程容赦が無い。寿胡王によると満羽と同じような過去の出来事によって心が壊れたとのこと。
什虎防衛のため満羽と共に出陣して左翼軍二万を担う。満羽が出陣して戦っているのを見て、我慢が出来ずに寿胡王の作戦を無視して突撃する。仕切り直した後、録鳴未軍と交戦し、録嗚未と一騎打ちをして余裕を見せ、乱美迫が乱入してもそれを崩さなかった。乱美迫が離脱した後、録嗚未を退けて魏軍本陣へ突撃したが、側面から龍范軍、背後から録嗚未軍に挟まれる。本陣が陥落すると撤退する。
寿胡王(じゅこおう)
楚軍将軍。満羽軍軍師。元は楚に吸収された亡国の王族。満羽や千斗雲と違い冷静沈着な性格。戦いでは作戦の指揮を執り、よく満羽と千斗雲に好き勝手に動かれるが、それでも十分の一ほどしか手の内を見せずに勝利するほどの大軍略家で国内外に「賢者」として名を馳せている。荀子の元で「性悪説」などを学んだ儒学者でもある。
蒙武軍侵攻時に満羽に従い出陣し本陣で作戦の指揮を執り、いつも通りあっけなく戦いが終わると落胆しかけるが、魏軍の援軍襲来で心を躍らせて本気の指揮を執る。しかし、満羽の異変でいつも通りの指揮が取れず、不利を悟って什虎城への撤退を決断したが、本陣まで突破した騰に捕縛される。捕縛された際に、蒙武達に満羽達の過去について教えた。その後、騰に自身の斬首を望んだが、拒絶され秦に連行された。
玄右(げんう)
楚軍将軍。元は楚に吸収された亡国の大将軍。配下に精鋭部隊「黄鋒」を有する。寿胡王と同じく冷静沈着な性格だが、満羽や千斗雲と同等の武力と高い知略を併せ持つ。
蒙武軍侵攻の知らせを受けても一切動揺せず、満羽に従い出陣し右翼軍二万を担う。騰と対峙し、苦戦している録嗚未の救援しに行こうとした騰を阻んでいる。魏軍襲来後は、白麗とともに魏軍と対峙し、魏将軍・馬介を討ち取る。本陣が陥落すると、すぐに撤退を決断する。

注釈

  1. ^ 史実では秦の君主が王を名乗るのは26代君主の恵文王(昭王の父)からで、それまでは周王の臣下という立場であるため公を名乗っている。なので原作漫画内にも回想で登場する穆公などは秦国王としてはカウントせず、政も本来なら秦王としては6代目にあたるが、ここでは原作漫画での表記に準じる。
  2. ^ 嫌悪ではなく、麃公に気に入られていた嫉妬によるものである。
  3. ^ 昌文君の偽物の首を用意したり、褒美で昌文君の領地を要求して彼の妻子らを庇護するなど。
  4. ^ このことが原因で趙国が秦国を一際憎悪を増し、万極を歪ませ、幼少期に人質として趙にいた政が虐げられた。
  5. ^ 単行本56巻裏表紙に糸凌がカラーで描かれており、肩にかかった茶色の髪の毛と同じように左目も茶色の髪の毛で隠れていることがわかる(兜頭頂部の兜飾りの色は兜や鎧と同じ色であり茶色とは異なる)。
  6. ^ アニメ公式サイトでの表記。原作本来の表記は、偏が「亻」、旁が「厘」。ただし、アニメのエンドクレジットは原作と同じ表記。
  7. ^ アニメ版での表記。「郭」の原作本来の表記は、偏が「享」、旁が「乚」。
  8. ^ クレジットでは「じい」と表記されている。
  9. ^ なお、会談の内容次第では、廉頗を殺すように媧燐から命じられていた。
  10. ^ 自身がトアクの元にたどり着いた時には、トアクからは無茶な戦い方をした愚将だと酷評されるも、本人曰く「楊端和と戦ってたころに比べれば子供の遊び」と一蹴した。

出典

  1. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ その理由は、那貴には相手の顔を見れば、相手が嘘を言ってるかどうかわかるという特技があった為である。
  3. ^ なお、桓騎は偲央を喪った復讐を終えて、この頃から自分の「怒り」を世界にぶつけるために戦場に出ようかと考えていたらしく、野盗団から急に軍になると言う急な鞍替えだったので、大変な騒動になっていたと摩論は李信や蒙恬らに語っている
  4. ^ 第612話最終ページ
  5. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  6. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  7. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  8. ^ なお、当時は様々な理由で集まった行き場の無い孤児たちによる名称のない野盗団で、『砂鬼一家』と名乗ったのはだいぶ後の話である。
  9. ^ なお、偲央たちは自分たちの住み処を『聖地』と呼んでいた。
  10. ^ なお、砂鬼一家と命名したのは桓騎だが、その名称を提案したのは偲央たちの仲間の一人で、桓騎から怖い者を聞かれた時に、人を砂に引き摺り込む鬼が怖いという話から命名された。
  11. ^ その時、桓騎は所用で不在だった。
  12. ^ 蒙恬は桓騎を配下にした話に関しては詳しく詳細を知らず、当時蒙驁が連戦連敗であったので、罰として野盗狩りの仕事に飛ばされて、そこで桓騎一家を制圧して配下にしたと、聞かされていた。
  13. ^ スキマスイッチ常田真太郎 人気漫画「キングダム」の登場人物のモデルと明かす「強いんですよ。うれしい」”. スポニチ (2024年2月17日). 2024年2月17日閲覧。
  14. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  15. ^ 『キングダム』第5シリーズ“黒羊丘の戦い”を描くメインPVが解禁! 趙軍将官を演じる新キャストに三宅健太さん(馬呈 役)、川原慶久さん(劉冬 役)が決定!”. animate Times. 2023年12月28日閲覧。
  16. ^ 『キングダム』第5シリーズ“黒羊丘の戦い”を描くメインPVが解禁! 趙軍将官を演じる新キャストに三宅健太さん(馬呈 役)、川原慶久さん(劉冬 役)が決定!”. animate Times. 2023年12月28日閲覧。
  17. ^ コミックス第58巻のおまけ漫画『輪虎物語』より。
  18. ^ Inc, Natasha. “「キングダム2」羌象役は山本千尋、中国武術のジュニア世界大会で1位(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2022年7月15日閲覧。





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