キングダムの登場人物一覧 その他勢力

キングダムの登場人物一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 09:48 UTC 版)

その他勢力

秀(しゅう)
徐国に住む少年。韓国の馬関軍に攻められていたところを脱出し、負傷しながらも偶然通りかかった飛信隊に救援を求めた結果、祖国の窮地を救った。

袁公(えんこう)
汨王。満羽が出陣中に楚国に降伏した。
流邦(るほう)/中歩(ちゅうほ)
汨将軍。故人。楚軍侵攻時に満羽軍で奮戦し戦死。
青多(せいた)
満羽に強く憧憬を抱いていた少年。楚に吸収後、楚国兵士として満羽軍と戦わされた結果、戦死した。

刺客

蚩尤族

羌象(きょうしょう)
声 - 吉田小百合 / 斎藤千和(第3シリーズ-)
演 - 山本千尋[18]
羌瘣と姉妹同然に生きてきた、蚩尤族の一氏族「羌族」の女性。羌瘣と並んで、蚩尤候補の中でも群を抜いた強さを持っていた。得物は「白鳳(はくほう)」という名の剣。
蚩尤となって外の世界を見たいという気持ちと、妹同然の存在である羌瘣を殺めたくないという気持ちが葛藤し、“祭”の日に羌瘣を香で眠らせ、一人で挑むが、幽連に謀殺された。羌瘣の蘇生術による精神世界では、幽連と共に羌瘣の前に現れて、羌瘣の身を案じて現実世界へ引き返すように忠告した。そして、信を現実世界へ送り出した羌瘣の前に現れて、羌瘣の寿命が縮まったことなどを伝えた。
羌礼(きょうれい)
羌族の少女。羌礼参照。
羌識(きょうしき)
羌族の次の代の蚩尤候補。羌礼の姉貴分。非常に寡黙であるが、外の世界に少なからず興味を抱いている。また、男女の営みにも興味はあるようで、それに関する羌礼から羌瘣への問い掛けの際に、さりげなく聞き耳を立てる描写がされていた。
行われた“祭”では羌礼とともに最後まで残り、羌礼と一騎打ちになるが、寸前で羌礼を斬るのを躊躇い止めたことで羌礼に刺されて死亡。死の間際に、羌礼に生き延びてほしかったと告げて息を引き取り、羌礼が羌瘣との戦いの中で羌識の最期の言葉を思い出したことが、羌礼が正気を取り戻すきっかけとなった。
羌明(きょうめい)
声 - 片貝薫ふじたまみ(青年期)
かつての羌族代表の蚩尤候補。だが“祭”から脱走し、一族から命を狙われ続けた。やがて、外界における里への連絡役として一族に尽くすことで赦されている。既婚者で、子が二人いる。幽族数人を瞬殺するなど、未だ実力も兼ね備えている。
羌瘣の要請を受けて、幽連の居所を彼女に伝えた。
幽連(ゆうれん)
声 - 岡田栄美 / 小山茉美(第3シリーズ-)
幽族の代表にして、先代蚩尤。得物は「赤鶴」という名の剣。“祭”において他の氏族と結託して、羌象を謀殺した。“祭”に勝ち残り蚩尤の座を得たが、その際実妹を殺害しており、それによって巫舞を必要としない圧倒的な戦闘力を会得するが、精神に異常をきたすようになる。当初は魏王から厚遇されたものの、手に負えなくなったことから追放され、趙国の山中に潜むようになった。
飛信隊が国境地帯で復興と防衛に務めているころに、羌瘣を誘い出して追い詰めるも形勢逆転を許し、致命傷を負わされ死亡。死後その遺体は、次の“祭”を行わせないという羌瘣の願いのために、羌明によって隠された。しかし、56巻のおまけマンガで幽連の死は幽族に知られており、幽族から全蚩尤族に次の“祭”の開催が伝えられた。羌瘣の蘇生術による精神世界では羌象と共に羌瘣の前に現れ、羌瘣を罵りながらも生と死の狭間である“天地の間”へと送り出した。

朱凶

燕程(えんてい)
朱凶族長。物静かな性格ながら、実力は確か。呂氏陣営の要請で嬴政暗殺を依頼されるも、号馬の乱入によって機を失う。一度捕縛されるも、脱走した。
徐完(じょかん)
声 - 高塚正也 / 岡林史泰(VOMIC)
演 - 深水元基
朱凶の一人。四人の子を持つ。影武者であった漂に致命傷を負わせ、漂および信の足取りから政を追い詰めたが、激昂した信に斬られ敗北。命乞いして信に情けを掛けられたが、政に止めを刺され死亡した。

その他刺客

ムタ
声 - 赤城進
演 - 橋本じゅん
百越にあるベッサ族の戦士。徐完の後任として政達の暗殺を依頼されるが、信に返り討ちにされる。本人は信にやられた傷で「もうすぐ死ぬ」と言っていたが、実際の生死は不明。その後吹き矢を河了貂に譲り、呂不韋への警戒を促した。嫪毐の情報を探りに来た朱凶の密偵が、彼と同じ装束の人間に吹き矢で殺されている。
実写映画版では、信に返り討ちにされて死亡した。吹き矢は、河了貂にくすねられる。

脚注


注釈

  1. ^ 史実では秦の君主が王を名乗るのは26代君主の恵文王(昭王の父)からで、それまでは周王の臣下という立場であるため公を名乗っている。なので原作漫画内にも回想で登場する穆公などは秦国王としてはカウントせず、政も本来なら秦王としては6代目にあたるが、ここでは原作漫画での表記に準じる。
  2. ^ 嫌悪ではなく、麃公に気に入られていた嫉妬によるものである。
  3. ^ 昌文君の偽物の首を用意したり、褒美で昌文君の領地を要求して彼の妻子らを庇護するなど。
  4. ^ このことが原因で趙国が秦国を一際憎悪を増し、万極を歪ませ、幼少期に人質として趙にいた政が虐げられた。
  5. ^ 単行本56巻裏表紙に糸凌がカラーで描かれており、肩にかかった茶色の髪の毛と同じように左目も茶色の髪の毛で隠れていることがわかる(兜頭頂部の兜飾りの色は兜や鎧と同じ色であり茶色とは異なる)。
  6. ^ アニメ公式サイトでの表記。原作本来の表記は、偏が「亻」、旁が「厘」。ただし、アニメのエンドクレジットは原作と同じ表記。
  7. ^ アニメ版での表記。「郭」の原作本来の表記は、偏が「享」、旁が「乚」。
  8. ^ クレジットでは「じい」と表記されている。
  9. ^ なお、会談の内容次第では、廉頗を殺すように媧燐から命じられていた。
  10. ^ 自身がトアクの元にたどり着いた時には、トアクからは無茶な戦い方をした愚将だと酷評されるも、本人曰く「楊端和と戦ってたころに比べれば子供の遊び」と一蹴した。

出典

  1. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  2. ^ その理由は、那貴には相手の顔を見れば、相手が嘘を言ってるかどうかわかるという特技があった為である。
  3. ^ なお、桓騎は偲央を喪った復讐を終えて、この頃から自分の「怒り」を世界にぶつけるために戦場に出ようかと考えていたらしく、野盗団から急に軍になると言う急な鞍替えだったので、大変な騒動になっていたと摩論は李信や蒙恬らに語っている
  4. ^ 第612話最終ページ
  5. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  6. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  7. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  8. ^ なお、当時は様々な理由で集まった行き場の無い孤児たちによる名称のない野盗団で、『砂鬼一家』と名乗ったのはだいぶ後の話である。
  9. ^ なお、偲央たちは自分たちの住み処を『聖地』と呼んでいた。
  10. ^ なお、砂鬼一家と命名したのは桓騎だが、その名称を提案したのは偲央たちの仲間の一人で、桓騎から怖い者を聞かれた時に、人を砂に引き摺り込む鬼が怖いという話から命名された。
  11. ^ その時、桓騎は所用で不在だった。
  12. ^ 蒙恬は桓騎を配下にした話に関しては詳しく詳細を知らず、当時蒙驁が連戦連敗であったので、罰として野盗狩りの仕事に飛ばされて、そこで桓騎一家を制圧して配下にしたと、聞かされていた。
  13. ^ スキマスイッチ常田真太郎 人気漫画「キングダム」の登場人物のモデルと明かす「強いんですよ。うれしい」”. スポニチ (2024年2月17日). 2024年2月17日閲覧。
  14. ^ Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
  15. ^ 『キングダム』第5シリーズ“黒羊丘の戦い”を描くメインPVが解禁! 趙軍将官を演じる新キャストに三宅健太さん(馬呈 役)、川原慶久さん(劉冬 役)が決定!”. animate Times. 2023年12月28日閲覧。
  16. ^ 『キングダム』第5シリーズ“黒羊丘の戦い”を描くメインPVが解禁! 趙軍将官を演じる新キャストに三宅健太さん(馬呈 役)、川原慶久さん(劉冬 役)が決定!”. animate Times. 2023年12月28日閲覧。
  17. ^ コミックス第58巻のおまけ漫画『輪虎物語』より。
  18. ^ Inc, Natasha. “「キングダム2」羌象役は山本千尋、中国武術のジュニア世界大会で1位(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2022年7月15日閲覧。





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