キングダムの登場人物一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/08 09:48 UTC 版)
燕
王族・廷臣(燕)
- 昭王(しょうおう)
- 第四十代燕王。故人。郭隗の献策を持って、国を滅亡寸前から最盛期まで盛り立てた。
- 今王喜(こんおうき)
- 第四十四代燕王。
- 燕丹(えんたん)
- 燕太子。人質として趙国にいた頃、同じく人質だった政と顔見知りの間柄。
- 郭隗(かくかい)
- 燕家臣。故人。昭王によって亡国の危機を脱した後に国力を回復するために助言を請われ、「先ずは郭隗を厚遇することから始める」ように上奏した(「先ず隗より始めよ」)。その結果、楽毅や劇辛などといった有力者が続々と燕に集まり、燕は強国化した。
燕軍
大将軍(燕)
- 楽毅(がくき)
- 前・燕大将軍。軍神の異名を持つ。故人。滅亡寸前の燕を復興させ、逆に斉に対し合従軍を作り上げ、滅亡寸前まで追い込んだ伝説的な存在。
- 劇辛(げきしん)
- 燕大将軍。かつて楽毅と共に燕を復興させた救国の英雄とされる。
- 元々は趙人であり、金目当てで燕へ移住。蔡沢に趙に居れば、三大天の一人となっていたと評されていた。若い頃に龐煖と同様に「武神」と称する者達を何人も倒すほどの武勇を持つ。楽毅を超えるべく楽毅の戦術を外聞を気にせず徹底的に見て盗んで学んでいた。趙燕戦争で、侵攻してきた趙軍を迎撃。李牧の策略を見破り本陣にまで迫り、龐煖と一騎打ちするも想像を超える龐煖の力に敵わず「偽者」と言い捨てられて討たれた。
- オルド
- 声 - 木下浩之
- 燕大将軍。北の五十の山岳族の王であり、合従軍において燕軍の総大将を務めた。闊達で、少々子供っぽい性格。血筋は平地の民のものだが生まれと育ちが山岳地という経歴を持ち、山岳族も感嘆する程の「山読み」という技術を持つ。
- 合従軍編では王翦軍と当たり、15日目には王翦軍が立て篭もる山岳要塞を攻略するも、その後は王翦の策を終始読みきれなかったことで、合従軍の函谷関突破失敗の敗因を招く。始皇十一年には、秦軍の鄴侵攻の直前に隙を突いて趙東部に侵攻し猛威を振るうも、青歌に侵攻したことで出陣した司馬尚に迎撃され、さらに趙軍が燕に侵攻したのを聞き、それらを迎え撃つために撤退した。
注釈
- ^ 史実では秦の君主が王を名乗るのは26代君主の恵文王(昭王の父)からで、それまでは周王の臣下という立場であるため公を名乗っている。なので原作漫画内にも回想で登場する穆公などは秦国王としてはカウントせず、政も本来なら秦王としては6代目にあたるが、ここでは原作漫画での表記に準じる。
- ^ 嫌悪ではなく、麃公に気に入られていた嫉妬によるものである。
- ^ 昌文君の偽物の首を用意したり、褒美で昌文君の領地を要求して彼の妻子らを庇護するなど。
- ^ このことが原因で趙国が秦国を一際憎悪を増し、万極を歪ませ、幼少期に人質として趙にいた政が虐げられた。
- ^ 単行本56巻裏表紙に糸凌がカラーで描かれており、肩にかかった茶色の髪の毛と同じように左目も茶色の髪の毛で隠れていることがわかる(兜頭頂部の兜飾りの色は兜や鎧と同じ色であり茶色とは異なる)。
- ^ アニメ公式サイトでの表記。原作本来の表記は、偏が「亻」、旁が「厘」。ただし、アニメのエンドクレジットは原作と同じ表記。
- ^ アニメ版での表記。「郭」の原作本来の表記は、偏が「享」、旁が「乚」。
- ^ クレジットでは「じい」と表記されている。
- ^ なお、会談の内容次第では、廉頗を殺すように媧燐から命じられていた。
- ^ 自身がトアクの元にたどり着いた時には、トアクからは無茶な戦い方をした愚将だと酷評されるも、本人曰く「楊端和と戦ってたころに比べれば子供の遊び」と一蹴した。
出典
- ^ “Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
- ^ その理由は、那貴には相手の顔を見れば、相手が嘘を言ってるかどうかわかるという特技があった為である。
- ^ なお、桓騎は偲央を喪った復讐を終えて、この頃から自分の「怒り」を世界にぶつけるために戦場に出ようかと考えていたらしく、野盗団から急に軍になると言う急な鞍替えだったので、大変な騒動になっていたと摩論は李信や蒙恬らに語っている
- ^ 第612話最終ページ
- ^ “Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
- ^ “Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
- ^ “Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
- ^ なお、当時は様々な理由で集まった行き場の無い孤児たちによる名称のない野盗団で、『砂鬼一家』と名乗ったのはだいぶ後の話である。
- ^ なお、偲央たちは自分たちの住み処を『聖地』と呼んでいた。
- ^ なお、砂鬼一家と命名したのは桓騎だが、その名称を提案したのは偲央たちの仲間の一人で、桓騎から怖い者を聞かれた時に、人を砂に引き摺り込む鬼が怖いという話から命名された。
- ^ その時、桓騎は所用で不在だった。
- ^ 蒙恬は桓騎を配下にした話に関しては詳しく詳細を知らず、当時蒙驁が連戦連敗であったので、罰として野盗狩りの仕事に飛ばされて、そこで桓騎一家を制圧して配下にしたと、聞かされていた。
- ^ “スキマスイッチ常田真太郎 人気漫画「キングダム」の登場人物のモデルと明かす「強いんですよ。うれしい」”. スポニチ (2024年2月17日). 2024年2月17日閲覧。
- ^ “Character”. ぴえろ / スラジオ サインポスト. 2023年11月25日閲覧。
- ^ “『キングダム』第5シリーズ“黒羊丘の戦い”を描くメインPVが解禁! 趙軍将官を演じる新キャストに三宅健太さん(馬呈 役)、川原慶久さん(劉冬 役)が決定!”. animate Times. 2023年12月28日閲覧。
- ^ “『キングダム』第5シリーズ“黒羊丘の戦い”を描くメインPVが解禁! 趙軍将官を演じる新キャストに三宅健太さん(馬呈 役)、川原慶久さん(劉冬 役)が決定!”. animate Times. 2023年12月28日閲覧。
- ^ コミックス第58巻のおまけ漫画『輪虎物語』より。
- ^ Inc, Natasha. “「キングダム2」羌象役は山本千尋、中国武術のジュニア世界大会で1位(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2022年7月15日閲覧。
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