エントロピー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 00:51 UTC 版)
エントロピー(英: entropy)は、熱力学および統計力学において定義される示量性の状態量である。熱力学において断熱条件下での不可逆性を表す指標として導入され、統計力学において系の微視的な「乱雑さ」[注 1]を表す物理量という意味付けがなされた。統計力学での結果から、系から得られる情報に関係があることが指摘され、情報理論にも応用されるようになった。物理学者のエドウィン・ジェインズのようにむしろ物理学におけるエントロピーを情報理論の一応用とみなすべきだと主張する者[誰?]もいる。
- 1 エントロピーとは
- 2 エントロピーの概要
エントロピーと同じ種類の言葉
物理量に関連する言葉 | エントロピー(エントロピ) ベクトル量 運動量(うんどうりょう) |
エントロピーに関連する言葉 | エントロピー(エントロピ) 結合エントロピー 標準モルエントロピー クロスエントロピー |
- エントロピーのページへのリンク