エンタルピー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/29 19:45 UTC 版)
エンタルピー(英: enthalpy)とは、熱力学における示量性状態量のひとつである。熱含量(ねつがんりょう、英: heat content)とも[1]。エンタルピーはエネルギーの次元をもち、物質の発熱・吸熱挙動にかかわる状態量である。等圧条件下にある系が発熱して外部に熱を出すとエンタルピーが下がり、吸熱して外部より熱を受け取るとエンタルピーが上がる。
- ^ 田中一義『物理化学』、22頁。
- ^ 久保亮五 編『大学演習 熱学・統計力学』(修訂)裳華房、1998年、100頁。ISBN 4-7853-8032-2。
- ^ a b アトキンス『物理化学』 p.61
- ^ アトキンス『物理化学』 p.64
- 1 エンタルピーとは
- 2 エンタルピーの概要
- 3 定義
- 4 温度による表示
- 5 脚注
- エンタルピーのページへのリンク