ウエスタンユニオン 提携先

ウエスタンユニオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 07:56 UTC 版)

提携先

日本

トラベレックスジャパン
2010年7月15日より、外貨両替店などを営む[1]同社の窓口を通じた国際送金サービスを実施している[2][3]
セブン銀行
海外送金サービスへの新規参入準備のため、業務提携に向けての基本合意を交わしている[4]
2011年3月22日より、セブン銀行との取引がある顧客向けにインターネットバンキングを利用したサービスを開始。同年7月をめどに、ATMによるサービスも開始予定。申し込みは、インターネットバンキングのログインサイトより行う。
大黒屋 (チケット)
2011年4月27日より、大黒屋32店舗での取り扱いが開始となった[5]
コンビニ(ファミリーマート)
2012年2月7日より、ファミリーマート各店舗に設置されたマルチメディア端末「Famiポート」より、銀行口座を開設することなく国際送金可能となった[6]

過去の提携先

スルガ銀行
個人間の国際送金を提携して取り扱っていたが、2009年1月30日をもって提携サービスを終了した[7]

国際送金詐欺への注意

ウエスタン・ユニオンの国際送金を悪用した振り込め詐欺が、日本だけでなく世界的に多発している[8]。この為、同社の日本語サイトでも「詐欺に遭わないために」というウェブサイトを設けて、送金利用者に強く注意を喚起している[9]

同ページなどによると、主な手口は、旅行などで海外にいる友人・知人から、盗難や事故などに遭ったので「至急送金して欲しい」という依頼が、電子メールで来る「緊急送金詐欺」、ソーシャル・ネットワーキング・サイトなどで知り合った、友人や恋人候補など(男女問わず)からの、さまざまな口実で送金を依頼してくる「インターネット送金詐欺」、アメリカ合衆国の永住権取得に当選したから手数料を送るよう依頼してくる「米国グリーンカード詐欺」、不動産物件ウェブサイトでの詐欺など多岐にわたる。

こうしたオークション詐欺国際恋愛詐欺ナイジェリアからの手紙のような、インターネットで知り合った人物への送金は、詐欺と気付いてからではまず取り戻すことはできないため、ウエスタンユニオンは、上記のように利用者に注意を喚起しているものの、eBayなど、ウエスタンユニオン経由の支払いを禁止している商業サイトもある。

アメリカ合衆国郵便公社との関係

1970年代初頭には「郵便公社」と提携し、電子郵便サービス「メールグラム」を導入した。


注釈

  1. ^ 2006年6月9日現在

出典

  1. ^ 会社概要 - トラベレックスジャパン
  2. ^ Send Money - Western Union(日本語版ページ、2010年7月15日閲覧)
  3. ^ ウエスタンユニオン、日本で海外に現金を送金するサービスを提供 - 日経プレスリリース(2010年7月7日付・同月15日閲覧)
  4. ^ セブン銀行、ウエスタンユニオンと業務提携し「海外送金サービス」への新規参入準備を開始 - 日経プレスリリース(2010年1月29日付・同月30日閲覧)
  5. ^ 「大黒屋のウエスタンユニオン国際送金サービス」 - 大黒屋(2011年4月27日付・2011年5月10日閲覧)
  6. ^ ウエスタンユニオン国際送金サービスの入金受付を全国のファミリーマートで開始!~世界437,000カ所へ数分で送金、送金金額も自由に設定可能に株式会社ファミマ・ドット・コム(2012年2月6日付・同月7日閲覧)
  7. ^ 「ウエスタンユニオンを利用した国際送金サービス」終了のお知らせ - スルガ銀行(2008年9月16日付・2010年1月30日閲覧)
  8. ^ Western Union joins fraud fight, BBC, 13 October 2005
  9. ^ 「詐欺に遭わないために」ウエスタン・ユニオン


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