イタダキマン スタッフ

イタダキマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 19:21 UTC 版)

スタッフ

前作までシリーズ構成を担当していた小山高男は、本作品ではゲストライターとしての参加のみに留まった。シリーズ構成を外された理由については、フジテレビ側のプロデューサー・岡正の意向によるところが大きく、マンネリという理由でシリーズ構成ではなく脚本のみの参加という要請を受けていたが、その脚本も1本(第7話)を書いた時点で自らの宗教的な理由[注 8] により降板している。これまでのようにシリーズ構成の役職のままだったら降板できなかっただろうと、結果的にシリーズ構成を外されたことをよしとしている[6]

一方で現在は削除されているものの、小山の公式サイトにおけるタイムボカンシリーズの紹介ページでは、自身と山本正之がそれまでのポジションを降ろされた理由について岡との軋轢が背景にあったこと、また山本と小山が本作品の打ち切りに対して喝采をあげたことを本作品について触れた部分で言及しており、このような経緯から小山自身は本作品をタイムボカンシリーズとは見做していないという立場を取っている[7]


注釈

  1. ^ 本放送時は野球中継のため、第19話のみ一部地域を除き未放映。
  2. ^ その一方で、小原乃梨子キャラ以外の女性(法子や学園の女生徒など)が、更衣や入浴などで下着乳房を大胆に見せるシーンも多々あった。
  3. ^ 1983年4月にTBS系列とのクロスネット局からフジテレビ系フルネット局(JNN脱退・FNN加盟)にネットチェンジした福島テレビにおける土曜19時台後半枠は、本作の同時ネットではなく、視聴者保護も兼ねて『クイズダービー』の同時ネットを同年9月まで継続した(本作は遅れネット)。当時フジテレビ系列とのクロスネット局であり、本作を遅れネットで放送していたテレビ山口でも、『クイズダービー』をネットせずに『オレたちひょうきん族』の遅れネットを放送した。
  4. ^ 近畿広域圏の朝日放送では『部長刑事』。当時テレビ朝日系列とのクロスネット局であった新潟総合テレビ(現:NST新潟総合テレビ)では、土曜19時台後半枠は『あばれはっちゃくシリーズ』の同時ネットを放送していたため、本作は遅れネットで放送された。
  5. ^ 後番組として、『タイムボカンエクスプレス ダレダマン』や『タイムボカンウォーズ サッパリマン』といった作品も企画されていたが、いずれも本作品の打ち切りにより頓挫している。
  6. ^ モンキーと誤表記[5]
  7. ^ 入浴時に「覗き」行為を働いたダサイネンとトンタンメンを、2人一緒に右アッパー1発で殴り飛ばしている。
  8. ^ 「オチャカ校長にお釈迦様の霊が乗り移った」という設定に対して、霊の実在を認める立場である小山が「不謹慎だ」と反発したというもの。

出典

  1. ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1983年2月号、学研ホールディングス、112頁。 
  2. ^ a b 笹川ひろし「第25章 ここであったがこんにちは!イタダキマン現る!!」『ぶたもおだてりゃ木にのぼる』ワニブックス、2000年9月25日、ISBN 4-8470-1358-1、273-277頁。
  3. ^ DARTS編『タイムボカン全集』ソフトバンク、1997年、p126
  4. ^ 『イタダキマン』放送から40年 「短命」だったこともギャグに変えた?”. マグミクス. メディア・ヴァーグ (2023年4月9日). 2023年4月17日閲覧。
  5. ^ 「We're Anime People 役になりっ子ゲーム VOL.1」『マイアニメ1983年7月号ふろく TV RADAR 6/11〜7/10』秋田書店、1983年7月1日、6頁。 
  6. ^ 小山著『霊もピチピチ生きている 実証・真光の業』リヨン社、1985年、p198-p199
  7. ^ ぶらざあのっぽ公式ホームページ のっぽとタイムボカン 2003年6月のキャッシュ
  8. ^ 次回予告で使用されたメロオケなどの主題歌のアレンジ関連、およびサブタイトルやゾロメカの活躍シーンで多用されたBGMなどを除く。
  9. ^ 「全国放映リスト」『アニメージュ』1983年10月号、徳間書店、98 - 99頁。 
  10. ^ 『福島民報』1983年4月9日 - 9月23日付朝刊、テレビ欄。
  11. ^ 『福島民報』1983年6月2日 - 10月8日付朝刊、テレビ欄。
  12. ^ a b c 『北國新聞』1983年4月9日付朝刊テレビ欄より。






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