アーバンカオス アーバンカオスの概要

アーバンカオス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 21:32 UTC 版)

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アーバンカオス
URBAN CHAOS
ジャンル FPS
対応機種 プレイステーション2
Xbox
開発元 Rocksteady Studios
発売元 アイドス
スパイク
人数 1人
メディア DVD-ROM:1枚
発売日 2006年6月15日
2007年6月28日
対象年齢 CEROD(17歳以上対象)
ESRB:M(17歳以上対象)
BBFC:18
PEGI:18+
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暴力
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概要

プレイヤーは特殊部隊T-Zero」の隊員ニック・メイソンとなり、街で暴虐の限りを尽くすギャング団バーナーズ(BURNERS)」に立ち向かう。「T-Zero」とは「Tolerance-Zero」の略で、黙ってみていられないの意。 犯罪モノや戦争モノのFPSゲームと違い、本作におけるプレイヤーの立場は法執行官である。そのため、敵を殺害することが必ずしも推奨されているわけではなく、敵を逮捕するための武器(スタンガン、スタングレネード)も支給されている。

ミッションの開始前にはチャンネル7ニュースなる実写のニュース番組が流れ、さながら実際に暴動が発生したかのようなリアリティを演出している。


1999年に同タイトル、同開発元のURBAN CHAOSと言うクライムアクションゲーム風のTPSゲームとして海外版のプレイステーションドリームキャストPCにて、同じアイドスから発売されていた。ゲーム内容は警官と自衛団の男女2人の主人公が街で悪の限りを尽すギャング団に立ち向かうと言うものである。

もともとRocksteady Studiosは世界観や設定はそのままに、新しいシリーズとして「Zero Tolerance: City Under Fire」という名称で発売する予定であったが、Technopop社が1994年に発売したメガドライブ向けゲームである「Zero Tolerance」がすでに存在しており、「Zero Tolerance」権利管理者であるRandel B. Reiss氏は「Zero Tolerance」の商標を保持していると述べ、また「Zero Tolerance 2」も開発していると発表したため、アイドス及び開発元は自身が所持しているIP「Urban Chaos」をそのまま引き継ぐ形でタイトル変更して発売した経緯がある。

本作はURBAN CHAOSの知的財産を元にしたタイトルだが、設定以外はこのゲームとの関連性はあまりなく、あくまでも別もののゲームとなっている。

システム

パートナー

本作では市街地での暴徒鎮圧を主眼においているため、一般の警察官消防隊員救急隊員等の力を借りてミッションを遂行していくこととなる。

  • 警察官……拳銃を武器に一緒に戦ってくれる。一帯の確保を命じることができ、これを命じると一定箇所に留まって防衛してくれる。
  • 消防隊……消防斧と背負い式の大型消火器を携行しており障害物や扉の破壊、消火を命じることができる。
  • 救急隊……自分や、要救助者の治療を命じることができる。自分の治療は1度のミッションにつき三回までである。

その他、現場施設の作業員等に電力の確保やエレベータの作動などを要請することもある。これらの味方が死亡すると即座にゲームオーバーとなるので、誤射や爆発物には注意が必要である。

報酬

ミッションには普遍的な以下の四つの特別目標があり、これを各難易度(ルーキー・ベテラン・エリート・カオス)で達成していくごとにメダルを獲得できる。このメダルの獲得数によって、新たな武器が使用可能となったり、既存の武器がグレードアップしたりする。

  • 逮捕」……ギャングたちをスタンガン等で規定人数逮捕する。リーダーも数に含まれる。
  • 狙撃」……ヘッドショットで規定人数殺害する。
  • 「生存」……ノーコンティニューでミッションをクリアする。
  • 「証拠」……マップに散らばる5個のバーナーズ構成員の仮面をすべて回収する。

4つを一度に達成する必要はなく、ミッションに何度もチャレンジして1つずつ達成していくこともできる。また、最初から高難易度で達成した場合、それ以下の難易度のメダルも同時に獲得出来る。

防護盾

本作最大の特徴として、プレイヤーが装備する防護盾がある。この防護盾は基本的に正面からの攻撃をすべて防ぐことができ、またそれと同時に近寄ってきた敵を殴打することができるため、序盤では非常に心強く、人質救出などの状況以外ではほぼこの盾だけでごり押しすることも可能である。しかし、終盤になってくると敵が一気に多数肉薄してきたり、を蹴り飛ばす者もいたりする(その際ダメージを負うこともある)ため過信は禁物である。




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