アンネの日記
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/16 05:36 UTC 版)
著作権
2016年1月1日、フランスのナント大学の研究者オリヴィエ・アーツスカイドと、緑の党議員・イザベル・アタールは、アンネが1945年に亡くなって70年が経ち、日記はパブリックドメインに帰属するとして、『アンネの日記』をウェブサイトで公開した。
これに対しアンネ・フランク財団は、日記はアンネの死後に出版されたものであるため、著作権は公表時から50年に延長されると主張。例えば、オランダ戦争資料研究所によって1986年に出版された版ならば、少なくとも2037年まで著作権の保護期間であると述べている[7][8]。
ウィキソースに掲載されていた『アンネの日記』は、ウィキメディア財団がアメリカ合衆国の司法管轄下にあることから、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づいて、2016年2月10日にウィキソースから削除されたことが発表された[9][10]。
日本における図書館蔵書損壊事件
映像化作品
- アンネの日記 (1959年の映画)
- アンネの日記 アンネ・フランク物語
- アンネの日記 (テレビドラマ)
- アンネの日記 (1980年のテレビ映画)
- アンネの日記 (1995年の映画)
関連番組
出典
関連項目
外部リンク
- ^ キャロル アン リー 著、橘高 弓枝 訳『アンネ・フランク: 「隠れ家」で日記を書き続けた少女』偕成社、2003年7月1日、18頁。
- ^ “『アンネの日記』など、ユネスコの「世界の記憶」として新たに登録”. current.ndl.go.jp. 国立国会図書館 関西館. 2022年8月22日閲覧。
- ^ Bellis, Mary. “About ballpoint pens”. About.com. 2014年2月閲覧。
- ^ Netherlands Institute for War Document:The Diary of Anne Frank:The Revised Critical Edition. Doubleday, Amsterdam 2003, p. 167, ISBN 9780385508476
- ^ kurier.at:Anne Franks Tagebuch ist UNESCO-Welterbe (Kurier, 31. Juli 2009)
- ^ 「アンネの日記」、ユネスコが世界記憶遺産に登録 (AFPBB News, 2009年07月31日)
- ^ “「アンネの日記」オンライン公開、著作権で論争も”. AFPBB News (2016年1月2日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ “「アンネの日記」が著作権切れで無料公開へ、アンネ・フランク財団は「法的措置を取る」と警告”. GIGAZINE (2016年1月4日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ “Wikimedia Foundation removes The Diary of Anne Frank due to copyright law requirements”. Diff Wikimedia Foundation (2016年2月10日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ “著作権侵害申し立てを受け「アンネの日記」がWikisourceから削除される”. GIGAZINE (2016年2月16日). 2020年10月2日閲覧。
- ^ 名著36 「アンネの日記」 NHK
固有名詞の分類
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