立ち幅跳びとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > スポーツ > 競技 > 種目 > 立ち幅跳びの意味・解説 

たち‐はばとび【立(ち)幅跳び】

読み方:たちはばとび

踏み切りの上に立ち、助走をしないで立ったまま両足そろえて前方跳び、その距離を競うもの。


立ち幅跳び

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/05 22:05 UTC 版)

ストックホルムオリンピックの同種目で金メダルを獲得した、コンスタンティノス・ツィクリティラスの跳躍

立ち幅跳びたちはばとび)は跳躍競技に属する陸上競技

概要

踏切り板に両足を揃えた直立姿勢から助走をせずに、身体の屈伸運動のみで反動をつけて[1]遠くへ跳ぶ能力を競う種目である[2][3]走幅跳同様、競技は普通記録がしやすく、また競技者にとっても安全であるため砂場で行われる。指定の位置から跳躍し、着地の際できた足跡の最も跳躍した位置側の部分までの距離を測る[1]。また、足跡よりも後ろにを突いてしまった場合、その地点までの距離を記録とする[1]。基本的な跳躍能力はもちろん反動を付ける際の柔軟性、着地の際の平衡感覚など身体全体を上手く使う巧緻性が求められる[1]

かつてはオリンピック種目だったが[4]、陸上競技として競われることは現在ではほとんどない[5]。反面走り幅跳びと違い特有な技術はほとんど必要としないため、純粋な跳躍能力を測る種目として中学校体力測定などに主に用いられる[2]

公式世界記録

2015年2月23日にNFLスカウティングコンバインバイロン・ジョーンズ英語版が記録した3m73cmが世界記録である[5]

オリンピック種目

立ち幅跳びは1900年のパリオリンピックから1912年のストックホルムオリンピックまでの4大会ではオリンピックの正式種目だった。アメリカレイ・ユーリー1900年のパリオリンピックから1908年ロンドンオリンピックまで3連覇(1906年アテネ中間大会も含めると4連覇)という記録も残している。またユーリーが1904年のセントルイスオリンピックで記録した347cmは当時の世界記録だった[6]

類似競技

  • トーキック - ワールド・エスキモー・インディアン・オリンピック英語版の競技の1つ。ジャンプして床に置かれた棒の上に着地し、転がって滑る棒からもう一度ジャンプする種目。氷が割れた時の対応力を身につけるための訓練が発祥[要出典]

出典

  1. ^ a b c d 赤松喜久. "立ち幅跳びの方法・ポイント". 大阪教育大. 2019年12月19日閲覧
  2. ^ a b 大辞林 第三版. "立ち幅跳び・立幅跳び". コトバンク. 2019年12月19日閲覧
  3. ^ デジタル大辞泉. "立(ち)幅跳び". コトバンク. 2019年12月19日閲覧
  4. ^ 河尻定 (23 October 2015). "60m走やハト撃ち、都市計画… 驚きの五輪競技". NIKKEI STYLE. 2019年12月19日閲覧
  5. ^ a b Byron Jones obliterates the Combine broad jump record(英語) PFT NBCsport 2019年12月19日閲覧
  6. ^ Athletics at the 1904 St. Louis Summer Games:Men's Standing Long Jump(英語) sports-references.com 2019年12月19日閲覧

立ち幅跳び(跳躍力)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 15:04 UTC 版)

スポーツテスト」の記事における「立ち幅跳び(跳躍力)」の解説

走り幅跳び前段階として小学校低学年実施していたものを全対象者拡張両足そろえて前方跳躍する最後尾着地点1cm単位記録する。仮に着地後に後方転倒した場合尻餅なら尻、手をついたら手が着地点となる。2回跳んでよい記録計上

※この「立ち幅跳び(跳躍力)」の解説は、「スポーツテスト」の解説の一部です。
「立ち幅跳び(跳躍力)」を含む「スポーツテスト」の記事については、「スポーツテスト」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「立ち幅跳び」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「立ち幅跳び」の例文・使い方・用例・文例

  • (助走なしの)立ち幅跳び.
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



立ち幅跳びと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「立ち幅跳び」の関連用語

立ち幅跳びのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



立ち幅跳びのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの立ち幅跳び (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのスポーツテスト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS