物質波とは? わかりやすく解説

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ぶっしつ‐は【物質波】

読み方:ぶっしつは

物質粒子の波動性に伴う波。運動量pの粒子の物質波の波長λ(ラムダ)は、プランク定数をhとして、λ=h/pで表される1924年フランス物理学者ド=ブロイによって導入された。ド=ブロイ波


ド・ブロイ波

(物質波 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 08:50 UTC 版)

ド・ブロイ波(ド・ブロイは、: de Broglie wave)とは、光子を含む運動する物質一般に付随する波動現象を言う。光子の粒子性と波動性を結びつけるために導入した概念を物質粒子一般に拡大適用したものとして、1924年にフランスの物理学者のルイ・ド・ブロイによって提唱された[1]物質波とも呼ばれる[注釈 1]

エルヴィン・シュレーディンガーは、このド・ブロイ波の考え方を発展させることでシュレディンガー方程式を得た。解釈に難点があり一時放棄されていたがデヴィッド・ボームによって復活させられた[2]ド・ブロイ–ボーム解釈)。

概要

エネルギーE運動量pを持つ粒子は、次の周波数νおよび波長λを持つ波としての性質も持つ。これをド・ブロイ波あるいは物質波と呼ぶ。


「物質波」の例文・使い方・用例・文例

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