塊村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 02:58 UTC 版)
塊村(かいそん、英語: irregular clustered village、ドイツ語: das Haufendorf)は、自然発生的な村落の最も一般的な形態である。「団村」とも言う。家屋が不規則に集まり、塊状に並んでいる。 山・丘・台地の末端や河岸段丘上などの狭い空間で水が得られる場所や、街道の交差点などに成立する。ヨーロッパではドイツ・北フランス・グレートブリテン島低地・南ヨーロッパ各地で、日本では全国的に広く分布するが近畿地方や北陸地方で卓越している。特に南欧諸国ではローマ帝国時代にマラリアや戦乱を避けるために大規模な塊村が丘の上に造られた。
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