クランクピン
コネクティングロッドの大端部がクランクシャフトに取り付けられる部分。非常に大きなベアリング荷重を受けるこの部分の径と長さは、エンジン設計の要となっている。ここに開口するコネクティングロッド大端部の、潤滑油の油穴の向きと径は、最小限のオイルで効率よく潤滑できるよう配慮されている。クランクシャフトの強度はクランクピンによって大きく影響される。一般にクランクシャフトのねじれ剛性の節は後部のピンにあるため、クランクシャフトの折損はこの部分で起きる。
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