vs中飛車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 15:28 UTC 版)
持駒 – 持駒 – White plays Static Rook 持駒 – 持駒 – Black suggests Central Rook ここでの例は、先手が指す中飛車のポジションに対して後手が指する飯島流引き角である。 後手は最初に居飛車を明示し、先手は中飛車のポジションを示唆する。 持駒 – 持駒 – Pawn push & defense 持駒 – 持駒 – Black plays Central Rook 先手は飛車を中央に振って、中飛車にする明確な意図を示す。 持駒 – 持駒 – Bishop Pullback 持駒 – 持駒 – Bishop Pullback この時点から、後手は左銀をまっすぐ上に動かして、角を引き戻すスペースを作ることで、飯島流引き角の構築を開始。つまり先手に5筋の位を取らせずに、後手は角道を開けず△3二銀から3一角とする。こうして引き角を明示する 先手は玉を右方向に移動し始めている間に、後手は角を1筋に利かせる。これにより、8六地点のフォーカルポイントで8筋を角と歩の総交換が可能になる。以下後手は△5三角と上がってから△4二玉から3一玉と囲う。△3四歩を突かないことにより、平べったい美濃囲いの堅陣を作ることができるのが戦術である。主導権を渡さず戦うことができる。 なお先手で指す時は、▲2六歩△3四歩に▲4八銀と指すため、△8四歩と居飛車にされた時の用意も必要となる。 持駒 – 持駒 – White's Iijima Bishop Pullback 持駒 歩 持駒 歩 White's Iijima Bishop Pullback 最後の図では、対局者が(a)王を城に移動し終え、(b)攻撃する銀をさらに攻撃参加させ、(c)中央の歩を交換した状態。
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