トラッキング分析
周波数帯域が一定の、フィルターの中心周波数を外部信号により任意に変えて、振動騒音の周波数成分の大きさを分析すること。周波数を連続的に掃引することで一般的な周波数分析ができ、回転体の回転信号を外部信号とすれば回転次数分析ができる。自動車では、エンジンなどの回転信号を外部信号として、回転数に対する車体、パワープラント、そのほか各部位の振動や、車内騒音、吸・排気音などの回転次数成分の分析が、トラッキング分析として行われる代表的なものである。
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