thermal noiseとは? わかりやすく解説

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熱雑音

【英】:thermal noise

導体半導体素子中の電子不規則な熱運動によって起こる雑音で、温度が高いほど大きな雑音発生する周波数依存性はなく一様なスペクトルを持つので、ホワイトノイズとも言われるEDS半導体検出器スロースキャンCCDカメラYAG単結晶シンチレータ冷却するのは、このを抑えるためである。

説明に「熱雑音」が含まれている用語

  • 熱雑音

熱ノイズ(熱雑音、thermal noise)

 抵抗体内部では電流を運ぶ電子またはイオン熱運動していてその分布が空間的時間的に一様でない。この“ゆらぎ”のため、その両端の間には不規則な電位差生ずる。これを雑音電圧、または熱雑音ジョンソン雑音という。超電導回路低温動作させるため、この熱雑音が、室温動作させる半導体の場合より格段に小さい。このことが、超電導デバイスが小振幅でも(熱雑音乱されずに)安定動作する理由一つである。


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