テイク・オア・ペイ契約
英語:Take-or-pay Contract
買い手が売り手に対して、一定金額以上の支払いを約束し、また、一定量の商品、あるいは、サービスの引き取りを無条件で約束する契約のこと。
テイク・オア・ペイ契約では、買い手が商品、あるいは、サービスを引き取らない場合でも一定金額の支払い義務が生じる。
テイク・オア・ペイ契約の事例としては、2011年10月のスプリント・ネクステルとアップルとの間のiPhoneの仕入れに関する契約が挙げられる。スプリント・ネクステルはアップルに対して、4年間におよそ3050万台のiPhoneを買い取ることを約束し、その対価としておよそ200億ドルが支払われるとされる。
ちなみに、テイク・オア・ペイ契約が商品、あるいは、サービスを引き取らない場合でも一定金額の支払い義務が生じるのに対して、売手が財またはサービスを提供した場合にのみ支払い義務が生じる契約をテイク・アンド・ペイ契約という。
関連サイト
スプリント・ネクステル - (英語)
アップル
テーク‐オア‐ペイ‐じょうこう〔‐デウカウ〕【テークオアペイ条項】
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