スタットパイプ・システム
【英】: statpipe system
ノルウェー領北海の Statfjord 、Gullfaks 両油田の随伴ガスおよび Heimdal のガスを、ヨーロッパ大陸へ輸送するガス・パイプライン・システムで、Statpipe コンソーシアム(Statoil 60 %、SNEA 10 %、その他 6 社 30 %)を設立し、1981 年 6 月、ノルウェー政府の許可を取得、1983 年建設開始、1986 年に操業開始の予定となっている。 Statfjord から、ノルウェー領 Karsto を経由し、ライザー・プラットフォームで Heimdal ラインと合流し、Ekofisk へ至る 28 ~ 36 インチ、約 850km 、能力約 20 億 cf/d のガス・パイプラインで、Ekofisk からは、現存の Norpipe(36 インチ、443km )により、西独の Emden に輸送、西欧諸国に供給される。このパイプ・システムは、ノルウェー領北海にて発見確認されている Oseberg 、Troll 、Sleipnerのガス田からも接続が可能であり、今後これらガス田の開発が一層促進されることとなろう。 |

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