spit-back

大車林

吹き返し

英語 spitback

燃料タンク給油孔から燃料またはしぶきが吹き出すこと。吹き返しには給油時に燃料のしぶきが吹き出すものと、燃料満タン付近で車両を炎天下などに放置し、タンク内の圧力が上昇した状態で油孔キャップを外した瞬間、タンク内圧力により燃料が吹き出すものとがある(蒸発エミッション対策車に多い)。給油時の吹き出しは、給油中のタンク内の空気の抜け不良(ブリーザーパイプの曲がり、詰まりなど)やフィラーパイプの形状、ブリーザーパイプの位置が給油ガンとアンマッチなどが原因で発生する。放置時のタンク内圧アップによる吹き出しはブリーザーパイプの曲がり、詰まりに加えてタンク圧力バルブ不良、吹出し防止バルブの作動不良などが原因となる。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。