σ因子
原核生物のRNA合成酵素のサブユニットの一つで、遺伝子上流のプロモーターに結合しRNAポリメラーゼの本体とさらに結合することで遺伝子の特異的な転写を引き起こす。
シグマ因子
英訳・(英)同義/類義語:sigma factor
原核生物のRNA合成酵素のサブユニットの一つで、遺伝子上流のプロモーターに結合しRNAポリメラーゼの本体とさらに結合することで遺伝子の特異的な転写を引き起こす。
酵素タンパク質モチーフなど: | シグナルペプチド シグナル識別粒子 シグナル配列 シグマ因子 システインプロテアーゼ シトクロム bf-f複合体 ジペプチジルアミノペプチダーゼ |
シグマ因子
(sigma factor から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/02/09 13:44 UTC 版)
シグマ因子(σいんし)とは、真正細菌のDNA上で転写を開始する場所を決定するタンパク質。RNAポリメラーゼと結合し、プロモーター領域の特異的な配列を認識することで、どの遺伝子を読むかを決定する。通常生物はシグマ因子を多数持っており、環境に応じてその存在比率を変えることでその環境に適した遺伝子群の転写を保障している。大腸菌ではシグマ70,N,F,S,H,E,FecIの7種類が報告されている。
- 1 シグマ因子とは
- 2 シグマ因子の概要
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