roff のプリプロセッサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:11 UTC 版)
「roff」の記事における「roff のプリプロセッサ」の解説
roff におけるプリプロセッサとは roff のフォーマットに変換し出力を生成するプログラムの事を指す。各プリプロセッサはそれぞれ独自の言語で策定されており、ファイルをプリプロセッサに通すと、roff のフォーマットに変換を行う。このような言語で記述された部分は一般に roff の文書に埋め込み、プリプロセッサを通してから roff に通すことで文書を作成する、ほとんどのプリプロセッサはファイルの内容の中で自分自身のものと判断した部分のみを抽出して変換を行い、それ以外の場所は無視するので命令等が一致しないなら複数のプリプロセッサの書式を同一ファイル内に記述することができる。以下に代表的な roff のプリプロセッサを挙げる。 eql 数式を roff 形式のフォーマットに変換する。 tbl 表を含む文書を roff 形式のフォーマットに変換する。 pic roff 形式の文書に図を埋め込むプリプロセッサ。 refer roff の文書に参考文献の部分を自動生成するプリプロセッサ(LaTeX における thebibliography 環境に近い)。
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