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ルサンチマン【(フランス)ressentiment】

読み方:るさんちまん

強者対す弱者憎悪復讐(ふくしゅう)衝動などの感情内攻的に屈折している状態。ニーチェシェーラーによって用いられた語。怨恨(えんこん)。遺恨。→奴隷道徳


ルサンチマン

(ressentiment から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/29 06:37 UTC 版)

ルサンチマン: ressentiment、 (フランス語発音: [rəsɑ̃timɑ̃]) )は、弱者が敵わない強者に対して内面に抱く、「憤り・怨恨・憎悪・非難・嫉妬」といった感情[1]。そこから、弱い自分は「善」であり、強者は「悪」だという「価値の転倒」のこと[1]


  1. ^ a b 週刊東洋経済編集部. “今日から使える! ビジネスに活用できる哲学用語10 | ルサンチマン、イデア、アウフヘーベン、脱構築…”. 週刊東洋経済プラス. 2022年2月21日閲覧。
  2. ^ a b ルサンチマン』 - コトバンク
  3. ^ 週刊東洋経済編集部. “今日から使える! ビジネスに活用できる哲学用語10 | ルサンチマン、イデア、アウフヘーベン、脱構築…”. 週刊東洋経済プラス. 2022年2月21日閲覧。
  4. ^ 木場深定訳『道徳の系譜』岩波文庫、46ページ(一部改変)。なお、木場訳ではルサンチマンは「反感」と訳されている。
  5. ^ a b c 小坂国継,岡部英男 編著『倫理学概説』ミネルヴァ書房、2005年、208頁。 
  6. ^ Marc Angenot, Les idéologies du ressentiment, 1996.


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