マット・"ギター"・マーフィー
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| マット・"ギター"・マーフィー | |
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マーフィー (2010年)
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| 基本情報 | |
| 原語名 | Matt Murphy |
| 出生名 | Matthew Tyler Murphy |
| 生誕 | |
| 死没 | |
| ジャンル | ブルース |
| 担当楽器 | |
| 活動期間 | 1948年 - 2018年 |
| レーベル |
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マット・"ギター"・マーフィー (Matt "Guitar" Murphy、1929年12月29日 - 2018年6月15日[1][2])は、アメリカ合衆国のブルース・ギタリスト、歌手である。メンフィス・スリム、ブルース・ブラザーズ、ハウリン・ウルフらとの活動で知られる。
来歴
幼少期
マーフィーは1929年12月29日、ミシシッピ州サンフラワーで生まれた[3]。3歳のとき父親がメンフィスのピーボディー・ホテルに職を得て、家族でメンフィスに移住する[3]。幼少期からギターを学び、10代後半にはギタリストを職とするようになった[4]。
キャリア
1948年、マーフィーはシカゴへ移住し、ハウリン・ウルフのバンドに加入した。当時、彼のバンドにはリトル・ジュニア・パーカーも在籍していた[2]。1952年、マーフィーはアイク・ターナーと共にリトル・ジュニア・パーカーのシングル「You're My Angel」 / 「Bad Women, Bad Whiskey」 (Modern 864)のレコーディングに参加している(名義はLittle Junior Parker and the Blue Flames)[5][6]。
マーフィーはしばしばメンフィス・スリムと共に活動し、彼のデビュー・アルバム『At The Gate Of Horn』(1959年)にも参加した[7]。マーフィーはまたチャック・ベリーの二つのアルバムと多くのシングルのレコーディングに参加した他、ココ・テイラー、サニー・ボーイ・ウィリアムソンII、バディ・ガイ、エタ・ジェイムズ[6]、オーティス・ラッシュ[8]の作品にも参加している。
彼はその他ウィリー・ディクスンとも共演した[6]。フレディ・キングの「Hide Away」(1960年)はマーフィーのプレイをベースに作られたとキング本人が認めたという[9]。
彼は1963年のアメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバルのヨーロッパー・ツアーの際、「Matt's Guitar Boogie」で印象に残るパフォーマンスを行なっている[10]。
1970年代になると、マーフィーはハーモニカ奏者のジェイムズ・コットンのバンドに加入し[6]、6枚以上のアルバムを彼とレコーディングしている。ダン・エイクロイドとジョン・ベルーシがマーフィーの公演を見て、彼らのツアー・バンドであったブルース・ブラザーズに誘った[8]。彼は映画「ブルース・ブラザース」(1980年)、「ブルース・ブラザース2000」(1998年)に出演してアレサ・フランクリンの夫役を演じている。彼はブルース・ブラザーズのバンドで2000年代初頭まで活動した[7]。
マーフィーは2012年にブルースの殿堂入りを果たしている[11]。
私生活と死去
マーフィーは2002年夏に脳梗塞に見舞われたものの、その数年後には活動を再開している[12]。2011年、彼はフロリダ州サウスマイアミでキャシー・ヘムリックと結婚した。彼らは後になって同州のフォートローダーデールで一般公開の形で結婚披露宴を行なっており、その場でCD『Last Call』がリリースされている[11]。
マーフィーは後年をマイアミで過ごしたが、2018年6月15日、心臓発作で死去した。88歳だった[1][13]。彼の死は共演者でもあった甥のフロイド・マーフィーJr.によってFacebook上で発表された。
使用機材
マーフィーの最初のシグネチャー・ギターMGM-1は韓国のコルト・ギター社が製造した。彼は1998年に韓国にある同社の工場を訪れ、その年にこのモデルが発表されている。このギターの殆どはサンバースト、あるいはハニーのフィニッシュとなっている。使用木材はアガチスで、ネックにはマホガニーが使用されている。2つのハムバッカーとボリュームとトーンのコントロールが1つずつ付いている。このモデルは2006年まで製造され、工場の発表によると78本が販売されたという[12]。2011年には、マーフィーはディレイニー・ギターを弾くようになり、マイク・ディレイニー作のシグネチャー・モデルも製作された。彼はこれを2018年に死去するまでプレイした。
ディスコグラフィー
- 1990年 『Way Down South』 (Discovery)
- 1996年 『The Blues Don't Bother Me!』 (Roesch)
- 2000年 『Lucky Charm』 (Roesch)
- 2010年 『Last Call』 (Bluzpik)
脚注
- ^ a b Bruce Haring (2018年6月15日). “Matt "Guitar" Murphy Dies: Blues Brothers Guitarist And Noted Sideman Was 88”. Deadline.com. 2018年6月15日閲覧。
- ^ a b Bill Dahl (1927年12月29日). “Matt "Guitar" Murphy | Biography & History”. AllMusic. 2015年10月5日閲覧。
- ^ a b “Matt ‘Guitar’ Murphy”. Guitar Tricks (2006年12月5日). 2026年1月7日閲覧。
- ^ “Matt ‘Guitar’ Murphy, of Blues Brothers Fame, Dead”. Best Classic Bands (2018年6月15日). 2026年1月7日閲覧。
- ^ Vladimir Bogdanov; Chris Woodstra; Stephen Thomas Erlewine, eds (2003). All Music Guide to the Blues (3rd ed.). p. 435
- ^ a b c d Daniel Kreps (2018-06-16). “Blues Brothers Guitarist Matt 'Guitar' Murphy Dead at 88”. Rolling Stone 2018年6月18日閲覧。.
- ^ a b Tony Russell (1997). The Blues: From Robert Johnson to Robert Cray. Dubai: Carlton Books. p. 149. ISBN 978-1-85868-255-6
- ^ a b Edward Komara, ed (2006). Encyclopedia of the Blues. 1. Routledge. p. 712 2025年6月9日閲覧。
- ^ Rick Batey (2003). The American Blues Guitar: An Illustrated History. Hal Leonard. p. 118. ISBN 9780634027598
- ^ Vladimir Bogdanov, et al. (eds.) (2003). All Music Guide to Soul, p. 487. Backbeat Books.
- ^ a b JD Nash (2018年6月15日). “Matt "Guitar" Murphy Dead at 88”. Americanbluesscene.com. 2018年6月18日閲覧。
- ^ a b Michael Wright (2016年4月). “The Cort Matt "Guitar" Murphy MGM-1”. Vintage Guitar: pp. 30–32
- ^ “Matt Murphy, Master of Blues Guitar, Dies at 88”. The New York Times. (2018年6月19日) 2018年8月16日閲覧。
外部リンク
- マーフィーのインタビュー tomguerra.comサイト(アーカイヴ)より
- マット・"ギター"・マーフィーのページへのリンク