質量偏心(ステアリング)
回転軸中心に対し、質量中心がオフセットしていることをいう。ステアリングホイールでは、質量中心(重心)がホイールの回転軸の中心からずれていることをいう。通常、ステアリングホイールには、計器の視認性や見栄えをよくするため上下非対称になっているうえに、最近では、各種スイッチ類やエアバッグの装備により、偏心量は拡大の傾向にある。質量偏心が大きいと、大舵角時の操舵力変動やステアリングホイールの復元性に影響し、操舵時に違和感が生じる。対応として、リング部にバランスウエイトで調整することもあるが、慣性モーメントや質量が大きくなる弊害があるので限界がある。
「mass eccentricity」の例文・使い方・用例・文例
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