高周波焼入れとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 大車林 > 高周波焼入れの意味・解説 

高周波焼入れ

英語 induction hardening

鉄製品の表面(全体または部分)を硬くすることにより、耐摩耗性や耐疲労性などを向上させる処理である。被処理製品加熱した部位外周形状わずかな隙間をもつコイル(ワークコイル)に高周波誘導電流を流すと、ジュール熱部品表面だけが急速に加熱される高温加熱したのち水溶性焼入れ剤または油を用いて焼き入れする処理をいう。高周波焼入れ後の硬さは、材料炭素含有量によって決まり実用的な硬さを得るため、炭素量が0.30~0.55%を含有し炭素鋼合金鋼用いられる。高周波焼入れは、自動車用部品では長尺物用いられることが多くアクスルシャフト等速ジョイントアウターレースステアリングのラックシャフトおよびクランクシャフトなどに使われる

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。


このページでは「大車林」から高周波焼入れを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から高周波焼入れを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から高周波焼入れ を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高周波焼入れ」の関連用語

高周波焼入れのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高周波焼入れのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS