getrandom
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/07 17:06 UTC 版)
「/dev/random」の記事における「getrandom」の解説
Linuxカーネル3.17で、システムコールとしてgetrandomが追加された。これは/dev/randomまたは/dev/urandomからデータを読み出すことと同じ機能を提供するシステムコールである。デフォルトでは/dev/urandom相当であり、オプションで/dev/random相当の動作も選択できる。 /dev/randomや/dev/urandomはデバイスファイルであるため、使用する際にはopenシステムコールで開く(ファイル記述子を割り当てる)必要がある。そのため、ファイル記述子が限界まで使用済みの状態では、新たにファイルを開けないため、これら乱数の読み出しも不可能になる。これはリソース枯渇攻撃に該当する。このため、システムコールとしての同機能が追加されることとなった。
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