フォースバリエーション(タイヤ)
ノンユニフォミティーのうち、タイヤの剛性と寸法の不均一性に起因する荷重の変動をいう。タイヤユニフォミティー試験機において、タイヤに基準となる接地荷重を加えたうえでタイヤ軸とドラム軸の距離を固定し、横滑り角0度、キャンバー角0度の状態で回転したときに生じる力の変動を測定し、タイヤ1回転当たりのピークツーピークの値として求める。測定波形の次数分析も常用され、主として1次成分はシェイク、シミーなどの低周波振動の、高次成分は車内音の加振源となる。力の方向によってRFV(ラジアルフォースバリエーション)、LFV(ラテラルフォースバリエーション)、TFV(トラクティブフォースバリエーション)の3種類がある。
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