消滅則とは? わかりやすく解説

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消滅則

【英】:extinction rule

禁制反射(ブラッグ条件を満たしても散乱因子がゼロであるために消滅する反射)がどのような場合に起こるかを表す規則をという。反射の消滅は、空間格子の型によるものと空間群の対称要素による場合がある。前者の場合は、運動学的回折が適用される場合にも動力学的回折が適用される場合にも反射は消滅する。後者の場合、すなわち空間群の対称要素である映進面や螺旋軸による場合は、運動学的回折が適用されるときにのみ反射の消滅が起こる。動力学効果がある場合は、これらの禁制反射は強度を持つ。しかし、動力学効果がある場合にも特定の入射条件のときに反射の一部に消滅が起こる。この消滅は、収束電子回折図形の(運動学的に)禁制な反射内に暗い線として現れる。

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