エントリーポイント
エントリーポイントとは、プログラムを実行するうえで、プログラムやサブルーチンの実行を開始する場所のこと。プログラム全体のエントリーポイントとなる場所を含むルーチンがメインルーチンである。
例えば、C言語の標準では、main
という名前の関数(の先頭)がエントリーポイントであり、各関数のエントリーポイントは、それぞれの関数の先頭である。
スクリプト言語やBASICなど、ソースコードの先頭から実行していく言語も少なくない。それらにおけるエントリーポイントはソースコードの先頭である。アセンブリ言語では、通常は言語としてはエントリーポイントを決めず、OSやリンケージエディタ・ローダなどの規定をそのまま引き継ぐか、それらに対しエントリーポイントを指定する。
プラグインやライブラリには複数のエントリーポイントが存在し、それを呼び出すことで外部からサブルーチンが実行できる。
各種プログラミング言語のエントリーポイント
- C、C++、Objective-C、Java、D言語、Pike: main
- C#、Visual Basic、Visual Basic .NET: Main
- Pascal: プログラムの定義の先頭がエントリーポイントである。名前は規格では規定されていない
- Mops: GO[1]
脚注
- ^ 変更可能
関連項目
固有名詞の分類
「エントリーポイント」に関係したコラム
-
FXやCFDのシャンデモメンタムとは、相場の売られ過ぎや買われ過ぎを判断するためのテクニカル指標のことです。シャンデモメンタムは、0を中心に-100から100までの値で推移します。シャンデモメンタムで...
-
FXやCFDのシャンデクロールストップ(Chande Kroll Stop)とは、テクニカル指標のATR(アベレージ・トゥルー・レンジ)を元にしたテクニカル指標のことです。シャンデクロールストップは、...
-
株価分析の時系列練行足とは、株価のトレンドを調べるためのテクニカル指標です。時系列練行足は、ある一定の値幅をあらかじめ決めておき、その値幅以上の値動きがあった時に陽線や陰線を描画する練行足に、時系列を...
-
FX(外国為替証拠金取引)のポイントアンドフィギュア(Point and Figure、P&F)とは、為替レートの値動きに対して×と○のマークを付けて表示するテクニカル指標です。ポイントアンドフィギュ...
-
FXやCFDの標準偏差チャネルとは、線形回帰線から一定の標準偏差分を乖離した直線のことです。標準偏差チャネルは、線形回帰線からプラスに乖離した直線と、マイナスに乖離した直線の2本の線を描画します。下の...
-
FXやCFDのRMI(Relative Momentum Index)とは、テクニカル指標のモメンタムを用いて、値動き幅から相場の売られ過ぎ、あるいは、買われ過ぎを判断するためのテクニカル指標のことで...
- エントリーポイントのページへのリンク