ビー‐エヌ‐シー‐ティー【BNCT】
読み方:びーえぬしーてぃー
ホウ素中性子捕捉療法 (Boron Neutron Capture Therapy, BNCT)
中性子捕捉療法
(bnc t から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/02 07:19 UTC 版)
中性子捕捉療法(ちゅうせいしほそくりょうほう、英: Neutron Capture Therapy、略称 NCT)とは、原子炉などからの中性子と癌組織に取り込まれた中性子との反応断面積が大きい元素との核反応によって発生する粒子放射線によって、選択的に癌細胞を殺すという原理に基づく癌治療法(放射線療法)である。この治療法に用いられる中性子増感元素としてはホウ素(10B)、ガドリニウム(157Gd)等が考えられているが、現在はホウ素のみが用いられており、この場合特にホウ素中性子捕捉療法(ほうそちゅうせいしほそくりょうほう、英: Boron Neutron Capture Therapy、略称 BNCT)と呼ばれる。
- ^ ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の現状 (PDF) - 大阪府
- ^ 次世代DDS型悪性腫瘍治療システム研究開発事業 - NEDO:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
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- ^ 世界初の加速器B N C Tによる治験開始について (PDF) - ステラケミファ株式会社 / ステラファーマ株式会社 2012年9月6日
- ^ 世界初の加速器B N C T(ホウ素中性子捕捉療法)による治験開始について (PDF) - 住友重機械工業株式会社 2012年9月6日
- ^ “頭頸部がんで世界初の治験…京大など中性子治療”. ヨミドクター (読売新聞). (2014年4月21日). オリジナルの2014年8月2日時点におけるアーカイブ。 2020年1月25日閲覧。
- ^ “世界初 病院設置型加速器によるホウ素中性子捕捉療法システム(BNCT)を受注”. 住友重機械工業株式会社 (2013年3月4日). 2017年4月25日閲覧。
- ^ “南東北BNCT研究センターのご紹介”. 南東北BNCT研究センター. 2017年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月25日閲覧。
- ^ ステボロニン® を用いたBNCTの保険適用開始 – ステラファーマ株式会社
- ^ 加速器を用いたBNCT治療システムおよびBNCT線量計算プログラムの保険収載のお知らせ | お知らせ 2020年度 | 住友重機械工業株式会社
- ^ がん治療ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)用薬剤 ステボロニン® 新発売のお知らせ~世界初のBNCT用医薬品~、ステラファーマ、2020年5月19日
- ^ BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)について | 関西BNCT共同医療センター
- ^ 京都大学複合原子力科学研究所 粒子線腫瘍学研究センター
- ^ 南東北BNCT研究センター
- ^ 関西BNCT共同医療センター
- 1 中性子捕捉療法とは
- 2 中性子捕捉療法の概要
- 3 中性子源
- 4 適応
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