apple a16とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > apple a16の意味・解説 

Apple A16

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 03:29 UTC 版)

Apple A16 Bionic
生産時期 2022年9月8日から
設計者 Apple
生産者 TSMC
アーキテクチャ ARMv8.6-A
コア数 高性能コアEverest x2, 高効率コアSawtooth x4
コードネーム Crete
前世代プロセッサ Apple A15 Bionic
次世代プロセッサ Apple A17 Pro
トランジスタ 160億個
L2キャッシュ 16 MB (performance cores)
4 MB (efficient cores)
24 MB (system cache)
GPU Appleデザイン 5コアGPU: iPhone 14 Pro, iPhone 14 Pro Max, iPhone 15, iPhone 15 Plus
Appleデザイン 5コアGPU: iPad (A16)
テンプレートを表示

Apple A16 Bionicは、Appleが設計したAArch64ベースのSoCである。iPhone 14 ProiPhone 14 Pro MaxiPhone 15iPhone 15 Plusに搭載されている[1]

設計

A16では、2つの高性能コアEverestと4つの高効率コアSawtoothで構成される、Apple製の64ビット6コアCPUを搭載している[2]。iPad (A16)では5コアCPUが搭載されている[3]

iPhone 14 Proおよび14 Pro Maxに搭載されるA16は、Appleが設計した5コアGPUを搭載している。A16には、Appleが「新しい16コアのニューラルエンジン」と発表した、専用のニューラルネットワークハードウェアが搭載されている。このニューラルエンジンは、1秒間に17兆回の演算を行うことができ、A15より7%高速となった。また、A16には、写真1枚あたり最大4兆回の演算を行うコンピューテショナルフォトグラフィー能力を向上させる新しい画像信号処理プロセッサ(ISP)Secure Enclaveが搭載され、メモリ帯域が50%増えている[4]。iPad (A16)では4コアGPUが搭載されている[3]

搭載製品

参考文献

  1. ^ アップルが「iPhone 14 Pro Max」を発表、6.7インチの大画面”. ケータイWatch (2022年9月8日). 2022年9月8日閲覧。
  2. ^ A16 Bionic のダイ・ショットが公開され、A15 Bionicとの面積やその他の要素の違いが明らかに | TEXAL”. texal.jp (2022年9月24日). 2023年1月13日閲覧。
  3. ^ a b 株式会社インプレス (2025年3月5日). “A16プロセッサ搭載で5万8,800円からの「iPad」”. PC Watch. 2025年3月5日閲覧。
  4. ^ Apple、iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxを発表”. Apple Newsroom. 2022年9月8日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  apple a16のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「apple a16」の関連用語

apple a16のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



apple a16のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのApple A16 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS