Apple_M4_Maxとは? わかりやすく解説

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Apple M4 Max

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 15:46 UTC 版)

Apple M4 Max
生産時期 2024年10月30日から
設計者 Apple
生産者 TSMC
アーキテクチャ AArch64
命令セット ARMv9.2-A
コア数

16コア 高性能コア x12, 高効率コア x4 または

14コア 高性能コア x10, 高効率コア x4
前世代プロセッサ Apple M3 Max
GPU Apple独自設計 40コアまたは32コア
コプロセッサ Neural Engine
ブランド名 Appleシリコン
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Apple M4 Maxは、2024年10月30日に発表された、AppleがMac向けにARMアーキテクチャのライセンスを受けて設計したAppleシリコン SoCである。

TSMCの第2世代3nmプロセスで製造されている。

本SoCの下位版にあたるApple M4 Proとは、CPUとGPUのコア数およびメモリの帯域と容量で区別されている[1]

仕様

CPU

16コア(高性能コア x12, 高効率コア x4)メモリ帯域幅546GB/s、および14コア(高性能コア x10, 高効率コア x4)メモリ帯域幅410GB/sの構成が存在する[2]

GPU

40コア(もしくは32コア)のApple独自設計によるGPUにはハードウェア・アクセラレーテッド・レイトレーシングやハードウェア・アクセラレーテッド・メッシュ・シェーディング機能が搭載されている。

その他

16コアNeural EngineSecure EnclaveProResアクセラレータやHEVCエンコーダ、AV1デコーダなどの専用処理回路メディアエンジンを2器搭載しておりThunderbolt 5コントローラなども搭載されている[1]

M4 Maxチップはユニファイドメモリ構造であり、CPUやGPUといったチップ内すべてのコンポーネントがメモリアドレスを共有している。メモリには3チャンネルで合計410GB/sの36GB搭載モデルと4チャンネルで合計546GB/sの48GB(64GB, 128GB)搭載モデルがの2構成があり、LPDDR5X-8533 SDRAMが採用されている[2]

搭載モデル

Apple M4 Maxチップは、2024年10月に発表されたMacBook Pro、2025年3月に発表されたMac Studioに搭載されている[1][3]

関連する同世代SoC

脚注

  1. ^ a b c 新しいMacBook Pro、M4チップファミリーとApple Intelligenceを搭載”. Apple Newsroom (日本). 2024年11月1日閲覧。
  2. ^ a b MacBook Pro - 仕様”. Apple(日本). 2024年11月1日閲覧。
  3. ^ Apple、Mac史上最もパワフルな新しいMac Studioを発表”. Apple Newsroom (日本). 2025年3月5日閲覧。

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