アンチスキッド装置
タイヤの滑りを抑制する装置。ブレーキ油圧を制御するPバルブやGバルブといった部品や、TRC(トラクションコントロール)もこの一種といえるが、一般にはABS(アンチロックブレーキシステム)を指す。日本で最初に本格的なABSを採用したのは、ホンダ・プレリュード(1982年)だが、他メーカーもだいたい同じ時期に相次いで発表し、当時の呼び名はALB (アンチロックブレーキ)、4WAS (フォーホイールアンチスキッド)、ESC (エレクトロニックスキッドコントロール)、ASB (アンチスキッドブレーキ)など、スキッド(滑り)という呼称を使ったものもあったが、現在ではアンチブロックシステム、またはアンチロックブレーキシステムの意味からABSという呼び方に統ーされている。
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