エーアール‐コーティング【ARコーティング】
読み方:えーあーるこーてぃんぐ
《anti-reflective coating》⇒ARコート
ARコーティング
読み方:エーアールコーティング
ARコーティングとは、ノングレア処理の技術のひとつで、ディスプレイ表面に薄膜を作ることで光の干渉を引き起こし、反射光を低減させる技術のことである。
ARコーディングの基本的な仕組みとしては以下の通り。まず、CRTディスプレイにMgF2(フッ化マグネシウム)などの物質を真空蒸着し、透明な薄膜を形成させる。この時、屈折率が互いに異なるコーティングを使用することにより、可視光線の波長よりも1/4ほど薄う膜に外光が入射すると、膜の表面で反射する光と透過して奥側から反射する光に分かれ、それら2つの光が1/2波長のずれた逆位相となり、それぞれの光が打ち消しあって反射光が目立たなくなる。この結果として、ディスプレイ表面に光が映り込む現象を低減させることができる。
ディスプレイ: | CRT DVI ARコーティング ASV液晶 Apple Cinema Display AGピッチ アクティブマトリックス方式 |
反射防止膜
(anti-reflective coating から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 10:22 UTC 版)
反射防止膜(はんしゃぼうしまく)とは、レンズや他光学機器の表面反射を低減するため、表面に塗布するコーティングの種類である。
- 1 反射防止膜とは
- 2 反射防止膜の概要
- 3 応用
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